スタッフSの「ULTRA006」レポート

「ULTRA006」
会期=10月26日-10月29日
会場=スパイラル
皆様こんにちわ、スタッフSこと新澤でございます。
KIAF2013も何とか終わってからも何かとバタバタとし通しで、気付けば今年も画廊ではなくディレクター単位のアートフェア、ULTRAの季節がやってまいりました。ときの忘れものから参加するのは、今年ももちろん尾立麗子大先輩です。展示作家は秋葉シスイ、光嶋裕介、そして渡辺貴子の三作家八作品。去年と比べると作品数は少ないですが、サイズが大きいので隙間が目立つ、などということはありません。展示風景は以下の通り;

展示全体図
秋葉シスイ
《次の嵐を用意している》シリーズ
光嶋裕介
"Urban Landscape Fantasia #1"シリーズ
KIAF2013にも出展したシリーズの新作です。
渡辺貴子
左から"Untitled 16"と新作《遠いところⅠ》と《遠いところⅡ》
ディレクターとして今回の展示を企画した尾立麗子
初日に来場された作家の渡辺貴子さん。
新作の《遠いところⅡ》と一緒に一枚。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
今年は去年より作品数が少ないことが幸いし、当初の予定通りに朝の内に設営は完了できました。ちなみにこのイベント、通路に作品を展示しているので、外箱の類は全て画廊に持って帰らなければならないのですが、外は台風の影響で止む気配のない雨模様。荷物を全てエアパッキンで包み込み、台車に載せていざ画廊へ。案の定道路の段差に引っかかって空箱をぶちまけるというお約束が発生しましたが、エアパッキンのおかげで箱自体が傷むことはありませんでした。取りあえずこれが今回の(現時点での)ミスというかポカでございます。この記事が掲載される時点でまだ二日会期があるのですが、さてどうなるやら…
ここから下は毎度おなじみ新澤の独断と偏見による作品紹介でございます。
今年は去年よりも立体作品が多いようで、気がつくとカメラのメモリは立体作品しか入っていませんでした。
流石にこれは反省。ですが後悔はしていません。
各写真の上に表記してあるのは展示を企画したディレクター名(敬称略)と、所属するギャラリー名、写真右は作家名と作品タイトルです。
ディレクター:よしだたつや
ギャラリー :GALLERY 龍屋
細見博子
"peace"
ディレクター:金井衆平
ギャラリー :十一月画廊
トザキケイコ
《無言の神事》
ディレクター:古川ゆめの
ギャラリー :Gallery Jin Projects
足立篤史
《タイトル不明》
自分の写真だと分かりづらいですが、下の戦車もこの作品も、全て紙製です。
足立篤史
《タイトル不明》
ディレクター:山根篤史
ギャラリー :R&P GALLERY
いのとみか
《ドウヨウ》
いのとみか
《みみうち》
ディレクター:木塚多賀子
ギャラリー :Gallery 花影抄
金井麻央
"father"
金井麻央
《旅の途中》
ディレクター:大畠奈緒
ギャラリー :ギャラリーニイク
土田圭介
《まねする妖精「香る」》
土田圭介
《まねする妖精「春風」》
こちらの作品、とぼけたキャラクターのイラスト作品なのですが、よく見てみると、全て縦線とその濃淡のみで構成されています。
ディレクター:絹川大
ギャラリー :ルンパルンパ
任田教英
《アクシズ》
作品を見て「なんか見覚えが…」と感じ、タイトルを見てまさかと思いましたが、作家さんに聞いてみたら、本当に某国民的ロボットアニメに登場する衛星をモチーフにした作品。タイル張りのような立体感がありますが、特殊な方法を使ったアクリル画とのこと。
藤田有紀
《タイムマシンハウス》
《タイムマシンBOX 01》
《タイムマシンBOX 02》
《街をはこぶロボット》
ディレクター:光井聡
ギャラリー :ミツイアート
坪島悠貴
左:《虚(うつせ)》 右:”Prototype”
ディレクター:大和克己
ギャラリー :Katsumi Yamato Gallery
長崎美希
《3D掛け軸鯉》
先日来廊された彫刻家の葉栗剛先生のお弟子さんの作品。
一つの木のブロックから全体を削りだしているとのこと。
ディレクター:石水美冬
ギャラリー :SNOW Contemporary
金理有
《タイトル不明》
先日韓国でお会いした金さんの作品。
他者の見える外側と、決して外からは見えない内側を表現するために、瞳には穴が空いており、その内は空洞になっているそうです。
ディレクター:塩野秀樹
ギャラリー :Gallery Seek
公庄直樹
《シロフクロウ》
ディレクター:岡本大介
ギャラリー :The Hive Gallery & Studios LLC
ネイサン・カートライト
"The Rainbow Thieves" 《虹泥棒》
アメリカからの参加作品にして、個人的な今回の一押し作品。
ファンタジー、漫画調、細かい、そして写真では分かりませんが、なんと動く!自分が気に入らない理由がないです。
見る度に新しい発見がある、アメリカ生まれながらスルメのように長く楽しめる作品です。



このブログ記事が掲載されるのは28日ですが、本日を含め後二日、ULTRA006のオクトーバーサイドは29日(火)まで開催しております。入場料などもございませんので、お近くまでお出かけの方もどうぞお気軽にお立ち寄りください。
(後半のノヴェンバーサイドのレポートはコチラ)
(しんざわ ゆう)

