30年前の今日、8月22日向田邦子さんが台湾で飛行機事故のため亡くなった。
亭主は天邪鬼で、賞をもらったり、ベストセラーになった本はそれだけの理由で読まない。
それで随分ソンをしている。所謂食わず嫌いというやつですね。
向田さんも鷺沢萠さんも生きてらっしゃるときは一冊も読まなかった。
今では、二人とも愛読書というか、鎮静剤みたいなもので、いつでも読めるように家のあちこちに(トイレにも)置いてある。
向田さんとは何の縁もない、ないがあの事故のときの新聞を読んで驚いた思い出がある。
一緒に亡くなった同行者をたまたま知っていたのである。
当時、原宿の同潤会アパート(今の表参道ヒルズ)の裏のIビルに事務所を構えていたXさんから事故の数ヶ月前に声がかかり、版画の商談をしかけていた。商談の結論は旅行から帰ってからとのことだったが、その旅行が向田さんたちとの台湾行だった。当然商談はつぶれた。
あれから30年・・・・ Xさん、そして向田さんのご冥福をお祈りします。
東京は雨模様ですが、「ル・コルビュジエ展」を開催中につき、ギャラリーは開廊しています。
昨日は、磯崎新先生のル・コルビュジエに関する2冊の本をご紹介しましたが、本日はル・コルビュジエの絵画・版画に関して紹介されている本、雑誌をご紹介しましょう。
ル・コルビュジエは生涯に約100点の版画を制作したといわれていますが、詳細は不明です。
これほどの人気があるのですから、カタログ・レゾネの刊行が待たれます。
『LE CORBUSIER THE GRAPHIC WORK』
2004年 Heidi Weber 発行
24.5x30.0cm 109ページ
*ル・コルビュジエの版画を全て網羅しているわけではありませんが、ファン必携のカタログです。
『CASA BRUTUS 2002年12月号』
2002年12月 マガジンハウス 発行
28.4x23.1cm 178ページ
『ユリイカvol20-15号』
1988年12月 青土社 発行
25.7x16.4cm 262ページ
『ル・コルビュジエ 建築とアートその創造の軌跡』
2007年 リミックスポイント 発行
28.2x22.4cm 358ページ
『知られざるル・コルビュジエ展』
1991年 大成建設株式会社 発行
25.2x24.0cm 126ページ
日本でル・コルビュジエのコレクションといえば先ず大成建設と森美術館。
このカタログは大成が所蔵する素描・水彩・コラージュなど190点を収載。
新宿にあったギャルリー・タイセイは横浜に移転してしまい、今は節電のため休館しているのが残念です。
『版画芸術No136号』
2007年6月 阿部出版 発行
27.0x21.0cm 174ページ
建築家の版画特集号で、ありがたいことにル・コルビュジエの他に、石山修武、磯崎新、ピラネージ、安藤忠雄、黒川紀章をとりあげています。
『美術手帖2007年6月号』
2007年6月 美術出版社 発行
21.0x14.5cm 273ページ
「ル・コルビュジエ展」出品作品からご紹介します。
ル・コルビュジエ
『組まれた手』
1964年
リトグラフ
91.0x72.6cm
Ed.150
自筆サインあり
ル・コルビュジエ
『トーテム』
1963年
リトグラフ
72.0x80.5cm
Ed.75
版上サインあり
ル・コルビュジエ
「飛ぶ一角獣」
1960年
リトグラフ
37.0x54.0cm
版上サインあり
ル・コルビュジエ
「ユニテ #4」
1965年
銅版
66.0x54.5cm
Ed.130
自筆サインあり
ル・コルビュジエ
『ユニテ #9』
1965年
銅版
66.0x54.5cm
Ed.130
自筆サインあり
ル・コルビュジエ Le Corbusier
「モデュロール」
1956年
リトグラフ
70.3×52.8cm
版上サインあり
ル・コルビュジエ Le Corbusier
「ユニテ #1」
1965年 銅版
31.5x42.0cm
Ed.30 版上サインあり
ル・コルビュジエ Le Corbusier
「母なる大地を離れて」
1963年
リトグラフ
73.0x50.0cm
版上サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは、2011年8月16日[火]―8月27日[土]「ル・コルビュジエ展」を開催しています(会期中無休)。
出品リストはホームページに掲載しました。
ご興味のある作品がありましたら、遠慮なくお問合せください。
