本日12月28日は『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』刊行記念展の最終日であり、2019年の営業も終了します。
一年間のご愛顧をスタッフ一同、心より御礼申し上げます。
明日12月29日(日)から新春2020年1月6日(月)まで冬季休廊いたします。
スタッフ全員、恙無く駒込で迎えた三度目の年末ですが、その前の2016年大晦日のブログを読んでも駒込のコの字もありません。
寝耳に水、急転直下、青山から追い出されたのはそれから僅か半年後のことでした。
まさかの駒込移転でしたが、この年末 twitter で驚愕のニュースが入ってきました。
<駒込は、ギャラリー・ときの忘れもののおかげで身近に感じる駅になった。美味しい立食い蕎麦屋さんも見つけたし!→山手線「降りたことがない駅」トップは駒込
(20191217/シブヤメグミさんの twitter より)>
いや驚きました。事前に知っていたらきっと青山 → 駒込という選択肢はなかったでしょうね。
*以下「乗りものニュース」からの引用です。
「乗りものニュース」では2019年12月10日(火)から11日(水)にかけて、JR山手線で降りたことのある駅に関するアンケートを実施。1176人から回答が集まりました。
「JR山手線29駅のうち、これまであなたが降りたことのない(改札の外に出たことのない)駅はどれですか?」と質問しました(複数回答)。ただし今回は、ほかの鉄道やバス、タクシーなどへの乗り換えは「降りた」に含まないこととしています。
結果、「降りたことがない」が最も多かった駅は駒込で58.8%、2番目は田端で僅差の58.4%でした。以下、目白54.2%、鶯谷52.0%、西日暮里48.7%、大塚41.9%、巣鴨40.6%、新大久保38.6%、大崎36.2%、田町33.0%と続きます。
逆に「降りたことがない」が少なかった駅は、東京がトップで1.2%。続いて新宿1.5%、上野2.0%、秋葉原3.2%、渋谷3.4%、池袋3.7%、品川4.6%、新橋6.5%、有楽町9.3%、浜松町10.7%でした。
「JR山手線29駅のうち、最も影が薄いと思う駅はどれですか?」と質問したところ、鶯谷が22.7%でトップに。次いで、駒込18.7%、目白15.3%、田端11.2%、大塚9.8%、西日暮里8.2%、田町4.1%、新大久保1.7%、大崎1.6%、巣鴨1.1%という結果です。
(中略)
ちなみに、2位の駒込駅について寄せられているコメントは、次のようなものです。
・旨い飲食店がないから(45~49歳、男性)
・ターミナル駅でもなく歓楽街でもなくホテル街でもなく特色がないから(35~39歳、女性)
・どの辺りにあるのかわかりません(65~69歳、男性)
・一応南北線への乗り換え駅なんだろうけど、それを忘れるくらいだから(50~54歳、男性)
・エッジが効いてない(40~44歳、男性)
・駒込というと駅というよりピペットが思い浮かぶから(45~49歳、男性)
●アンケート実施概要
・調査期間:2019年12月10日(火)20時ごろから12月11日(水)20時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:1176
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
う~む、偏見に満ちてるなあ(笑)
駒込はJR山手線全29駅の中で「降りたことがない駅」第一位、「影が薄い駅」第二位!
