新連載・柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」
第2回 アーティスト・ブックとの出会い
「Sol LeWitt Six geometric figures and all their double combinations」という本があります。サイズは約16×21センチ、表紙・裏表紙も含め全20ページ、中綴じなので、本というよりも冊子といった感じです。タイトルを直訳すると、「6つの図形の内の2つの組み合わせの全て」となりますが、内容はまさにその通りです。表紙をめくると、横線で埋められた長方形の上に、縦線で埋められた円と正方形が描かれています。ページを進めると、今度は長方形の上に円と三角形、次は円と長方形といった具合に続いていきます。6つの図形(円、三角形、正方形、長方形、台形、平行四辺形)の内の2つを選ぶ組み合わせ、計15通りが各ページに印刷され、最終ページには出版元や出版年などが記されています。表紙とこの奥付以外には、文章は一切ありません。
1980年に発行されたこの本は、ミニマル・アートの第一人者、ソル・ルウィットの手によるものですが、アーティスト・ブックの典型的な一冊とされています。
ソル・ルウィット、「Sol LeWitt Six geometric figures and all their double combinations」(本文参照)の表紙と内部ページ。

ローレンス・ウィナーの最初のアーティスト・ブック、「STATEMENTS(1968)」の表紙と内部ページ。表紙には価格($1.95)が印刷されている。

アートの本の中には、画集やカタログ、解説書に加えてアーティスト・ブックなるものがあります。簡単に言うならば、「アーティストが作品として創った本」ということになるでしょう。1960年代から、先鋭的なアートの世界で見受けられるようになってきたものです。
それ以前にも、単なる作品集の枠をこえ、画家、彫刻家、版画家たち深く係わった本は作られていました。しかしその大半は、詩や小説といった文学作品を挿画や版画で飾った豪華本、あるいは、一人の作家あるいは複数の作家の版画作品を一冊にまとめものなどです。つまり、アーティストの完結した創作物、版画や複製画、時には肉筆画といった「作品」を収めた本が中心だったと思われます。
ではアーティスト・ブックは、どこが違うのか? 「作品としての本」とは何なのか? これに対してはっきりと説明するのは簡単ではありません。決められた規定があるわけでもないし、また、アートに関連する多くの枠組み同様、アーティスト・ブックの概念も常に変化しているからです。多くに共通する特色としては、普通の印刷技法が使われ、装幀デザインや製本などはシンプルにまとめられている点があります。あくまで、印刷された内容が重要なのです。それを端的に示すもう1冊紹介させて貰いたいと思います。
コンセプチュアル・アートの第一人者で、今年の年頭にも東京で展覧会が開かれたローレンス・ウィナーの「10 Works」です。1971年の制作で、判型は17×11センチ、88ページで厚さ6ミリ程度の小型本です。タイトル通り10の作品を収録したものですが、作品といっても文章というかフレーズだけで構成されたものです。
ローレンス・ウィナー、「10 WORKS」(本文参照)の表紙と内部ページ。


例えば
in and out
out and in
and in and out
and out and in
という、意味はあるが、特に何かを伝えるわけでもない短文が一ずつ印刷されたページが4ページで一つの作品となっています。このような作品が10作、英語とフランス語で印刷されているの本なのですが、凝った活字が使われているわけでもなく、レイアウトもシンプルで、デザイン的にアーティスティックと思わせる要素は一切含まれていません。ヴィジュアルではなく、言葉自体が作品なわけです。
最初に紹介したソル・ルウィットも、また、このウィナーも、メインの仕事はギャラリーや美術館の壁面を使って展開される「絵画」や「ドローイング」です。しかし、本の形式を使い、ページをめくる毎に展開していく作品は、二人の表現に適してるのは確かです。二人が共に数十冊のアーティスト・ブックを手がけて来ているのはその証でしょう。
ジョセフ・コススのアーティスト・ブック、「FUNCTION(1970)」の表紙と内部ページ。

アルテ・ポーボラを代表する作家、マリオ・メルツのアーティスト・ブック、「Fibounacci 1202 / Mario Merz 1970(1970)」の表紙と内部ページ。

アーティスト・ブックを多く手がけた作家としては、他にもアメリカのポップ系ペインターのエドワード・ルシェ、歩く行為自体も作品とした、イギリスのランド・アート系の作家、リチャード・ロングやハミッシュ・フルトン、やはりイギリスを代表する現代美術作家で、自らを生きている彫刻と称する、ギルバート・アンド・ジョージなどが挙げられます。
これらの作家の「本」に関しては、別の回で紹介させていただくことにし、ここでは少し、アーティスト・ブックに関しての個人的な記憶を辿っていきたいと思います。
私が、アーティスト・ブックというジャンルの存在を知ったのは、雑誌からでした。
美術出版社が発行していた大判の月刊誌、みづゑの1975年5月号が「本=アートワーク」という特集を組んだのでした。
みづゑ、1975年5月号の表紙と「本=アートワーク」の特集ページ


