“ときの忘れもの”今週のオークション 2005.12.03

 

------------------------------
<<ギャラリーときの忘れものだより・・・『現代美術オークション』開催!>>
------------------------------
12月9日~11日の三日間、ときの忘れものを会場に、現代美術オークションを開催いたします。ホームページにはすでに出品作品のリストと画像が掲載されており、そちらからの入札も受付を開始しています。ときの忘れものならではのラインナップになっていますので、ホームページをご覧いただき、会場にも足をお運び下さい!
「日和崎尊夫展」には多数のご来場ありがとうございました。日和崎尊夫の展覧会は、高知県立美術館での個展からも10年経っており、画廊でも個展という形では久し振りと言うこともあって、熱心な日和崎ファンが多くお見えになりました。皆さん「私は40点持っています」とか「この壁に展示されている作品はほとんど持っています」という方たちで、こちらがうらやましく思ってしまうほどでした。また、日和崎さんとお付き合いのあった方からは、いろいろの思い出話もうかがうことが出来ました。
年明けの4日からは、石川県立美術館で「黒の迷宮-凝視の刻-」と題して、日和崎尊夫、小林敬生、木下晋の三人展が開催されます。ミュージアムショップでは、ときの忘れもの発行の「日和崎尊夫句集」も販売される予定です。これから日和崎の評価が益々高まっていくであろうことを私は確信しています。
------------------------------
<<今週の話題・・・いろいろと>>
------------------------------
今週、ある画廊で聞いた話です。ちょうどその画廊で個展をしていたT美大の学生さんが、その個展に出品しようと制作していた100号の絵が、なんと学校で盗まれてしまったそうです。実は彼ばかりではなく、写実系の絵を描く学生の大きな絵が、この2年くらいの間、何度か同じように被害に遭っているとのこと。そういう絵を盗んでどうしようというのでしょうか。売ろうとしたらすぐに足が付くし、キャンバスが欲しいのならまだ描き込みの少ないのを選ぶだろうし...嫉妬やいやがらせのたぐいでしょうか。学校は知っているのかしら。いずれにしろいやな話ですねえ。
金曜日に、あるオークションの下見会に行きました。見るだけのつもりだったのですが、実物を見るとつい欲しくなり、入札してしまいました。作品は欲しいけど、落札してしまったら支払いはどうしようなど、勝手な想いが頭を巡ります。まだ結果はわかりませんが、楽しみでもあり、心配でもあります。
                 (ときの忘れものスタッフ 三浦次郎)