クリストとジャンヌ=クロードの最新作「ロンドンのマスタバ」訪問報告会のご案内

柳 正彦


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クリストとジャンヌ=クロードの最新作、「ロンドンのマスタバ」が現在、ロンドンのハイドバーク内、サーペンタイン・レイク(湖)に「展示」されています。(6月18日~9月23日)
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これは、7506個のドラム缶を積み上げた、高さ20メートルの巨大な彫刻作品で、湖の水面に浮いています。
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主に「包む」など、布を使ったプロジェクトで知られる二人ですが、ドラム缶を積み上げる作品も1960年前後から多数制作してきています。その最新作が「ロンドンのマスタバ」で、屋外のドラム缶作品としては最大規模のものになります。

「柳正彦ーロンドン、マスタバ報告会」
日時:2018年7月12日(木)18時
会場:ときの忘れもの(駒込)
地図:https://goo.gl/maps/VezVggChfaR2
参加費:1,000円
要予約:必ず「件名」「お名前」「住所」を明記の上、メールにてご連絡ください。
E-mail. info@tokinowasuremono.com

DSCN6373報告会では、日差しと共にその色彩が変化し続ける巨大彫刻を多数の写真で紹介すると同時に、クリストとジャンヌ=クロードのドラム缶を使った作品の流れ、水との係わりなどについて話させていただきます。さらに現在計画中の「アブダビのマスタバ」についてもふれる予定です。ぜひご参加ください。
(右端が柳さん)

やなぎまさひこ
■柳正彦 Masahiko YANAGI
東京都出身。大学卒業後、1981年よりニューヨーク在住。ニュー・スクール・フォー・ソシアル・リサーチ大学院修士課程終了。在学中より、美術・デザイン関係誌への執筆、展覧会企画、コーディネートを行う。1980年代中頃から、クリストとジャンヌ=クロードのスタッフとして「アンブレラ」「包まれたライヒスターク」「ゲート」「オーバー・ザ・リバー」「マスタバ」の準備、実現に深くかかわっている。また二人の日本での展覧会、講演会のコーディネート、メディア対応の窓口も勤めている。2016年秋、水戸芸術館で開催された「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91」も柳さんがスタッフとして尽力されました。