中原佑介氏の概論、「アートワークとしての本」と「カタログ」で構成され、約50ページが使われています。概論では、本を新しいメディアとしても捉えて解説するとともに、その先駆として20世紀初頭の様々なアヴァンギャルド雑誌などが紹介されています。
一方の「カタログ」は、「本=アートワーク」をかなり広義に解釈していたようです。河原温の記録のファイル「私は読んだ」「私は行った」「私は会った」や高松次郎の「ザ・ストーリー」といった印刷された本ではない作品、ストックホルム美術館のアンディ・ウォーホル展などの展覧会カタログ、さらには、マーシャル・マクルーハン他の「ゲリラ・テレビジョン」、当時、注目を集めていた「ホール・アース・カタログ」などの一般出版物までもが含まれています。
といっても、アーティスト・ブックを本格的に紹介した特集であることには違いありません。ジョセフ・コススの「ファンクション」、ギルバート・アンド・ジョージの「鉛筆で紙に描いた作品」、エドワード・ルシェの「ロサンゼルスのアパート」などが選ばれています。もちろん、ソル・ルウィットの作品は、「直線の基本4種」が峯村敏明氏の解説で、またウィナーの作品は、「陳述」が松澤宥氏の解説で紹介されています。
この特集号を手にした頃に、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートについてどれだけ知っていたかは思い出せませんが、新しいモノ好きには、アーティスト・ブックは魅力たっぷりでした。しかし、西武美術館のショップ、アールヴィヴァンや、銀座のイエナ書店・近藤書店に問い合わせましたが、みずゑの「カタログ」で紹介されていた本は見つかりませんでした。
ちなみに、その頃、1冊のアーティスト・ブックが、テレビで紹介され、多分通販も行われたことを覚えています。連載の一回目でもふれた、峯村敏明氏が出演した現代美術を紹介する番組、「アートリポート」でギルバート・アンド・ジョージのインタビューが流され、さらに二人のアーティスト・ブック「ダークシャドウ(あるいはサイド・バイ・サイド?)」が紹介されました。40年近くも前のテレビ番組の内容を覚えている理由は、かなり高価だったため、入手できなかったからだと思います。(本にしろ、作品にしろ、手に入れることができなかったものほど、記憶には残るものです・・・。)
ギルバート・アンド・ジョージ、「Dark Shadow (1974)」(本文参照)の表紙と内部ページ

さて、私が少しずつですがアーティスト・ブックの収集をスタートできたのは、別の雑誌のおかげでした。殆ど読むこともできないのに、無理をして買っていたアメリカの美術雑誌、アートフォーラム誌上で、ソル・ルウィットやウィナーのアーティスト・ブックが価格と共にリストされた広告見つけたのでした。ニューヨークのプリンテッド・マターズ書店のものでした。早速に注文をと思っても、Eメールはもとより、ファックスもなく、また通販でのクレジットカード決済も普及していなかった時代です。手紙を手動のタイプライターで打ち、郵便局で国際郵便為替をつくって郵送するというプロセスでした。
待ちわびた荷物は数週間後に届きましたが、その中には、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの最も重要なアーティスト・ブック、「ゼロックス・ブック」も含まれていました・・・次回はこの本に関して、そしてプリンテッド・マターズ書店やニューヨークの美術書店に関して、続けさせて頂こうと思います。
(やなぎ まさひこ)
■柳正彦 Masahiko YANAGI
東京都出身。大学卒業後、1981年よりニューヨーク在住。ニュー・スクール・フォー・ソシアル・リサーチ大学院修士課程終了。在学中より、美術・デザイン関係誌への執筆、展覧会企画、コーディネートを行う。1980年代中頃から、クリストとジャンヌ=クロードのスタッフとして「アンブレラ」「包まれたライヒスターク」「ゲート」「オーバー・ザ・リバー」「マスタバ」の準備、実現に深くかかわっている。また二人の日本での展覧会、講演会のコーディネート、メディア対応の窓口も勤めている。
2016年秋、水戸芸術館で開催された「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91」も柳さんがスタッフとして尽力されました。
●群馬県高崎市のレーモンド建築ツアーを開催します。
日時:2018年6月23日(土)13時高崎駅集合
1952年竣工の旧井上房一郎邸
画像は高崎市役所ホームページより。
1961年竣工の群馬音楽センター、1991年開館の高崎市美術館を見学し、明治14年(1881年)創業の魚仲で会食懇談します。
講師:熊倉浩靖、塚越潤(高崎市美術館館長)
※詳細は「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してメールにてお問い合わせください。
◆柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は毎月20日の更新です。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

