“ときの忘れもの”今週のオークション 2005.07.10
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<<今週の話題・・・システム化>>

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いま、ときの忘れものでは、業務のシステム化を行っています。ン十万するサーバを導入し、データベースによる売上げ、仕入れ、在庫管理をしようというものです。一般の企業では当たり前かもしれませんが、画廊でそのようなことを実行しているところは、そう多くはないと思います。
システム化するに当たって、まず誰にお願いすればよいのかということが懸案となりましたが、それは既にシステムを導入している知り合いの画廊に紹介していただくことで解決しました。いまは業種ごとに様々な業務用ソフトがありますが、それでも大抵カスタマイズが必要となります。しかし、今回お願いしたソフト会社は、画廊業務に特化したソフトを自社開発しており、実にかゆいところに手の届くシステムになっていて、デモを見せていただいたときは、思わず歓声があがりました。まだ導入の途中で、稼動までにはまだ少し時間がかかりそうですが、カットオーバーしましたら、在庫の確認はお待たせすることなくお答えできるようになります。いましばらくお待ち下さい。
ところで、このシステムの在庫管理を見て、これは個人のコレクション管理に使えるのではないかと思い、話を向けると、やはりそういう要望はあるとのこと。ぜひ作って、安価で頒布して欲しいものです。
皆さんはコレクションの管理はどうなさっていますか?私は、作品の写真を撮ってアルバムに入れていますが、最近サボリ気味です。そのうち個人のホームページを作ってコレクションを公開(見せびらかし?)したいとは思っているのですが。
もし、「自分はこんなふうに管理している」ということがございましたらメールでお知らせ下さい。このニュースレター、またはときの忘れものホームページでご紹介させていただきます。
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<< さっそく変更があります >>
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先日8日より、ときの忘れものでは、開廊10周年記念「瑛九展」が始まりました。多分初めて一般公開される油彩「黄色い点」ほか油彩1点、リトグラフ9点、フォト・デッサンの型紙2点を展示・販売しております。ぜひお出かけ下さい。
6月11日付のニュースレターで、今年のときの忘れもの展覧会スケジュールをお知らせしましたが、早速変更が発生しました。8月の予定だったジョナス・メカスさんの来日が9月になったため、「メカス新作展」を10月に、「日和崎尊夫展<」を11月にスライドし、9月にはエディション作品を中心とした「磯崎新展」をご覧いただくことになりました。もっとも、この予定も変わるかもしれませんが...

さて、今週のオークションです!
◆いまや伝説の画廊となった南画廊の歴史と、現代美術史にその名を残した画商志水楠男について書かれた貴重な書籍「志水楠男と南画廊」(1985年)いよいよ残部僅か!
◆美しいボカシの百瀬寿のシルクスクリーン作品2点。
◎「SQUARE, BETWEEN PINK AND WHITE」(1979年)シート
◎「SQUARE」(1983年)シート