ときの忘れものは「KIAF2011」に出展のため、9月18日(日)~9月27日(火)まで休廊しています。

原茂さん、井桁裕子さん、植田実さんの三連発エッセイはいかがでしたでしょうか。
小林美香さんの新連載エッセイ「写真のバックストーリー」も始まりました。毎月10日と25日に掲載の予定ですが、今月はスタッフが韓国出張中ということもあり、次回は10月10日に更新しますのでご了承ください。

先日開催した「第21回瑛九展 46の光のかけら/フォトデッサン型紙」に関連して、浅野智子さんや、中川美香さんなど多彩なゲストによるエッセイも掲載しました。
亭主の駄文を少なくして、ブログのレベルアップ向上作戦は徐々に成果をあげつつあります。
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大竹昭子さんから「10月のお知らせ」が届いたのでご紹介します。

おとろえを見せない日中の暑さには辟易しますが、日が落ちてからの虫の音は、たしかに秋になったんだなと思わせます。
むかしの東京の人は虫の声を聴きに野山に出かけたようです。
山といっても高尾山ではなくて、上野の道灌山や麻布の野原なんですけど(西日暮里公園にはその虫聴きの絵のレリーフがあります)、
おなじ行楽でもそういう風流なものはまねしてみたい気がします。

毎月、お送りしているイベントの告知メールですが、月末のものはどうしても見逃しがちではないかでしょうか。
そこで今日は9月25日(来週の日曜日)におこなわれる第4回「ことばのポトラック」のご紹介からはじめます。
6人の女性詩人が書き下ろしの詩を朗読します。題して「女詩会」。
みなさん、いまごろ額に汗して書いていらっしゃることでしょう!
打ち合わせのときからとても盛り上がっていたので、当日が楽しみです。
タイトルにおじけずに、ぜひ男子の観客もご参集ください。

第5回「ことばのポトラック」は10月9日、東直子さんの企画で「声がつなつ短歌」と題して短歌の会をいたします。
短歌界の長老岡井隆さんから、早稲田大学の学生歌人まで、プロアマを問わず、幅広い年齢層が一堂に集まる前代未聞の短歌会!
もう7割方予約が埋まっていますので、参加ご希望の方はお急ぎサラヴァ東京にご予約ください。
web「ことばのポトラック
http://kotobanopotoluck.blogspot.com/

つぎは10月のカタリココのお知らせです。ゲストは写真家の畠山直哉さん。
10月1日から彼の写真展が東京都写真美術館でオープンしますが、まずオープン翌日の2日に美術館で畠山さんとトークをいたします。
これが導入の第1部。翌々日の4日に神保町ボヘミアンズ・ギルドでおこなわれるカタリココに、第2部が引き継がれます。
畠山さんとは立ち話でもつい長く話し込んでしまうほど話題がたくさんあるので、2回にわたってお話できる今回の機会はとても楽しみです。
webに詳しく書きましたのでご覧ください。
web「カタリココ
http://katarikoko.blog40.fc2.com/

大竹 昭子
カタリココ:http://katarikoko.blog40.fc2.com/
書評空間:http://booklog.kinokuniya.co.jp/ohtake/
レンズ通り午前零時:http://tokinowasuremono.com/
つぶやき: http://twitter.com/katarikoko/

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閑話休題
またまた亭主の公私混同、趣味の世界のご案内であります。
亭主の母校・高崎高校マンドリン・オーケストラ(TMO)の第44回定期演奏会が2011年7月17日に高崎の群馬音楽センターで開催されました。
一時は部員激減で廃部の危機に陥り、定期演奏会も2年間中断するという事態を乗り越え、近年は老兵たちも驚く現役部員の活躍で、昨年に続き今年も二年連続で、全国高校ギター・マンドリンフェスティバルの全国大会に群馬県代表として出場、優秀賞を受賞しました。
ユーチューブに先日の定期演奏会の様子がアップされたので、ご紹介させてください。
先ずは、現役2年生、3年生だけの演奏をお聞きください。
全国大会の舞台で演奏したマンドリンのオリジナル曲で、久保田孝作曲「序曲第一番ハ短調」。


高崎高校の音楽部には吹奏楽部と合唱部もあります。中学時代に音楽部に入っていた者はほとんどがそちらに入部します。
マンドリンなど手にしたこともなかった少年たちが僅か1~2年でこれだけの演奏ができるようになる、若さの持つ可能性が無限であることを彼等の演奏が伝えてくれます。
老兵たちにとっては、それが全国レベルでも「優秀賞」という評価をされたことが嬉しい。

続いて、OBと賛助出演の方を交えた合同演奏です。
曲は「天空の城ラピュタより メドレー Laputa Castle in The Sky -Medley」、編曲は高崎駅前のホテル長谷川の支配人、OBの長谷川芳幹君です。
数年前までは、演奏の主力はOBたちだったのですが、ここに来て遂に逆転。合同演奏でも現役生たちが中心になり、老兵たちは文字通り刺身のツマになりつつあります。


ご静聴ありがとうございました。