知らない方がこのアンケートだけ見たら「ときの忘れもの」はなんという辺鄙な場所に引っ越したんだろうと思うでしょう。
事実、社長は60数年の生涯で一度も駒込には降りたことがなかったし、亭主も半世紀前に一度降りたことがあるのみでした。スタッフたちも同じようなものでしょう。
シブヤメグミさんに感謝しなければなりませんが、聞くと見るとは大違い。
・安くて旨い飲食店がたくさんあります。亭主と社長はほぼ毎日夜は外食ですが、2年経っても新規発見の美味しい店があり飽きません。外からの客が来なくてもこれだけ名店が多いのは地元の豊かさによるのでしょう。名店率では都内随一かも知れません。
・歓楽街もなく、ホテル街もありませんが、都内屈指の高級住宅街(戦前の大和郷)です。駅前には和風庭園として名高い六義園があり、東洋文庫は広大な敷地にミュージアム、カフェ、緑豊かな庭を備えた贅沢な空間です。BOOKS青いカバはいまや都内でも注目の古本屋さんです。古墳跡ともいわれる駒込富士神社、八百屋お七で有名な吉祥寺など神社やお寺がときの忘れものの周囲に30はあるでしょうか。静かで穏やかな町並みは画廊にとっては最適な環境です。
・交通の便がいい。山手線でいうと東京駅から20分、上野駅から10分、池袋駅から6分、新宿駅から16分、全て乗り換えなし。地下鉄南北線がまた便利で、目黒駅から赤羽岩淵駅まで都内地下鉄網とあちこちで繋がっています。本郷通り、不忍通りを縦横に走るバス網も便利です。
二年半前に越してきたばかりの新参者の私たちですが、30年近くいた青山がすっかり遠くなりました。
地霊という言葉があります。
この年末、上掲のシブヤメグミさんの twitter によって、私たちがいかに面白い場所に導かれてきたかを知ることができましたが、つい先日、さらに驚くべき事実が判明しました。
少し調べてから発表しますので、どうぞご期待ください。
本日は19時まで営業しています。
お正月の美術館の招待券などいくつか用意してありますのでぜひお出かけください。
-------------------------------------------------
◎昨日読まれたブログ(archive)/2016年08月09日|黒川紀章の青山ベルコモンズ消滅
-------------------------------------------------
◆『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』刊行記念展は本日最終日です。
会期:2019年11月29日[金]―12月28日[土] *日・月・祝日休廊

・出品番号12『コラージュ』
難波田龍起(作品) 1994年 コラージュ
29.0×20.0cm Signed
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものは、今までにない美術本を作りました。
書名は『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』。
近現代絵画史に大きな足跡を残した画家、その生涯にわたる作品139点に解説を付し、
「見て読む鑑賞」を提案します。解説文は難波田龍起研究の第一人者小林俊介氏が執筆。
画家が生前自選した作品群が初めて明らかになります。
『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』
四六判 上製 2巻構成 ケース入
作品篇 経文折り 作品図版カラー139面仕上げ
解説篇 総200頁 各作品解説平均400字 作品の詳細データを付す
発行 2019年9月30日
著者 小林俊介
編集 三上豊
デザイン 大串幸子
発行 綿貫令子
発行元 ときの忘れもの/(有)ワタヌキ
●年末年始ご案内
ときの忘れものの年内営業は12月28日(土)まで。2019年12月29日(日)~2020年1月6日(月)までは冬季休廊いたします。
ブログは年中無休、毎日更新しますのでお楽しみください。
一年間のご愛顧をスタッフ一同、心より御礼申し上げます。
明日12月29日(日)から新春2020年1月6日(月)まで冬季休廊いたします。
スタッフ全員、恙無く駒込で迎えた三度目の年末ですが、その前の2016年大晦日のブログを読んでも駒込のコの字もありません。
寝耳に水、急転直下、青山から追い出されたのはそれから僅か半年後のことでした。
まさかの駒込移転でしたが、この年末 twitter で驚愕のニュースが入ってきました。
<駒込は、ギャラリー・ときの忘れもののおかげで身近に感じる駅になった。美味しい立食い蕎麦屋さんも見つけたし!→山手線「降りたことがない駅」トップは駒込
(20191217/シブヤメグミさんの twitter より)>
いや驚きました。事前に知っていたらきっと青山 → 駒込という選択肢はなかったでしょうね。
*以下「乗りものニュース」からの引用です。
「乗りものニュース」では2019年12月10日(火)から11日(水)にかけて、JR山手線で降りたことのある駅に関するアンケートを実施。1176人から回答が集まりました。
「JR山手線29駅のうち、これまであなたが降りたことのない(改札の外に出たことのない)駅はどれですか?」と質問しました(複数回答)。ただし今回は、ほかの鉄道やバス、タクシーなどへの乗り換えは「降りた」に含まないこととしています。
結果、「降りたことがない」が最も多かった駅は駒込で58.8%、2番目は田端で僅差の58.4%でした。以下、目白54.2%、鶯谷52.0%、西日暮里48.7%、大塚41.9%、巣鴨40.6%、新大久保38.6%、大崎36.2%、田町33.0%と続きます。
逆に「降りたことがない」が少なかった駅は、東京がトップで1.2%。続いて新宿1.5%、上野2.0%、秋葉原3.2%、渋谷3.4%、池袋3.7%、品川4.6%、新橋6.5%、有楽町9.3%、浜松町10.7%でした。
「JR山手線29駅のうち、最も影が薄いと思う駅はどれですか?」と質問したところ、鶯谷が22.7%でトップに。次いで、駒込18.7%、目白15.3%、田端11.2%、大塚9.8%、西日暮里8.2%、田町4.1%、新大久保1.7%、大崎1.6%、巣鴨1.1%という結果です。
(中略)
ちなみに、2位の駒込駅について寄せられているコメントは、次のようなものです。
・旨い飲食店がないから(45~49歳、男性)
・ターミナル駅でもなく歓楽街でもなくホテル街でもなく特色がないから(35~39歳、女性)
・どの辺りにあるのかわかりません(65~69歳、男性)
・一応南北線への乗り換え駅なんだろうけど、それを忘れるくらいだから(50~54歳、男性)
・エッジが効いてない(40~44歳、男性)
・駒込というと駅というよりピペットが思い浮かぶから(45~49歳、男性)
●アンケート実施概要
・調査期間:2019年12月10日(火)20時ごろから12月11日(水)20時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:1176
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
う~む、偏見に満ちてるなあ(笑)
駒込はJR山手線全29駅の中で「降りたことがない駅」第一位、「影が薄い駅」第二位!
