1月21日のNHK日曜美術館で建築家・坂倉準三が紹介されるようです。

建築家の版画やドローイングをメインに扱っているときの忘れものですが、坂倉準三の作品を直接扱ったことはありません。
1901年(明治34年)に生まれ、1969年(昭和44年)に68歳で没した坂倉準三には残念ながらお目にかかる機会はなかったのですが、奥様の坂倉ユリ(文化学院創設者の西村伊作の次女、1912年~2007年とご長命でした)さんは青山の一軒家時代にご自分で車を運転しいらっしゃってくださいました。
磯崎新先生のアトリエが一時坂倉ビルにあったことや、お弟子さんである室伏次郎先生には昔からお世話になってきました。
何より、私たちの入居している駒込Las Casasは室伏先生と坂倉事務所で同僚だった阿部勤先生の設計です。
そんなご縁もありますが、ル・コルビュジエに学び、帰国後は神奈川県立近代美術館・鎌倉館(カマキン)をはじめ多くの名建築を遺した坂倉準三のことはこのブログでもしばしば紹介してきました。
いくつかをご紹介します。

2023年09月26日|軽井沢レポート・辻邦生山荘を訪ねて~磯崎新、坂倉準三、リヒター・ラウム

2022年06月18日|王聖美のエッセイ「町田市立国際版画美術館「彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動」

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2022年06月13日|久保田有寿のエッセイ「国立西洋美術館のリニューアルオープン」

2021年10月18日|王聖美のエッセイ「建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興」展を訪れて

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※高島屋和歌山支店木模型(1/100)、制作:京都工芸繊維大学 松隈洋研究室

2019年06月18日|王聖美のエッセイ「神奈川県立近代美術館のレガシー」

2017年08月27日|軽井沢ルヴァン美術館で「ル・コルビュジエと西村伊作」展

2016年07月27日|ル・コルビュジエ建築が世界文化遺産に

2016年01月30日|さようならカマキン 坂倉準三の名建築

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2009年09月23日|建築家坂倉準三展

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2009年09月07日|辻邦生展~磯崎新~坂倉準三のレストラン

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●本日のお勧め作品はル・コルビュジエです。
ル・コルビュジエ モヂュロールモデュロール
1956年
リトグラフ(刷り:アトリエ・ムールロ)
70.3×52.8cm
版上サインあり

●ときの忘れものの建築は坂倉準三建築研究所出身の阿部勤先生の設計です。
photo (15)建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。