本日2月28日(金)18時より、ジョナス・メカスさんの新作映画「幸せな人生からの拾遺集」の特別上映会を開催しますが、既に定員に達し満席ですので、受付は終了しました。
4月にあらためて上映の機会をつくりたいと思いますので、あしからずご了承ください。

さて、六本木の森美術館で開催中の「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」については先日のブログでもご案内しました。700点におよぶ初期から晩年までのウォーホルの作品と資料を包括的に紹介する、国内史上最大規模の回顧展です。
ウォーホルが遺した影響は、アート、デザイン、写真、音楽など、さまざまなクリエイションの分野に及び、今でも私たちの暮らしの中で輝きを放っています。
これにあわせ、雑誌『Casa BRUTUS』2014年3月号ではウォーホルの大特集が組まれました。
コレクターへのインタビューをはじめ、ウォーホルの人生、作品の紹介、日本との関係など包括的に取り上げられています。

その中で、ときの忘れもの亭主もインタビューに答えています。
1983年ウォーホルに新作版画「KIKU」を依頼したときのエピソードや、同年に開催した栃木県大谷石採掘場跡での「巨大地下空間とウォーホル展」のことなど、日本でのブーム再来のきっかけともなった企画について話しています。
どうぞお手にとってご覧いただければ幸いです。

ブルータス201403雑誌『Casa BRUTUS』2014年3月号
完全保存版アンディ・ウォーホル特集
2014年
マガジンハウス 発行
208ページ


ブルータス201403中ときの忘れもの亭主の記事



●今年4月に開催予定の「わが友ウォーホル」展に向けて、ウォーホル語録の連載を開始します。
1988年に渋谷パルコや高島屋で開催された『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録に収録されているウォーホルの言葉の数々“ウォーホル語録”を順次ご紹介していきます。

「ぼくには思い出というものがない。ぼくには昨日のことがちっとも思い出せないので、毎日が新しい日だ。毎瞬間が人生のはじまりみたいだ。そのときそのときを覚えておこうとしてはみるが、できたためしがない。だからぼくはテープレコーダーと結婚したんだ。だからぼくはテープレコーダーみたいなアタマを持った人を探しもとめて、一緒にいようとする。ぼくのアタマは消去ボタンだけついたテープレコーダーみたいだ。
アンディ・ウォーホル」

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ときの忘れものでは、ウォーホル語録が随所に散りばめられた本カタログを販売しています。
アンディ・ウォーホル『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録
1988年
日本アドヴィザー
デザイン:北澤敏彦
30.0x30.0cm
56ページ
図版:114点収録
価格:3,150円(税込)※送料別途250円

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warhol_05_kiku-2アンディ・ウォーホル
「KIKU 2」
1983年
シルクスクリーン
50.0x66.0cm
Ed.300
サインあり
刷り師:石田了一

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