<私は日頃心掛けている相手の立場に合わせて発言するという精神科医としての立場を封印しようと思う。自分の主義主張を貫いて言いたいことを言うことにする。私は同時に美術コレクターでもあるが、そこでは徹底して個人的な立場に立ってコレクションを創り上げた。この連載はこの個人的な立場を貫いて物申すつもりである。言わば私の一匹狼宣言となる。>
(高橋龍太郎「一匹狼宣言」より)

2016年5月
アートフェア東京にて
関根伸夫の作品をはさんで高橋龍太郎さん(右)と亭主。
アートフェア東京に来場した高橋さんがスマホで私どものブースをパチパチ撮って「僕のWEBの連載でこの写真使っていい?」とおっしゃるので、もちろん快諾。
高橋コレクションで知られる高橋龍太郎さんが、「FORZA STYLE」というサイトで「一匹狼宣言」という連載を持っているのですが、その第8回「誰がアートの味方なのだろうか ―冷たいアートと熱いアート―」がアップされたので、ぜひお読みください。
<今回は、コンテンポラリーアート側にパワーがあまり感じられなかった。そのなかでも少し発見があったのはストリートアート系の作家たちが何人かいて、なかなか魅力的だったこと。特にTENGAoneの作品は目立っていた。一方銀座系の画廊側にはパワーがかんじられたこと。勿論、もの派、具体、井上有一のオールドパワーのおかげなので、新作者の力によるものではないのだが、それに匹敵するパワーをコンテンポラリーアーチストに求めるのは無理なのだろうか。最近若い世代の描く力に強度を感じない淋しさが残った。>
(高橋龍太郎「一匹狼宣言」より)
文中にいくつか写真が掲載されていますが、「関根伸夫のオブジェに映る東京アートフェア」とキャプションのついた画面のスマホをかざしているのが高橋さん、右側に写っているタコ坊主が亭主です。
後ろの壁面は松本竣介の素描作品です。
ときの忘れものは「銀座系の画廊」とは思いませんが(笑)、今年の「アートフェア東京2016」には関根伸夫以外はすべて物故作家で出品したので、確かに「オールドパワー」ではありました。
関根伸夫と「もの派」の国際的な評価については、コチラをお読みください。
関根伸夫
《大地の点》
1982年
ステンレス・レリーフ
35.0x31.5x2.0cm
Ed.30 Signed
*現代版画センターのエディション
高橋さんが鏡にしたのがこのオブジェです。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
私たちが「アートフェア東京2016」に出品した関根伸夫作品についてはコチラをご覧ください。

■高橋龍太郎
精神科医、医療法人社団こころの会理事長。 1946年生まれ。東邦大学医学部卒、慶応大学精神神経科入局。国際協力事業団の医療専門家としてのペルー派遣、都立荏原病院勤務などを経て、1990年東京蒲田に、タカハシクリニックを開設。 専攻は社会精神医学。デイ・ケア、訪問看護を中心に地域精神医療に取り組むとともに、15年以上ニッポン放送のテレフォン人生相談の回答者をつとめるなど、心理相談、ビジネスマンのメンタルヘルス・ケアにも力を入れている。現代美術のコレクターでもあり、所蔵作品は2000点以上にもおよぶ。
(高橋龍太郎「一匹狼宣言」より)

2016年5月
アートフェア東京にて
関根伸夫の作品をはさんで高橋龍太郎さん(右)と亭主。
アートフェア東京に来場した高橋さんがスマホで私どものブースをパチパチ撮って「僕のWEBの連載でこの写真使っていい?」とおっしゃるので、もちろん快諾。
高橋コレクションで知られる高橋龍太郎さんが、「FORZA STYLE」というサイトで「一匹狼宣言」という連載を持っているのですが、その第8回「誰がアートの味方なのだろうか ―冷たいアートと熱いアート―」がアップされたので、ぜひお読みください。
<今回は、コンテンポラリーアート側にパワーがあまり感じられなかった。そのなかでも少し発見があったのはストリートアート系の作家たちが何人かいて、なかなか魅力的だったこと。特にTENGAoneの作品は目立っていた。一方銀座系の画廊側にはパワーがかんじられたこと。勿論、もの派、具体、井上有一のオールドパワーのおかげなので、新作者の力によるものではないのだが、それに匹敵するパワーをコンテンポラリーアーチストに求めるのは無理なのだろうか。最近若い世代の描く力に強度を感じない淋しさが残った。>
(高橋龍太郎「一匹狼宣言」より)
文中にいくつか写真が掲載されていますが、「関根伸夫のオブジェに映る東京アートフェア」とキャプションのついた画面のスマホをかざしているのが高橋さん、右側に写っているタコ坊主が亭主です。
後ろの壁面は松本竣介の素描作品です。
ときの忘れものは「銀座系の画廊」とは思いませんが(笑)、今年の「アートフェア東京2016」には関根伸夫以外はすべて物故作家で出品したので、確かに「オールドパワー」ではありました。
関根伸夫と「もの派」の国際的な評価については、コチラをお読みください。
関根伸夫《大地の点》
1982年
ステンレス・レリーフ
35.0x31.5x2.0cm
Ed.30 Signed
*現代版画センターのエディション
高橋さんが鏡にしたのがこのオブジェです。
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ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
私たちが「アートフェア東京2016」に出品した関根伸夫作品についてはコチラをご覧ください。

■高橋龍太郎
精神科医、医療法人社団こころの会理事長。 1946年生まれ。東邦大学医学部卒、慶応大学精神神経科入局。国際協力事業団の医療専門家としてのペルー派遣、都立荏原病院勤務などを経て、1990年東京蒲田に、タカハシクリニックを開設。 専攻は社会精神医学。デイ・ケア、訪問看護を中心に地域精神医療に取り組むとともに、15年以上ニッポン放送のテレフォン人生相談の回答者をつとめるなど、心理相談、ビジネスマンのメンタルヘルス・ケアにも力を入れている。現代美術のコレクターでもあり、所蔵作品は2000点以上にもおよぶ。
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