以前のNICAFから装いも新に再出発した「アートフェア東京 2007」のオープニングに行ってきました。(会期は明日12日まで、有楽町の東京国際フォーラムが会場です)
内外98画廊が出展しています。
私個人の感想では、かなり「売り買い」の熱気がありました(赤丸も結構あった)。
アートフェアとしては、なかなか出足はいいんではないか。出品画商さんたちの本音が出ていて、私はとても面白かった。
前回と格段に違ったのは、出品作家の顔ぶれです。
現在の流行(売れる作品)がずらり並んで壮観というか、私のようなロートルには初めて聞く名前ばかり。例のカイカイキキ風の作品も多数出品され、私などにはまったく区別がつかない。
実は、あの有名な(と最近知った)村上隆、タカノ綾らの「カイカイキキ」も出展しているのですが、会場全体がカイカイキキなもんだから、かえって本家が埋没しちゃった感じです(笑)。
前回までは一応「現代美術」を意識して教科書的(古典的)な物故の抽象作家が入っていたのですが、今回は(もちろん見落としもあるでしょうが)、斎藤義重ナシ、山口長男ナシ、菅井汲ナシ、オノサト・トシノブナシ、難波田龍起ナシ、もちろん瑛九もナシ。見事に中抜きで、一挙に若返った感じです。
おまけに現存でも前回まではたくさん出てた草間彌生すら、ほとんどない(名古屋の画廊が小品2点を展示していましたが)。
おかげで、今回から新に加わった骨董屋さんの出品が新鮮でした。
まるで雪崩をうったような様変わりです。
きっとこういう中から、新しい胎動が生まれてくるのでしょうね。
マーケットがやっとオープンになってきた。
時代は動いている、と強く実感しました。
内外98画廊が出展しています。
私個人の感想では、かなり「売り買い」の熱気がありました(赤丸も結構あった)。
アートフェアとしては、なかなか出足はいいんではないか。出品画商さんたちの本音が出ていて、私はとても面白かった。
前回と格段に違ったのは、出品作家の顔ぶれです。
現在の流行(売れる作品)がずらり並んで壮観というか、私のようなロートルには初めて聞く名前ばかり。例のカイカイキキ風の作品も多数出品され、私などにはまったく区別がつかない。
実は、あの有名な(と最近知った)村上隆、タカノ綾らの「カイカイキキ」も出展しているのですが、会場全体がカイカイキキなもんだから、かえって本家が埋没しちゃった感じです(笑)。
前回までは一応「現代美術」を意識して教科書的(古典的)な物故の抽象作家が入っていたのですが、今回は(もちろん見落としもあるでしょうが)、斎藤義重ナシ、山口長男ナシ、菅井汲ナシ、オノサト・トシノブナシ、難波田龍起ナシ、もちろん瑛九もナシ。見事に中抜きで、一挙に若返った感じです。
おまけに現存でも前回まではたくさん出てた草間彌生すら、ほとんどない(名古屋の画廊が小品2点を展示していましたが)。
おかげで、今回から新に加わった骨董屋さんの出品が新鮮でした。
まるで雪崩をうったような様変わりです。
きっとこういう中から、新しい胎動が生まれてくるのでしょうね。
マーケットがやっとオープンになってきた。
時代は動いている、と強く実感しました。
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