昨日は、福井で開催中の「駒井哲郎と彼が敬愛したアーティスト達：A氏コレクションより」をご紹介しましたが、先日やはり駒井コレクターとして有名なＳさんが来廊され、現金1万円を出して「昨年の資生堂ギャラリーの駒井哲郎展のカタログを４冊ください」。
えっ、お持ちでしょ、と聞いたら神田の古本屋さんで５千円もしているので、慌てて買いにきたとのこと（笑）。同じ作品を「刷りが違う」からと４点も５点も複数コレクションしているＳさんらしいといえばそうなのですが、何もカタログまで・・・
熱烈な駒井ファンとしては１冊だけでは不安になったようです。

日本での過熱した草間ブームが一段落したと思ったら、今度はお隣の韓国で大フィーバーが起こっているらしい。
先日も、韓国で開催されていた某アートフェアの会場から「草間作品はないか」との電話が入り、驚きました。
久しぶりに草間彌生作品が入ってきましたので、ご案内します。
価格もリーズナブルなので、お薦めです。

草間彌生
「BUTTERFLY 蝶」
1985年　シルクスクリーン
45.5×53.0cm
Ed.100　サインあり
※レゾネNo.81（阿部出版 2005年新版)


草間彌生
「BUTTERFLY　蝶」（5頭）
1985年　シルクスクリーン
45.5×53.0cm
Ed.100　サインあり
※レゾネNo.82（阿部出版　2005年新版)

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創作版画の織田一磨の大正期の石版画に「海を渡る蝶」という佳作があります。
この草間さんの蝶も海を渡ってお隣の韓国へ行ってしまうのかしら・・・・