「ULTRA006」
会期=10月26日-10月29日
会場=スパイラル
皆様こんにちわ、スタッフSこと新澤でございます。
KIAF2013も何とか終わってからも何かとバタバタとし通しで、気付けば今年も画廊ではなくディレクター単位のアートフェア、ULTRAの季節がやってまいりました。ときの忘れものから参加するのは、今年ももちろん尾立麗子大先輩です。展示作家は秋葉シスイ、光嶋裕介、そして渡辺貴子の三作家八作品。去年と比べると作品数は少ないですが、サイズが大きいので隙間が目立つ、などということはありません。展示風景は以下の通り;

展示全体図
秋葉シスイ《次の嵐を用意している》シリーズ
光嶋裕介"Urban Landscape Fantasia #1"シリーズ
KIAF2013にも出展したシリーズの新作です。
渡辺貴子左から"Untitled 16"と新作《遠いところⅠ》と《遠いところⅡ》
ディレクターとして今回の展示を企画した尾立麗子
初日に来場された作家の渡辺貴子さん。新作の《遠いところⅡ》と一緒に一枚。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
今年は去年より作品数が少ないことが幸いし、当初の予定通りに朝の内に設営は完了できました。ちなみにこのイベント、通路に作品を展示しているので、外箱の類は全て画廊に持って帰らなければならないのですが、外は台風の影響で止む気配のない雨模様。荷物を全てエアパッキンで包み込み、台車に載せていざ画廊へ。案の定道路の段差に引っかかって空箱をぶちまけるというお約束が発生しましたが、エアパッキンのおかげで箱自体が傷むことはありませんでした。取りあえずこれが今回の(現時点での)ミスというかポカでございます。この記事が掲載される時点でまだ二日会期があるのですが、さてどうなるやら…
ここから下は毎度おなじみ新澤の独断と偏見による作品紹介でございます。
今年は去年よりも立体作品が多いようで、気がつくとカメラのメモリは立体作品しか入っていませんでした。
流石にこれは反省。ですが後悔はしていません。
各写真の上に表記してあるのは展示を企画したディレクター名(敬称略)と、所属するギャラリー名、写真右は作家名と作品タイトルです。
ディレクター:よしだたつや
ギャラリー :GALLERY 龍屋
細見博子"peace"
ディレクター:金井衆平
ギャラリー :十一月画廊
トザキケイコ《無言の神事》
ディレクター:古川ゆめの
ギャラリー :Gallery Jin Projects
足立篤史《タイトル不明》
自分の写真だと分かりづらいですが、下の戦車もこの作品も、全て紙製です。
足立篤史《タイトル不明》
ディレクター:山根篤史
ギャラリー :R&P GALLERY
いのとみか《ドウヨウ》
いのとみか《みみうち》
ディレクター:木塚多賀子
ギャラリー :Gallery 花影抄
金井麻央"father"
金井麻央《旅の途中》
ディレクター:大畠奈緒
ギャラリー :ギャラリーニイク
土田圭介《まねする妖精「香る」》
土田圭介《まねする妖精「春風」》
こちらの作品、とぼけたキャラクターのイラスト作品なのですが、よく見てみると、全て縦線とその濃淡のみで構成されています。ディレクター:絹川大
ギャラリー :ルンパルンパ
任田教英《アクシズ》
作品を見て「なんか見覚えが…」と感じ、タイトルを見てまさかと思いましたが、作家さんに聞いてみたら、本当に某国民的ロボットアニメに登場する衛星をモチーフにした作品。タイル張りのような立体感がありますが、特殊な方法を使ったアクリル画とのこと。
藤田有紀《タイムマシンハウス》
《タイムマシンBOX 01》
《タイムマシンBOX 02》
《街をはこぶロボット》
ディレクター:光井聡
ギャラリー :ミツイアート
坪島悠貴左:《虚(うつせ)》 右:”Prototype”
ディレクター:大和克己
ギャラリー :Katsumi Yamato Gallery
長崎美希《3D掛け軸鯉》
先日来廊された彫刻家の葉栗剛先生のお弟子さんの作品。
一つの木のブロックから全体を削りだしているとのこと。ディレクター:石水美冬
ギャラリー :SNOW Contemporary
金理有《タイトル不明》
先日韓国でお会いした金さんの作品。
他者の見える外側と、決して外からは見えない内側を表現するために、瞳には穴が空いており、その内は空洞になっているそうです。
ディレクター:塩野秀樹
ギャラリー :Gallery Seek
公庄直樹《シロフクロウ》
ディレクター:岡本大介
ギャラリー :The Hive Gallery & Studios LLC
ネイサン・カートライト"The Rainbow Thieves" 《虹泥棒》
アメリカからの参加作品にして、個人的な今回の一押し作品。
ファンタジー、漫画調、細かい、そして写真では分かりませんが、なんと動く!自分が気に入らない理由がないです。
見る度に新しい発見がある、アメリカ生まれながらスルメのように長く楽しめる作品です。



このブログ記事が掲載されるのは28日ですが、本日を含め後二日、ULTRA006のオクトーバーサイドは29日(火)まで開催しております。入場料などもございませんので、お近くまでお出かけの方もどうぞお気軽にお立ち寄りください。
(後半のノヴェンバーサイドのレポートはコチラ)
(しんざわ ゆう)
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