第2回 アーティスト・ブックとの出会い
「Sol LeWitt Six geometric figures and all their double combinations」という本があります。サイズは約16×21センチ、表紙・裏表紙も含め全20ページ、中綴じなので、本というよりも冊子といった感じです。タイトルを直訳すると、「6つの図形の内の2つの組み合わせの全て」となりますが、内容はまさにその通りです。表紙をめくると、横線で埋められた長方形の上に、縦線で埋められた円と正方形が描かれています。ページを進めると、今度は長方形の上に円と三角形、次は円と長方形といった具合に続いていきます。6つの図形(円、三角形、正方形、長方形、台形、平行四辺形)の内の2つを選ぶ組み合わせ、計15通りが各ページに印刷され、最終ページには出版元や出版年などが記されています。表紙とこの奥付以外には、文章は一切ありません。
1980年に発行されたこの本は、ミニマル・アートの第一人者、ソル・ルウィットの手によるものですが、アーティスト・ブックの典型的な一冊とされています。
ソル・ルウィット、「Sol LeWitt Six geometric figures and all their double combinations」(本文参照)の表紙と内部ページ。
ローレンス・ウィナーの最初のアーティスト・ブック、「STATEMENTS(1968)」の表紙と内部ページ。表紙には価格($1.95)が印刷されている。
アートの本の中には、画集やカタログ、解説書に加えてアーティスト・ブックなるものがあります。簡単に言うならば、「アーティストが作品として創った本」ということになるでしょう。1960年代から、先鋭的なアートの世界で見受けられるようになってきたものです。
それ以前にも、単なる作品集の枠をこえ、画家、彫刻家、版画家たち深く係わった本は作られていました。しかしその大半は、詩や小説といった文学作品を挿画や版画で飾った豪華本、あるいは、一人の作家あるいは複数の作家の版画作品を一冊にまとめものなどです。つまり、アーティストの完結した創作物、版画や複製画、時には肉筆画といった「作品」を収めた本が中心だったと思われます。
ではアーティスト・ブックは、どこが違うのか? 「作品としての本」とは何なのか? これに対してはっきりと説明するのは簡単ではありません。決められた規定があるわけでもないし、また、アートに関連する多くの枠組み同様、アーティスト・ブックの概念も常に変化しているからです。多くに共通する特色としては、普通の印刷技法が使われ、装幀デザインや製本などはシンプルにまとめられている点があります。あくまで、印刷された内容が重要なのです。それを端的に示すもう1冊紹介させて貰いたいと思います。
コンセプチュアル・アートの第一人者で、今年の年頭にも東京で展覧会が開かれたローレンス・ウィナーの「10 Works」です。1971年の制作で、判型は17×11センチ、88ページで厚さ6ミリ程度の小型本です。タイトル通り10の作品を収録したものですが、作品といっても文章というかフレーズだけで構成されたものです。
ローレンス・ウィナー、「10 WORKS」(本文参照)の表紙と内部ページ。

例えば
in and out
out and in
and in and out
and out and in
という、意味はあるが、特に何かを伝えるわけでもない短文が一ずつ印刷されたページが4ページで一つの作品となっています。このような作品が10作、英語とフランス語で印刷されているの本なのですが、凝った活字が使われているわけでもなく、レイアウトもシンプルで、デザイン的にアーティスティックと思わせる要素は一切含まれていません。ヴィジュアルではなく、言葉自体が作品なわけです。
最初に紹介したソル・ルウィットも、また、このウィナーも、メインの仕事はギャラリーや美術館の壁面を使って展開される「絵画」や「ドローイング」です。しかし、本の形式を使い、ページをめくる毎に展開していく作品は、二人の表現に適してるのは確かです。二人が共に数十冊のアーティスト・ブックを手がけて来ているのはその証でしょう。
ジョセフ・コススのアーティスト・ブック、「FUNCTION(1970)」の表紙と内部ページ。
アルテ・ポーボラを代表する作家、マリオ・メルツのアーティスト・ブック、「Fibounacci 1202 / Mario Merz 1970(1970)」の表紙と内部ページ。
アーティスト・ブックを多く手がけた作家としては、他にもアメリカのポップ系ペインターのエドワード・ルシェ、歩く行為自体も作品とした、イギリスのランド・アート系の作家、リチャード・ロングやハミッシュ・フルトン、やはりイギリスを代表する現代美術作家で、自らを生きている彫刻と称する、ギルバート・アンド・ジョージなどが挙げられます。
これらの作家の「本」に関しては、別の回で紹介させていただくことにし、ここでは少し、アーティスト・ブックに関しての個人的な記憶を辿っていきたいと思います。
私が、アーティスト・ブックというジャンルの存在を知ったのは、雑誌からでした。
美術出版社が発行していた大判の月刊誌、みづゑの1975年5月号が「本=アートワーク」という特集を組んだのでした。
みづゑ、1975年5月号の表紙と「本=アートワーク」の特集ページ

