本日は日曜ですが「具体 Gコレクションより」展を開催中につき開廊しています(3月30日まで無休で営業)。

有楽町で開催されている「ART FAIR TOKYO 2013」に行ったのですが、フェア会場での展示の難しさを痛感しました。
有楽町のフェア会場の通路の狭さ、各ブースの狭さは観る人にとっても、出展ギャラリーにとっても致命的ではないか。
優品場所を選ばずというのは嘘で、どんなにいい作品でも、それを飾る空間によって生きもし、また無視もされてしまう。
あれではブース代の安いホテルフェアの方が、各ギャラリーの「独立性」が保てる分、優位でしょう。
そんな感想をもった亭主の独断では、小宮山書店さん、夏目書店さんの「古書店」に徹した全価格の開示を含めた雑貨屋風展示の一人勝ちでした。

ルリユール工房生徒作品展2013

話は突然かわって、日夜、会社では資金繰りに頭を悩まし、家庭では掃除洗濯家事万端はもとより町内会まで、その上、濡れ落ち葉寸前の亭主につきまとわれる社長。
酒と煙草がささやかな楽しみだったのですが、それもドクターストップがかかり思うにまかせない。
唯一の息抜きというか、愉しみがもう20年近く通っているルリユール工房での本造り。
毎年春になると一年の成果を発表する展覧会が教室で開かれます。
20130328ルリユール工房生徒作品展 表20130328ルリユール工房生徒作品展 裏

ルリユール工房生徒作品展 2013
会期:2013年3月28日(木)~3月31日(日)
時間:13:00~19:00(日曜は17:00まで)
会場:池袋コミュニティ・カレッジ ルリユール工房(9階22番教室)

ルリユール工房はヨーロッパの伝統的な製本工芸を中心とした本作りの工房です。この作品展では2012年中に作られた作品を展示いたします。
あわせて工房内の設備や道具もご覧いただけます。
スタッフによる説明もございますので、ごうぞお気軽にお越しください。
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社長は毎週一回教室に通っての作業なのでせいぜい一年に一冊できるかどうかですが、最近の成果は『版画掌誌 ときの忘れもの』第3号です。
版画掌誌第3号

中に挿入されているのが、下記の版画ですが、作業に取り掛かった頃は、草間さんの価格がこんなに急騰するとは思いもしませんでした。
版画掌誌03草間彌生かぼちゃ600
版画掌誌ときの忘れもの第3号』に挿入した「南瓜」
*レゾネ番号294

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