ときの忘れものでは今日から「百瀬恒彦写真展―無色有情」を開催します。

DM画像600「百瀬恒彦写真展―無色有情」
会期=2014年4月2日[水]―4月11日[土] 
12:00-19:00
※会期中無休

企画=荒川陽子(アラカワアートオフィス)


百瀬恒彦は、1947年長野県に生まれ、武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業。在学中から現在に至るまで世界各地を旅行し、風景でありながら人間、生活に重きを置いた写真を撮り続けています。
これまでにマザー・テレサなど各界著名人の肖像写真や「刺青」をテーマに撮り、和紙にモノクロプリントして日本画の顔料で着彩した作品を制作するなど、独自の写真表現の世界を追及、展開してまいりました。

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今回発表するのは、1990年に百瀬がモロッコを旅し、城壁の街フェズで撮ったモノクロ写真約30点の作品です。
出品リストはホームページに掲載しました。
※価格リストをご希望の方は、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申込ください。
E-mail. info@tokinowasuremono.com

文筆家の鳥取絹子さんに一年にわたり連載していただいたエッセイ「百瀬恒彦の百夜一夜」も合わせてお読みください。

●ポートフォリオを制作しました
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百瀬恒彦ポートフォリオ
『無色有情』

限定12部(1/12~12/12)
・たとう箱入オリジナルプリント10点組
・各作品に限定番号と作家直筆サイン入り
テキスト:谷川俊太郎/百瀬恒彦
技法:ゼラチンシルバープリント
用紙:バライタ紙
撮影:1990年
シートサイズ:203×254mm(六つ切り)


●お知らせ
4月4日(金)18時より百瀬恒彦さんと森友嵐士さんによるギャラリートークは定員に達したため受付を締め切りました。
トーク終了後の19時から百瀬さんを囲んでレセプションを開催しますが、こちらはどなたでも参加できますので、皆さんお誘い合わせのうえご来廊ください(18時~19時までは予約者以外の方はご入場できませんのでご注意ください)。

百瀬恒彦 Tsunehiko MOMOSE(1947-)
1947年長野県生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒。在学中から、数年間にわたってヨーロッパや中近東、アメリカ大陸を旅行。卒業後、フリーランスの写真家として個人で世界各地を旅行、風景より人間、生活に重きを置いた写真を撮り続ける。1991年・東京「青山フォト・ギャラリー」にて、写真展『無色有情』を開催。モロッコの古都フェズの人間像をモノクロで撮った写真展 。タイトルの『無色有情』は、一緒にモロッコを旅した詩人・谷川俊太郎氏がつける。1993年・紀伊国屋書店より詩・写真集『子どもの肖像』出版(共著・谷川俊太郎)。
作品として、モノクロのプリントで独創的な世界を追及、「和紙」にモノクロプリントする作品作りに取り組む。この頃のテーマとして「入れ墨」を数年がかりで撮影。1994年11月・フランス、パリ「ギャラリー・クキ」にて、写真展『TATOUAGES-PORTRAITS』を開催。入れ墨のモノクロ写真を和紙にプリント、日本画の技法で着色。1995年2月、インド・カルカッタでマザー・テレサを撮影。以降国内外を問わず多数の写真展を開催。

●出品作品を順次ご紹介します。
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ポートフォリオ『無色有情』より 1

1990(Printed in 2013)
ゼラチンシルバープリント、バライタ紙
20.3×25.4cm
サインあり

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ポートフォリオ『無色有情』より 9

1990(Printed in 2013)
ゼラチンシルバープリント、バライタ紙
20.3×25.4cm
サインあり

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本日のウォーホル語録

<キャッシュ。持ってないと、とにかくハッピーじゃない。持ったらすぐに使わないと気がすまない。それですぐに、バカげた物を買うのだ。チェックはお金じゃない。
―アンディ・ウォーホル>


ときの忘れものでは4月19日~5月6日の会期で「わが友ウォーホル」展を開催しますが、それに向けて、1988年に全国を巡回した『ポップ・アートの神話 アンディ・ウォーホル展』図録から“ウォーホル語録”をご紹介して行きます。
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