2023年2月に群馬県桐生市の大川美術館で開催された「生誕110年記念 松本竣介デッサン50」の作品群が初めて関西でお披露目されています。
これは行かずばなるまいと寒い中、社長のお供で久しぶりに新幹線に乗りました。
「松本竣介 街と人-冴えた視線で描く-」
会期:2025年1月4日(土)~4月6日(日)
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館

<アサヒグループ大山崎山荘美術館ではこのたび、1930‐40年代に活躍した洋画家 松本竣介 (1912-1948)の展覧会を開催します。竣介が生きた年代はまさに、大山崎山荘が建設され、多くの文化人や政財界の人たちが訪れた時代でした 。
1912(明治 45)年、東京に生まれた松本竣介は2 歳で岩手県に移り、聡明な少年に成長しますが、13 歳で病により聴覚を失いました。兄から油絵道具一式を贈られた竣介は17 歳で上京し、本格的に絵を学びます。1935(昭和 10)年二科展に初入選、36 歳で亡くなるまで探求をかさね、制作に情熱を注ぎつづけました。静謐かつ抒情を湛える竣介の作品は、今なお私たちを魅了してやみません。
群馬県桐生市にある大川美術館の創設者 大川栄二(1924-2008)が美術コレクションをはじめるきっかけとなったのは、松本竣介の作品でした。この展覧会では、大川美術館の所蔵する松本竣介コレクションを中心に、短い生涯のなかで確かな軌跡をのこした竣介の画業を、60点余りの作品とデッサンでたどります。(大山崎山荘美術館ウェブサイトより)>
この美術館、安藤忠雄先生が増改築を手掛けており、建築ファンにとっても見逃せない展覧会です。

関東で財界人の別荘というと、軽井沢や那須の瀟洒なというよりは簡素な小屋風の別荘群を想起しますが、関西人の別荘というのはまったく違い、豪壮ですねえ。
たいへん勉強になりました。


安藤忠雄先生が手掛けた増築部分。

●本日のお勧め作品は安藤忠雄です。
版画作品にしたくらいですから、安藤先生にとっても記念碑的作品です。

安藤忠雄《大山崎山荘 I》
1998年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:50.0×81.0cm
シートサイズ:60.0×90.0cm
B版(かきた紙刷り):Ed.35
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●2月11日ブログで「中村哲医師とペシャワール会を支援する2月頒布会」を開催中です。
今月の頒布作品は、1950~70年代にかけて制作された希少ポスター(瑛九、靉嘔ほか)です。
皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
●松本莞さんが『父、松本竣介』(みすず書房刊)を刊行されました。ときの忘れものでは莞さんのサインカード付本書を頒布するとともに、年間を通して竣介関連の展示、ギャラリートークを開催してゆく予定です。
『父、松本竣介』の詳細は1月18日ブログをお読みください。
ときの忘れものが今まで開催してきた「松本竣介展」のカタログ5冊も併せてご購読ください。
画家の堀江栞さんが、かたばみ書房の連載エッセイ「不手際のエスキース」第3回で「下塗りの夢」と題して卓抜な竣介論を執筆されています。
著者・松本莞
『父、松本竣介』
発行:みすず書房
判型:A5変判(200×148mm)・上製
頁数:368頁+カラー口絵16頁
定価:4,400円(税込)+梱包送料650円
◆原田光先生と松本莞さんのギャラリートークを4月19日(土)15時より開催します。
先日のギャラリートークには申し込みが殺到し、多くの方にお断りせざるを得ませんでした。
4月に開催予定の「ポートレート/松本竣介と現代作家たち」に合わせて、再び原田光先生と松本莞さんにご登壇をお願いしました。参加ご希望の方は、こちらから早めにご予約ください。
※要予約 参加費1,000円
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

これは行かずばなるまいと寒い中、社長のお供で久しぶりに新幹線に乗りました。
「松本竣介 街と人-冴えた視線で描く-」
会期:2025年1月4日(土)~4月6日(日)
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館

<アサヒグループ大山崎山荘美術館ではこのたび、1930‐40年代に活躍した洋画家 松本竣介 (1912-1948)の展覧会を開催します。竣介が生きた年代はまさに、大山崎山荘が建設され、多くの文化人や政財界の人たちが訪れた時代でした 。
1912(明治 45)年、東京に生まれた松本竣介は2 歳で岩手県に移り、聡明な少年に成長しますが、13 歳で病により聴覚を失いました。兄から油絵道具一式を贈られた竣介は17 歳で上京し、本格的に絵を学びます。1935(昭和 10)年二科展に初入選、36 歳で亡くなるまで探求をかさね、制作に情熱を注ぎつづけました。静謐かつ抒情を湛える竣介の作品は、今なお私たちを魅了してやみません。
群馬県桐生市にある大川美術館の創設者 大川栄二(1924-2008)が美術コレクションをはじめるきっかけとなったのは、松本竣介の作品でした。この展覧会では、大川美術館の所蔵する松本竣介コレクションを中心に、短い生涯のなかで確かな軌跡をのこした竣介の画業を、60点余りの作品とデッサンでたどります。(大山崎山荘美術館ウェブサイトより)>
この美術館、安藤忠雄先生が増改築を手掛けており、建築ファンにとっても見逃せない展覧会です。

関東で財界人の別荘というと、軽井沢や那須の瀟洒なというよりは簡素な小屋風の別荘群を想起しますが、関西人の別荘というのはまったく違い、豪壮ですねえ。
たいへん勉強になりました。


安藤忠雄先生が手掛けた増築部分。

●本日のお勧め作品は安藤忠雄です。
版画作品にしたくらいですから、安藤先生にとっても記念碑的作品です。

安藤忠雄《大山崎山荘 I》
1998年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:50.0×81.0cm
シートサイズ:60.0×90.0cm
B版(かきた紙刷り):Ed.35
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●2月11日ブログで「中村哲医師とペシャワール会を支援する2月頒布会」を開催中です。
今月の頒布作品は、1950~70年代にかけて制作された希少ポスター(瑛九、靉嘔ほか)です。
皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
●松本莞さんが『父、松本竣介』(みすず書房刊)を刊行されました。ときの忘れものでは莞さんのサインカード付本書を頒布するとともに、年間を通して竣介関連の展示、ギャラリートークを開催してゆく予定です。
『父、松本竣介』の詳細は1月18日ブログをお読みください。
ときの忘れものが今まで開催してきた「松本竣介展」のカタログ5冊も併せてご購読ください。
画家の堀江栞さんが、かたばみ書房の連載エッセイ「不手際のエスキース」第3回で「下塗りの夢」と題して卓抜な竣介論を執筆されています。
著者・松本莞『父、松本竣介』
発行:みすず書房
判型:A5変判(200×148mm)・上製
頁数:368頁+カラー口絵16頁
定価:4,400円(税込)+梱包送料650円
◆原田光先生と松本莞さんのギャラリートークを4月19日(土)15時より開催します。
先日のギャラリートークには申し込みが殺到し、多くの方にお断りせざるを得ませんでした。
4月に開催予定の「ポートレート/松本竣介と現代作家たち」に合わせて、再び原田光先生と松本莞さんにご登壇をお願いしました。参加ご希望の方は、こちらから早めにご予約ください。
※要予約 参加費1,000円
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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