中原佑介氏の概論、「アートワークとしての本」と「カタログ」で構成され、約50ページが使われています。概論では、本を新しいメディアとしても捉えて解説するとともに、その先駆として20世紀初頭の様々なアヴァンギャルド雑誌などが紹介されています。
一方の「カタログ」は、「本=アートワーク」をかなり広義に解釈していたようです。河原温の記録のファイル「私は読んだ」「私は行った」「私は会った」や高松次郎の「ザ・ストーリー」といった印刷された本ではない作品、ストックホルム美術館のアンディ・ウォーホル展などの展覧会カタログ、さらには、マーシャル・マクルーハン他の「ゲリラ・テレビジョン」、当時、注目を集めていた「ホール・アース・カタログ」などの一般出版物までもが含まれています。
といっても、アーティスト・ブックを本格的に紹介した特集であることには違いありません。ジョセフ・コススの「ファンクション」、ギルバート・アンド・ジョージの「鉛筆で紙に描いた作品」、エドワード・ルシェの「ロサンゼルスのアパート」などが選ばれています。もちろん、ソル・ルウィットの作品は、「直線の基本4種」が峯村敏明氏の解説で、またウィナーの作品は、「陳述」が松澤宥氏の解説で紹介されています。
この特集号を手にした頃に、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートについてどれだけ知っていたかは思い出せませんが、新しいモノ好きには、アーティスト・ブックは魅力たっぷりでした。しかし、西武美術館のショップ、アールヴィヴァンや、銀座のイエナ書店・近藤書店に問い合わせましたが、みずゑの「カタログ」で紹介されていた本は見つかりませんでした。
ちなみに、その頃、1冊のアーティスト・ブックが、テレビで紹介され、多分通販も行われたことを覚えています。連載の一回目でもふれた、峯村敏明氏が出演した現代美術を紹介する番組、「アートリポート」でギルバート・アンド・ジョージのインタビューが流され、さらに二人のアーティスト・ブック「ダークシャドウ(あるいはサイド・バイ・サイド?)」が紹介されました。40年近くも前のテレビ番組の内容を覚えている理由は、かなり高価だったため、入手できなかったからだと思います。(本にしろ、作品にしろ、手に入れることができなかったものほど、記憶には残るものです・・・。)
ギルバート・アンド・ジョージ、「Dark Shadow (1974)」(本文参照)の表紙と内部ページ
さて、私が少しずつですがアーティスト・ブックの収集をスタートできたのは、別の雑誌のおかげでした。殆ど読むこともできないのに、無理をして買っていたアメリカの美術雑誌、アートフォーラム誌上で、ソル・ルウィットやウィナーのアーティスト・ブックが価格と共にリストされた広告見つけたのでした。ニューヨークのプリンテッド・マターズ書店のものでした。早速に注文をと思っても、Eメールはもとより、ファックスもなく、また通販でのクレジットカード決済も普及していなかった時代です。手紙を手動のタイプライターで打ち、郵便局で国際郵便為替をつくって郵送するというプロセスでした。
待ちわびた荷物は数週間後に届きましたが、その中には、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの最も重要なアーティスト・ブック、「ゼロックス・ブック」も含まれていました・・・次回はこの本に関して、そしてプリンテッド・マターズ書店やニューヨークの美術書店に関して、続けさせて頂こうと思います。
(やなぎ まさひこ)
■柳正彦 Masahiko YANAGI
東京都出身。大学卒業後、1981年よりニューヨーク在住。ニュー・スクール・フォー・ソシアル・リサーチ大学院修士課程終了。在学中より、美術・デザイン関係誌への執筆、展覧会企画、コーディネートを行う。1980年代中頃から、クリストとジャンヌ=クロードのスタッフとして「アンブレラ」「包まれたライヒスターク」「ゲート」「オーバー・ザ・リバー」「マスタバ」の準備、実現に深くかかわっている。また二人の日本での展覧会、講演会のコーディネート、メディア対応の窓口も勤めている。
2016年秋、水戸芸術館で開催された「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91」も柳さんがスタッフとして尽力されました。
●群馬県高崎市のレーモンド建築ツアーを開催します。
日時:2018年6月23日(土)13時高崎駅集合
1952年竣工の旧井上房一郎邸画像は高崎市役所ホームページより。
1961年竣工の群馬音楽センター、1991年開館の高崎市美術館を見学し、明治14年(1881年)創業の魚仲で会食懇談します。
講師:熊倉浩靖、塚越潤(高崎市美術館館長)
※詳細は「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してメールにてお問い合わせください。
◆柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は毎月20日の更新です。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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