11月22日から始まった東京国立近代美術館の<瑛九 1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす>展は遂に最終日を迎えました。
瑛九=命の亭主としては、あの会場は瑛九記念室にして永久に保存して欲しい。


「瑛九1935-1937 闇の中で『レアル』をさがす」
会期:2016年11月22日[火]~2017年2月12日[日]
会場:東京国立近代美術館 2Fギャラリー4
主催:東京国立近代美術館
雪のちらつく先日、竹橋に行ってきました。
レール 瑛九
雪がふる
胸の中を赤い雪がふる
ガラスがこわれて そこに心ぞうがとまる
ふるへてゐる部屋
トウフやのラッパに少年のリンゴのほほがはずむ。
母。
風はたえずレールの上を流れる
(1936年3月9日山田光春宛書簡より)
今回の展覧会は山田光春旧蔵の作品を中心にデビュー前後の瑛九作品が展示されています。
画廊コレクションにも同じ時代の作品があります。

瑛九「作品」
1937年 鉛筆・吹き付け
イメージサイズ:25.5x21.5cm
シートサイズ:28.5x25.0cm
サイン・年記あり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
今回、ときの忘れものは皆さんが少しでも竹橋に足を運んでいただけたらと、連日●本日の瑛九情報! を発信してきました。
最終回の●本日の瑛九情報!は、瑛九の生前最後の個展の案内状です。

「瑛九油絵展」案内状
会期:1960年2月23日~28日
会場:銀座・兜屋画廊

個展案内状の裏に印刷された瑛九のメッセージ
(クリックしてください、拡大します)
既に病篤く浦和中央病院に入院中だった瑛九は展示にも立ち会えず、初日の翌日には東京神田の同和病院に転院、3月10日朝、48歳の生涯を閉じました。
会期中、兜屋画廊には盟友オノサト・トシノブが桐生から毎日電車で通い店番をしました。
瑛九の死去から僅か49日後の4月28日、今泉篤男率いる国立近代美術館は急遽瑛九回顧の展示を敢行しました。

「四人の作家」展目録
会期:1960年4月28日―6月5日
国立近代美術館
出展作家:菱田春草、瑛九、上阪雅人、高村光太郎
*没後直後のドキュメントをお読みください。
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二ヶ月以上にわたり、瑛九情報をお読みいただき、ありがとうございました。
ときの忘れものはこれからも瑛九の紹介に微力をつくしたいと思います。
瑛九=命の亭主としては、あの会場は瑛九記念室にして永久に保存して欲しい。


「瑛九1935-1937 闇の中で『レアル』をさがす」
会期:2016年11月22日[火]~2017年2月12日[日]
会場:東京国立近代美術館 2Fギャラリー4
主催:東京国立近代美術館
雪のちらつく先日、竹橋に行ってきました。
レール 瑛九
雪がふる
胸の中を赤い雪がふる
ガラスがこわれて そこに心ぞうがとまる
ふるへてゐる部屋
トウフやのラッパに少年のリンゴのほほがはずむ。
母。
風はたえずレールの上を流れる
(1936年3月9日山田光春宛書簡より)
今回の展覧会は山田光春旧蔵の作品を中心にデビュー前後の瑛九作品が展示されています。
画廊コレクションにも同じ時代の作品があります。

瑛九「作品」
1937年 鉛筆・吹き付け
イメージサイズ:25.5x21.5cm
シートサイズ:28.5x25.0cm
サイン・年記あり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
今回、ときの忘れものは皆さんが少しでも竹橋に足を運んでいただけたらと、連日●本日の瑛九情報! を発信してきました。
最終回の●本日の瑛九情報!は、瑛九の生前最後の個展の案内状です。

「瑛九油絵展」案内状
会期:1960年2月23日~28日
会場:銀座・兜屋画廊

個展案内状の裏に印刷された瑛九のメッセージ
(クリックしてください、拡大します)
既に病篤く浦和中央病院に入院中だった瑛九は展示にも立ち会えず、初日の翌日には東京神田の同和病院に転院、3月10日朝、48歳の生涯を閉じました。
会期中、兜屋画廊には盟友オノサト・トシノブが桐生から毎日電車で通い店番をしました。
瑛九の死去から僅か49日後の4月28日、今泉篤男率いる国立近代美術館は急遽瑛九回顧の展示を敢行しました。

「四人の作家」展目録
会期:1960年4月28日―6月5日
国立近代美術館
出展作家:菱田春草、瑛九、上阪雅人、高村光太郎
*没後直後のドキュメントをお読みください。
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二ヶ月以上にわたり、瑛九情報をお読みいただき、ありがとうございました。
ときの忘れものはこれからも瑛九の紹介に微力をつくしたいと思います。
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