久保貞次郎を語る 表紙
昨秋、五十殿利治先生(筑波大学教授)に瑛九展のギャラリートークをお願いしました。そのときに参加した跡見の女子学生さんからメールがありました。瑛九の卒論を無事提出できたらしい。
大学の卒論のテーマになったということは、その作家の世界が若い世代に受け継がれたということで、実に嬉しい。
その学生さんから、以下のご案内をいただきました。
瑛九の支持者のひとりであった久保貞次郎先生は、跡見短大の学長、町田市立国際版画美術館館長を歴任されましたが、世間的には<小コレクター運動>を唱導した大コレクターとして、また滝川太郎の贋作の被害者として有名ですが、そういうマイナス面を堂々と公表する合理的精神の持ち主でした。
わが社の社長は、久保貞次郎先生の親衛隊長でしたから、ぜひともいかなければ。

「久保貞次郎―活動のあしあと―」展
会 期 :2007年1月29日~2月10日(10日は午前まで)
開館時間:9:30~16:30
休館日 :日曜・祝日、2月1・2日
会 場 :跡見学園女子大学 花蹊記念資料館 〈2号館1階〉
  通常の開館日は月曜日~土曜日の9時30分から16時30分 入館無料。
  ※日曜・祝日、展示替え期間、大学休業日は休館
  〒352-8501 埼玉県新座市中野1-9-6
  電話:048-478-0130

展覧会は学生のみで企画したものなので、資料館のホームぺージには、情報が掲載されていません。