チューリッヒ（スイス）、東京、テグ（韓国）と立て続けにアートフェアに出展中ですが、担当者、特に３会場全ての展示をすることになった三浦は八面六臂の大活躍。倒れなければいいがと、体調が心配です。
私はもう歳で、チューリッヒに行っただけで１年分の仕事をしたような気分で、同時開催している駒井哲郎展におとなしく専念しています。
老兵にかわり３会場とも、お客様がボランティアで参加してくださり、本当に助かります。
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チューリッヒには、ときの忘れものの一軒家時代からのお客様Ｏさんが自費でスイスまで来てくださり、会場に連日つめてくださいました。得意な英語を駆使して貴重な売上げに貢献してくださり、感謝の言葉もありません。
当初は売り上げゼロでもと悲壮な覚悟で行ったのですが、菅井汲、小野隆生、アンドレ・ケルテス、ジョナス・メカスなどが次々と予約され、ストレートな反応に感激しました。

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帰国の翌日、東京美術倶楽部のＴＣＡＦ2009の搬入作業には、6月の「香川の建築とうどんを楽しむツアー」にも参加してくださったＮさんが手伝ってくださいました。
今回はタブローの他に、初めて井桁裕子さんの人形作品を出品しましたが、来場されたお客さんから「ときの忘れものさんて、版画だけじゃなかったんだ」と言われ、ちょっと心外でしたが、秋葉シスイ、根岸文子作品に早々と赤丸がつき、スタッフたちも一安心。
このブログで井桁裕子さんの「私の人形制作」というエッセイの連載が始まりましたのでお読みください。

25日から始まるテグのアートフェアには、やはりお客様のＨさんが渡航して手伝ってくださるそうで、皆さん方の応援に心より感謝する次第です。
小野隆生百瀬寿
左は小野隆生作品、右は百瀬寿作品。ともにテグに出品します。
３会場が無事に終わったら、お手伝いいただいた皆さんと祝杯を挙げたいものです。

◆ＴＣＡＦの会期と並行して画廊では、「Ｓ氏コレクション駒井哲郎PARTⅠ展」を開催中です。
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11月20日（金）～28日（土）、会期中無休ですので、遠方の方もぜひお出かけください。
駒井哲郎展に関しては、私の領分ですので今日も明日もずっと画廊で店番しています。若いスタッフが休日返上で頑張っているのですから、負けるわけにはいきません。Ｓ氏コレクション29点は非売ですが、ときの忘れもののコレクションも10点ほど裏で展示しており、昨日も現代版画センター時代からのお客様が来廊され、50年代の名作をお買い上げいただきました。感謝！

◆ときの忘れものは、11月25日～29日：韓国の大邱アートフェア（2009 Daegu Art Fair)に出展します。