昨日は宮崎県立美術館で始まった「生誕100年記念 瑛九展」の開会式の様子をご紹介しましたが、亭主はせっかくの宮崎を愉しむ暇もなく、翌16日には早朝の便で羽田に戻り、そのまま高崎に向かいました。
ほんとうは宮崎でお訪ねしたい画廊さんやら、お客さまもいらしたのですが、やむにやまれぬ事情で失礼してしまいました。お詫びいたします。
TMO44表紙_600
亭主が母校高崎高校に入学したのはちょうど今から50年前でした。
その年に竣工したのがアントニン・レーモンド設計の群馬音楽センターでした。
今ではDOCOMOMO JAPAN 100選にも選ばれた名建築ですが、その舞台に高校一年生のときから立てた幸せをかみしめています。
今年も、高崎高校マンドリン・オーケストラ(TMO)の第44回定期演奏会が7月17日に開催されました。

44回TMO1数年前から部員激増のおかげで、第1部は現役生だけの舞台。揃いのTシャツでエレキやピアノを入れたりと、「少年時代」など若者らしい演奏を披露してくれました。

44回TMO2現役3年生今年は昨年に続いて全国高校ギター・マンドリンフェスティバルの県代表に選ばれ、全国大会に出場します。それを主導したのが、史上最強とOBたちが絶賛した現役3年生たち。
今月末の大阪の全国大会を最後に引退します。

44回TMO3現役全国大会には、2年生と3年生たちが久保田孝作曲「序曲第1番ハ短調」を演奏します。昨年から練習を重ねた成果に会場からは「ブラボー」の声もかかるほどの熱演でした。

44回TMO4最後はOBや賛助の方たちも加わり70名の合同演奏。恒例となった群馬交響楽団首席ヴァイオリン奏者・秋葉美果さんとの共演ではサン・サーンスの名曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」を演奏しました。

亭主の押し売りに負けて遠路東京からご来場いただいたSさん、Fさん、Wさん(皆さん仲良く奥様同伴でいらしてくれました)はじめ、たくさんのお客様に聞いていただくことができ、亭主は本望であります。
これで、亭主の今年の夏はオシマイ。さあ、稼がなくちゃ!!!
アントニン・レイモンド
アントニン・レーモンド「作品」
1957年  水彩・紙
21.0x27.5cm サインあり

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◆ときの忘れものは、2011年7月26日[火]―7月30日[土]「クレー、カンディンスキーと恩地孝四郎展」を開催します。
クレー、カンディンスキー、恩地展19世紀末から20世紀はじめにかけて巻き起こった新しい美術運動の中から生まれたクレー、カンディンスキーの版画作品と、それらの影響を受けながら日本で独自の抽象作品を制作した恩地孝四郎の作品、あわせて20点を出品します。

◆ときの忘れものは、2011年8月5日[金](プレス、招待客のみ)、6日[土]、7日[日]にウェスティンナゴヤキャッスル9Fで開催される「ART NAGOYA 2011」に出展します。
ときの忘れもののブースは908号室です。

◆ときの忘れものは、2011年8月8日[月]―8月15日[月]まで夏季休廊となります。夏休みをとるのは数年ぶりですので、営業日に関してどうぞお間違いのないようお願いいたします。

今月のWEB展は福田勝治展です。