亭主は天邪鬼で、賞をもらったり、ベストセラーになった本はそれだけの理由で読まない。
それで随分ソンをしている。所謂食わず嫌いというやつですね。
向田さんも鷺沢萠さんも生きてらっしゃるときは一冊も読まなかった。
今では、二人とも愛読書というか、鎮静剤みたいなもので、いつでも読めるように家のあちこちに(トイレにも)置いてある。
向田さんとは何の縁もない、ないがあの事故のときの新聞を読んで驚いた思い出がある。
一緒に亡くなった同行者をたまたま知っていたのである。
当時、原宿の同潤会アパート(今の表参道ヒルズ)の裏のIビルに事務所を構えていたXさんから事故の数ヶ月前に声がかかり、版画の商談をしかけていた。商談の結論は旅行から帰ってからとのことだったが、その旅行が向田さんたちとの台湾行だった。当然商談はつぶれた。
あれから30年・・・・ Xさん、そして向田さんのご冥福をお祈りします。
東京は雨模様ですが、「ル・コルビュジエ展」を開催中につき、ギャラリーは開廊しています。
昨日は、磯崎新先生のル・コルビュジエに関する2冊の本をご紹介しましたが、本日はル・コルビュジエの絵画・版画に関して紹介されている本、雑誌をご紹介しましょう。
ル・コルビュジエは生涯に約100点の版画を制作したといわれていますが、詳細は不明です。
これほどの人気があるのですから、カタログ・レゾネの刊行が待たれます。
『LE CORBUSIER THE GRAPHIC WORK』2004年 Heidi Weber 発行
24.5x30.0cm 109ページ
*ル・コルビュジエの版画を全て網羅しているわけではありませんが、ファン必携のカタログです。
『CASA BRUTUS 2002年12月号』2002年12月 マガジンハウス 発行
28.4x23.1cm 178ページ
『ユリイカvol20-15号』1988年12月 青土社 発行
25.7x16.4cm 262ページ
『ル・コルビュジエ 建築とアートその創造の軌跡』2007年 リミックスポイント 発行
28.2x22.4cm 358ページ
『知られざるル・コルビュジエ展』1991年 大成建設株式会社 発行
25.2x24.0cm 126ページ
日本でル・コルビュジエのコレクションといえば先ず大成建設と森美術館。
このカタログは大成が所蔵する素描・水彩・コラージュなど190点を収載。
新宿にあったギャルリー・タイセイは横浜に移転してしまい、今は節電のため休館しているのが残念です。
『版画芸術No136号』2007年6月 阿部出版 発行
27.0x21.0cm 174ページ
建築家の版画特集号で、ありがたいことにル・コルビュジエの他に、石山修武、磯崎新、ピラネージ、安藤忠雄、黒川紀章をとりあげています。
『美術手帖2007年6月号』2007年6月 美術出版社 発行
21.0x14.5cm 273ページ
「ル・コルビュジエ展」出品作品からご紹介します。
ル・コルビュジエ『組まれた手』
1964年
リトグラフ
91.0x72.6cm
Ed.150
自筆サインあり
ル・コルビュジエ『トーテム』
1963年
リトグラフ
72.0x80.5cm
Ed.75
版上サインあり
ル・コルビュジエ「飛ぶ一角獣」
1960年
リトグラフ
37.0x54.0cm
版上サインあり
ル・コルビュジエ「ユニテ #4」
1965年
銅版
66.0x54.5cm
Ed.130
自筆サインあり
ル・コルビュジエ『ユニテ #9』
1965年
銅版
66.0x54.5cm
Ed.130
自筆サインあり
ル・コルビュジエ Le Corbusier「モデュロール」
1956年
リトグラフ
70.3×52.8cm
版上サインあり
ル・コルビュジエ Le Corbusier「ユニテ #1」
1965年 銅版
31.5x42.0cm
Ed.30 版上サインあり
ル・コルビュジエ Le Corbusier「母なる大地を離れて」
1963年
リトグラフ
73.0x50.0cm
版上サインあり
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◆ときの忘れものは、2011年8月16日[火]―8月27日[土]「ル・コルビュジエ展」を開催しています(会期中無休)。
出品リストはホームページに掲載しました。ご興味のある作品がありましたら、遠慮なくお問合せください。
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