かねてから細江英公先生は「記念写真」の重要性を力説されていますが、なかでも今回ご紹介するのは極め付きの記念写真です。

細江英公《1970年3月30日》
1970年 ゼラチンシルバープリント
23.6×29.5cm サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
この年(1970年)、細江先生は東北を舞台に舞踏家の土方巽を撮った『鎌鼬』で芸術選奨文部大臣賞を受賞されました。
細江先生は、ん十万だったかの賞金をはたいて土方巽はじめ関係者を招いて赤坂プリンスホテルのレストランでお礼の宴を開きます。
そのときの記念写真です。
写っているのは11人。凄いメンバーです。
細江先生の指示で、全員あらぬ方を見ていますが、ただひとり瀧口修造だけは指示に逆らって(というか無視して)カメラのレンズを見つめています。
後列左から、加藤郁乎、横尾忠則、高橋睦郎、田中一光、川仁宏、種村季弘
前列左から、澁澤龍彦、土方巽、瀧口修造、細江英公、三好豊一郎
撮影場所は赤坂プリンスホテル旧館の中庭ですが、建物は李氏朝鮮最後の王世子(皇太子)である李垠(い・うん 1897-1970)の東京邸だったもので、戦後西武の堤康次郎が買取りホテルにしたもの。
1928年竣工のこの建物は、隣の新館(丹下健三設計、1983年)が解体されてしまったのに対して今も瀟洒な佇まいを見せています。

因みに左の写真は一昨10月31日の夕刻、ときの忘れものでの細江英公写真展オープニングの記念写真。細江先生の指示で(さすがに直ぐに撮影場所を決めるなんて凄いです)二階から三階への階段に上れるだけ上がっていただいた皆さんの記念写真。シャッターを押したのは拙いスタッフでして、上掲の1970年3月30日の記念写真とはくらぶべくもありませんが・・・
でも皆さんの笑顔がいいですね。
ただいま開催中の細江英公写真展から各シリーズの紹介を順次行います。
~~~~~~~
毎月2日は堀尾貞治先生の「ドローイング集 あたりまえのこと」を順次紹介しています。
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.7』
堀尾貞治
「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「10 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「15 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「19 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「26 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「25 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「29 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「27 Jan 2014」
2014
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「20 Jul 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治
「27 Nov 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.1』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.4』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.5』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.6』
■堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。
◆ときの忘れものは「細江英公写真展」を開催しています。
会期=2017年10月31日[火]―11月25日[土]

●書籍のご案内
『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録
2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別)*送料250円
●中村美奈子さんが瀧口修造にオマージュした文鎮を制作しました。
こげ茶、赤、緑、オレンジの4色あります。
一個:大5,500円 小5,000円(税別)
二個組:10,000円(税別)
三個組:14,000円(税別)
紙ケース付、送料は一律500円(何個でも)。
瀧口ファンならずとも手元に置きたくなるような色彩豊かな佳品です。特別頒布中ですのでどうぞご注文ください。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。


細江英公《1970年3月30日》
1970年 ゼラチンシルバープリント
23.6×29.5cm サインあり
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この年(1970年)、細江先生は東北を舞台に舞踏家の土方巽を撮った『鎌鼬』で芸術選奨文部大臣賞を受賞されました。
細江先生は、ん十万だったかの賞金をはたいて土方巽はじめ関係者を招いて赤坂プリンスホテルのレストランでお礼の宴を開きます。
そのときの記念写真です。
写っているのは11人。凄いメンバーです。
細江先生の指示で、全員あらぬ方を見ていますが、ただひとり瀧口修造だけは指示に逆らって(というか無視して)カメラのレンズを見つめています。
後列左から、加藤郁乎、横尾忠則、高橋睦郎、田中一光、川仁宏、種村季弘
前列左から、澁澤龍彦、土方巽、瀧口修造、細江英公、三好豊一郎
撮影場所は赤坂プリンスホテル旧館の中庭ですが、建物は李氏朝鮮最後の王世子(皇太子)である李垠(い・うん 1897-1970)の東京邸だったもので、戦後西武の堤康次郎が買取りホテルにしたもの。
1928年竣工のこの建物は、隣の新館(丹下健三設計、1983年)が解体されてしまったのに対して今も瀟洒な佇まいを見せています。

因みに左の写真は一昨10月31日の夕刻、ときの忘れものでの細江英公写真展オープニングの記念写真。細江先生の指示で(さすがに直ぐに撮影場所を決めるなんて凄いです)二階から三階への階段に上れるだけ上がっていただいた皆さんの記念写真。シャッターを押したのは拙いスタッフでして、上掲の1970年3月30日の記念写真とはくらぶべくもありませんが・・・
でも皆さんの笑顔がいいですね。
ただいま開催中の細江英公写真展から各シリーズの紹介を順次行います。
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毎月2日は堀尾貞治先生の「ドローイング集 あたりまえのこと」を順次紹介しています。
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.7』
堀尾貞治「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「10 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「15 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「19 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「26 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「25 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「29 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「27 Jan 2014」
2014
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「20 Jul 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
堀尾貞治「27 Nov 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed
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●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.4』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.5』
●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.6』
■堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。
◆ときの忘れものは「細江英公写真展」を開催しています。
会期=2017年10月31日[火]―11月25日[土]

●書籍のご案内
『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別)*送料250円
●中村美奈子さんが瀧口修造にオマージュした文鎮を制作しました。
こげ茶、赤、緑、オレンジの4色あります。一個:大5,500円 小5,000円(税別)
二個組:10,000円(税別)
三個組:14,000円(税別)
紙ケース付、送料は一律500円(何個でも)。
瀧口ファンならずとも手元に置きたくなるような色彩豊かな佳品です。特別頒布中ですのでどうぞご注文ください。
●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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