3年連続で出展したART NAGOYA 2013も盛況のうちに終了しました。
恒例の新澤のアートフェアレポートはいかがでしたか。
画廊は既に夏休みに入っており、8月19日(月)まで休廊です。
このブログは年中無休なので、執筆者の皆さんの協力を得ながら毎日更新しますのでご愛読ください。
名古屋から戻り、19日までが亭主と社長の実質的な夏休みですが、さてどこに行こうか。
全部は行けないでしょうが、亭主が注目している展覧会をいくつかご紹介しましょう。
◆「名曲茶房 あすなろと崔華國」


会期:2013年7月13日(土)~9月16日(月・祝日)
場所:群馬県立土屋文明記念文学館
休館日:火曜日 ※8月13日(火)は開館
いきなり郷土愛優先ですいません。
亭主は群馬県の山奥の中学校を卒業して、高崎高校に入学しました。
1961年のことです。
当時の高校生にとっては喫茶店なんて入れるところではなかった。せいぜい友人と公園の売店でコーヒー牛乳を買って飲むくらいが関の山、それだけで不良になった気分でした(笑)。
「あすなろ」は高校生が入ってもいい文化サロンでした。
その「あすなろ」がどうやら地元の大学によって復活したらしい。
因みに土屋文明先生はわが高崎高校の大先輩、亭主の高校時代。教師たちは前橋高校の萩原朔太郎に対抗して文明先生をひたすら賞賛し、間違っても「福田、中曽根(ともに大先輩であります)」の名は口にしなかった。
~~~~
◆「浮遊するデザイン 倉俣史朗とともに」


会期:2013年7月6日(土)~9月1日(日)
場所:埼玉県立近代美術館
休館日:火曜日 ※8月13日(火)は開館
倉俣ファンとしてはこれは見逃せません。
ときの忘れものの大事なコレクションに倉俣史朗のテーブルや鏡がありますが、先月のART OSAKAにもさりげない形で出品しました。
~~~~
◆この夏、信州で二つの清宮質文展が開催されています。


「清宮質文展~照沼コレクションを中心に」
会期:2013年7月4日(木)~9月2日(月)
場所:須坂版画美術館
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)
思いきり交通の便の悪い美術館ではありますが、数少ない版画専門館、温泉がてら行きたいものです。
そしてもう一つは、軽井沢で。


「清宮質文展~A氏コレクションを中心に」
会期:2013年7月19日(金)~10月1日(火)
場所:脇田美術館
旧軽井沢に建つ脇田和の個人美術館。亭主の好きな空間です。
ホームページを見ると英語だけでなく中国語、ハングルのページまであります。美術館も海外の人を視野に入れてきたんですね、とてもいいことです。
脇田美術館では同時に「脇田和展 心にひびく、鳥・花・子どもたちに風景」が開催されています。


◆生誕130年 高村光太郎展


会期=2013年6月29日~8月18日
場所=千葉市美術館
詩人・彫刻家として名高い光太郎ですが、その彫刻作品を実際に見る機会は意外とない。
誰でも知っているが、実物は・・・・ 近美の「手」と十和田湖の「乙女の像」くらいではないでしょうか。
なぜなら圧倒的にその数が少ないからです。
もともと寡作に加え、1945年4月13日の空襲で駒込林町のアトリエが全焼し、多くの作品が失われます。それを予期したお弟子さんたちが「作品だけでも」と疎開を勧めますが、光太郎は頑として頷かなかった。
ただ愛妻智恵子の紙絵(切り紙絵)だけは詩人・真壁仁や美術評論家・今泉篤男らによって直前に山形他に疎開し無傷で残ります。
いま残る光太郎の彫刻は数十点しかありません。個人蔵が多く、こういう回顧展でもないと見る機会がない、貴重な機会ですので、ぜひ行きたいですね。
恒例の新澤のアートフェアレポートはいかがでしたか。
画廊は既に夏休みに入っており、8月19日(月)まで休廊です。
このブログは年中無休なので、執筆者の皆さんの協力を得ながら毎日更新しますのでご愛読ください。
名古屋から戻り、19日までが亭主と社長の実質的な夏休みですが、さてどこに行こうか。
全部は行けないでしょうが、亭主が注目している展覧会をいくつかご紹介しましょう。
◆「名曲茶房 あすなろと崔華國」


会期:2013年7月13日(土)~9月16日(月・祝日)
場所:群馬県立土屋文明記念文学館
休館日:火曜日 ※8月13日(火)は開館
いきなり郷土愛優先ですいません。
亭主は群馬県の山奥の中学校を卒業して、高崎高校に入学しました。
1961年のことです。
当時の高校生にとっては喫茶店なんて入れるところではなかった。せいぜい友人と公園の売店でコーヒー牛乳を買って飲むくらいが関の山、それだけで不良になった気分でした(笑)。
「あすなろ」は高校生が入ってもいい文化サロンでした。
その「あすなろ」がどうやら地元の大学によって復活したらしい。
因みに土屋文明先生はわが高崎高校の大先輩、亭主の高校時代。教師たちは前橋高校の萩原朔太郎に対抗して文明先生をひたすら賞賛し、間違っても「福田、中曽根(ともに大先輩であります)」の名は口にしなかった。
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◆「浮遊するデザイン 倉俣史朗とともに」


会期:2013年7月6日(土)~9月1日(日)
場所:埼玉県立近代美術館
休館日:火曜日 ※8月13日(火)は開館
倉俣ファンとしてはこれは見逃せません。
ときの忘れものの大事なコレクションに倉俣史朗のテーブルや鏡がありますが、先月のART OSAKAにもさりげない形で出品しました。
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◆この夏、信州で二つの清宮質文展が開催されています。


「清宮質文展~照沼コレクションを中心に」
会期:2013年7月4日(木)~9月2日(月)
場所:須坂版画美術館
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)
思いきり交通の便の悪い美術館ではありますが、数少ない版画専門館、温泉がてら行きたいものです。
そしてもう一つは、軽井沢で。


「清宮質文展~A氏コレクションを中心に」
会期:2013年7月19日(金)~10月1日(火)
場所:脇田美術館
旧軽井沢に建つ脇田和の個人美術館。亭主の好きな空間です。
ホームページを見ると英語だけでなく中国語、ハングルのページまであります。美術館も海外の人を視野に入れてきたんですね、とてもいいことです。
脇田美術館では同時に「脇田和展 心にひびく、鳥・花・子どもたちに風景」が開催されています。


◆生誕130年 高村光太郎展


会期=2013年6月29日~8月18日
場所=千葉市美術館
詩人・彫刻家として名高い光太郎ですが、その彫刻作品を実際に見る機会は意外とない。
誰でも知っているが、実物は・・・・ 近美の「手」と十和田湖の「乙女の像」くらいではないでしょうか。
なぜなら圧倒的にその数が少ないからです。
もともと寡作に加え、1945年4月13日の空襲で駒込林町のアトリエが全焼し、多くの作品が失われます。それを予期したお弟子さんたちが「作品だけでも」と疎開を勧めますが、光太郎は頑として頷かなかった。
ただ愛妻智恵子の紙絵(切り紙絵)だけは詩人・真壁仁や美術評論家・今泉篤男らによって直前に山形他に疎開し無傷で残ります。
いま残る光太郎の彫刻は数十点しかありません。個人蔵が多く、こういう回顧展でもないと見る機会がない、貴重な機会ですので、ぜひ行きたいですね。
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