
ロバート・ラウシェンバーグ
《フレデリック・キースラーに捧ぐ》
1966年
リトグラフ
イメージサイズ:84.0×54.0cm
シートサイズ:89.0×58.0cm
Ed.200
サインあり
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つねづね不思議に思っているのですが、1958年にジャスパー・ジョーンズとともにレオ・キャステリで個展を開き、ネオダダの代表的な作家として活躍、ポップアートの隆盛にも重要な役割を果たしたラウシェンバーグの評価はいまや世界的ですが、なぜか日本では人気がない。日本での美術館での展覧会もほとんどありません。だから日本ではとても安い、コレクションにお勧めです。
■ロバート・ラウシェンバーグ Robert RAUSCHENBERG
1925年アメリカ・テキサス州ポート・アーサー生まれ。ニューヨーク、アート・ステューデンツ・リーグで学ぶ。絵画と物体を組み合わせた「コンバイン・ペインティング」で一躍名をあげたが、1962年から、ウォーホルより一足先にキャンバスに写真を転写する「シルクスクリーン・ペインティング」の制作を開始する。写真や新聞雑誌、美術雑誌の断片を脈絡なく組み合わせ、アメリカの時代、土地、そして社会を浮き彫りにした。作曲家ジョン・ケージや舞踊家マース・カニンガムとも協働した。
1964年ヴェネツィア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞し、世界各地をまわる中で、各地の素材を用いて制作をするというスタイルを確立した。1984年以降には世界の芸術家と共同制作して展覧会を行う「ラウシェンバーグ海外文化交流」(ROCI=ロッキー)を設立し、アメリカと政治体制が異なるソヴィエト連邦や中国など10カ国を訪問した。1992年にヒロシマ賞、1998年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。1997年ニューヨークのグッゲンハイム美術館で、2006年にはメトロポリタン美術館で大規模な回顧展が開催された。2008年死去。
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