難波田龍起のコレクションで有名な故・寺田小太郎さんの追悼展が初台で開催されています。
20050714寺田小太郎

「生誕100年記念 難波田龍起展」のオープニングにて
右から二人目が寺田小太郎さん、その左が難波田龍起先生の三男武男さん
2005年07月14日

コレクター頌 寺田小太郎氏を偲んで
会期:2019年4月20日(土)~ 年6月23日(日)
会場:東京オペラシティアートギャラリー
同時開催:「トム・サックス ティーセレモニー」展
出品:相笠昌義、荒木高子、有元利夫、有元容子、麻田浩、智内兄助、鄭相和、榎倉康二、藤野一友、舟越桂舟越保武長谷川潔、稗田一穂、保田井智之、磯見輝夫、加納光於、川口起美雄、小泉淳作、小嶋悠司、近藤弘明、李禹煥、松谷武判、中路融人、難波田史男難波田龍起、西田俊英、野又穫、野中ユリ、落田洋子、小川待子、岡田伊登子、奥山民枝、大野俊明、大竹伸朗、小作青史、郭仁植、清宮質文、白髮一雄、鈴木治、瀧口修造、内田あぐり、内間安王星、尹亨根

東京オペラシティアートギャラリーが収蔵する寺田コレクションは、東京オペラシティビルの共同事業者の一員である寺田小太郎氏(1927-2018)の蒐集、寄贈によるものです。東京オペラシティ街区の地権者の一人であった寺田氏は1991年、新国立劇場建設をはじめとする官民一体の再開発事業に参加し、街区内の美術館創設に協力するため、収蔵すべき作品の蒐集に努めたのです。
コレクションは、難波田龍起・史男父子の作品約600点をはじめ、戦後日本を中心とする絵画、彫刻、陶芸、版画、写真等およそ3,700点に及んでおり、日本の戦後美術の広い範囲をカバーする包括性を備えており、同時に寺田氏の個の視点に裏打ちされたユニークさも大きな特徴となっています。寺田氏の蒐集活動は「日本的なるもの」とは何か、またそれ以前の「人間とは何か」という問いを根底に置いており、そこには若き日に敗戦を迎え、その後の価値観の転換やさまざまな世相、社会の変転のなかで、たえず時流と距離を置きつづけた寺田氏自身の生き方、そして旺盛な好奇心と躍動する批判精神が色濃く反映しているのです。
本展は2018年11月に逝去した寺田氏を偲んで、コレクションの中核をなす作品を紹介します(以下略)。(同展HPより)

寺田コレクションの中核は難波田龍起作品です。
難波田先生の葬儀で弔辞をよまれたのが寺田小太郎さんでした。
本展には、難波田龍起作品(生の記録3 等11点)と 難波田史男作品(松明を捧げる少年 等13点)が展示されています。
コレクター頌寺田小太郎
寺田小太郎追悼展リスト1
寺田小太郎追悼展リスト2
寺田小太郎追悼展リスト3

●本日のお勧め作品は、難波田龍起難波田史男です。
nambata_09_tudou難波田龍起 Tatsuoki NAMBATA
《つどう人々》
1978年
エッチング
13.0×16.0cm
Ed.75 Signed
※レゾネNo.79
※現代版画センターエディション

600難波田龍起
「円と直線の構成」
1956年
クレヨン、紙
41.5×29.0cm
Signed

難波田龍起_夕暮_水彩_難波田龍起
「夕暮」
1989年
水彩、インク
24.8x33.4cm
Signed
裏にタイトルと年記あり

難波田史男_野と空_水彩_難波田史男
「野と空」
1971年
水彩、インク
27.0x38.1cm
Signed

難波田史男_門_水彩_難波田史男
「門」
1972年
水彩、インク
26.9x38.0cm
Signed

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●『一日だけの須賀敦子展 in MORIOKA第一画廊
会期:2019年6月29日[土]
会場:岩手県盛岡市・MORIOKA第一画廊・舷

●『DEAR JONAS MEKAS 僕たちのすきなジョナス・メカス
会期:2019年5月11日(土)~6月13日(木)
会場:東京白金・OUR FAVOURITE SHOP 内 OFS gallery

●『倉俣史朗 小展示
会期:2019年5月25日(土)~6月9日(日)
会場:大阪・Nii Fine Arts

本日(日曜)と明日(月曜)は休廊です。

◆ときの忘れものはART OSAKA 2019に出展します。
artosaka19プレビュー:7月5日[金]14時~20時
一般公開:7月6日[土]11時~20時
     7月7日[日]11時~19時
会場:ホテルグランヴィア大阪 26階
JR大阪駅直結
Tel. 06-6344-1235(代表)
ときの忘れものブースナンバー: 6019
公式サイト:https://www.artosaka.jp/jp/
出品作家:ジョナス・メカス植田正治中村潤

●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。