野口琢郎&KIAFギャラリートークのご案内

10月12日(金)18時より野口琢郎さんと会場の展示構成を担当した浜田宏司さん(BookGallery CAUTION)によるギャラリートークを開催します。

要予約/参加費1,000円(1ドリンク付)
ご予約は、メールにてお申込みください。
Mail.info@tokinowasuremono.com

野口琢郎が作品制作に取り入れる『箔画』は、伝統的な引箔制作の技法を用いながらも新たな美術表現として国内外のアートコレクターから高い支持を集めています。
現代絵画として成立しつつも、雅なエッセンスを感じさせる作品のベースとなる漆(うるし)は、微妙な温度や湿度の変化など、高度な技術と経験が必要とされる技法です。トークショーの前半では、漆、金・銀・プラチナ箔など、伝統工芸の素材を駆使して創られる『箔画』の制作秘話を語っていただきます。

後半は、京都西陣の箔屋に生まれながら、写真家東松照明のアシスタントとして過ごしたエピソードの他、ときの忘れもの取り扱い作家として、日本国内ではなく海外のアートフェアでお披露目という異色のキャリアなどアーティスト野口琢郎の人間的な魅力に迫ります。

スライドショーでは、先月野口さんの作品を紹介させていただいたアジア圏で最大級のアートフェア「KIAF2012(Korea Exhibition Center)」の展示風景を中心にレポートさせていただきます。
KIAFは、韓国だけではなく欧米からも多くのギャラリーが参加するアジア圏で最大級のアートフェアです。ミュージアムクラスの作品から現代作家の最新作まで、多彩なアートピースが展示されていた会場の印象を作家の視点でレポートしていただきます。
どうぞ、ご参加ください。

HANABI6008)野口琢郎
「HANABI#6」
2012年
箔画(木パネルに漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂)
45.5x37.9cm
サインあり

HANABI#79)野口琢郎
「HANABI#7」
2012年
箔画(木パネルに漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂)
91.0x91.0cm
サインあり

Landscape#2310)野口琢郎
「Landscape#23」
2012年
箔画(木パネルに漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、透明アクリル絵具)
50.0x50.0cm
サインあり

Send Light60011)野口琢郎
「Send Light」
2012年
箔画(木パネルに漆、土、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、透明アクリル絵具)
45.0x45.0cm
サインあり

野口琢郎_300
野口琢郎さん

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KIAF会場

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◆ときの忘れものは、2012年10月5日[金]―10月13日[土]野口琢郎展を開催しています(会期中無休)。
226_NOGUCHI
家業である京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組む野口琢郎
様々な風景の断片をコラージュするように制作する「Landscape」シリーズや、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に、希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。
本展では、新作を含む13点をご覧いただきます。
野口さんは京都から上京し、毎日画廊に出ていますので、ぜひ皆さん、お出かけください。
ワンピース倶楽部代表の石鍋博子さんに「野口琢郎展に寄せて 文句なく世界一」を寄稿していただきました。
出品リストはホームページに掲載しています。