知らない方がこのアンケートだけ見たら「ときの忘れもの」はなんという辺鄙な場所に引っ越したんだろうと思うでしょう。
事実、社長は60数年の生涯で一度も駒込には降りたことがなかったし、亭主も半世紀前に一度降りたことがあるのみでした。スタッフたちも同じようなものでしょう。
シブヤメグミさんに感謝しなければなりませんが、聞くと見るとは大違い。
・安くて旨い飲食店がたくさんあります。亭主と社長はほぼ毎日夜は外食ですが、2年経っても新規発見の美味しい店があり飽きません。外からの客が来なくてもこれだけ名店が多いのは地元の豊かさによるのでしょう。名店率では都内随一かも知れません。
・歓楽街もなく、ホテル街もありませんが、都内屈指の高級住宅街(戦前の大和郷)です。駅前には和風庭園として名高い六義園があり、東洋文庫は広大な敷地にミュージアム、カフェ、緑豊かな庭を備えた贅沢な空間です。BOOKS青いカバはいまや都内でも注目の古本屋さんです。古墳跡ともいわれる駒込富士神社、八百屋お七で有名な吉祥寺など神社やお寺がときの忘れものの周囲に30はあるでしょうか。静かで穏やかな町並みは画廊にとっては最適な環境です。
・交通の便がいい。山手線でいうと東京駅から20分、上野駅から10分、池袋駅から6分、新宿駅から16分、全て乗り換えなし。地下鉄南北線がまた便利で、目黒駅から赤羽岩淵駅まで都内地下鉄網とあちこちで繋がっています。本郷通り、不忍通りを縦横に走るバス網も便利です。
二年半前に越してきたばかりの新参者の私たちですが、30年近くいた青山がすっかり遠くなりました。
地霊という言葉があります。
この年末、上掲のシブヤメグミさんの twitter によって、私たちがいかに面白い場所に導かれてきたかを知ることができましたが、つい先日、さらに驚くべき事実が判明しました。
少し調べてから発表しますので、どうぞご期待ください。
本日は19時まで営業しています。
お正月の美術館の招待券などいくつか用意してありますのでぜひお出かけください。
-------------------------------------------------
◎昨日読まれたブログ(archive)/2016年08月09日|黒川紀章の青山ベルコモンズ消滅
-------------------------------------------------
◆『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』刊行記念展は本日最終日です。
会期:2019年11月29日[金]―12月28日[土] *日・月・祝日休廊

・出品番号12『コラージュ』
難波田龍起(作品) 1994年 コラージュ29.0×20.0cm Signed
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものは、今までにない美術本を作りました。書名は『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』。
近現代絵画史に大きな足跡を残した画家、その生涯にわたる作品139点に解説を付し、
「見て読む鑑賞」を提案します。解説文は難波田龍起研究の第一人者小林俊介氏が執筆。
画家が生前自選した作品群が初めて明らかになります。
『難波田龍起作品史 1928-1996 アトリエに遺された作品による』
四六判 上製 2巻構成 ケース入
作品篇 経文折り 作品図版カラー139面仕上げ
解説篇 総200頁 各作品解説平均400字 作品の詳細データを付す
発行 2019年9月30日
著者 小林俊介
編集 三上豊
デザイン 大串幸子
発行 綿貫令子
発行元 ときの忘れもの/(有)ワタヌキ
●年末年始ご案内
ときの忘れものの年内営業は12月28日(土)まで。2019年12月29日(日)~2020年1月6日(月)までは冬季休廊いたします。
ブログは年中無休、毎日更新しますのでお楽しみください。
コメント