「ART EDITION 2013」
会期=12月5日[木]―8日[日]

ついにこの時が来てしまいました。スタッフS、人生二度目の単身出張です。
出発当日の朝には目覚ましが鳴る前から目が覚め、「遠足前当日の小学生か」というセルフツッコミをまずは一つ。
天気は快晴。韓国は寒いと色々な人に言われていたので、しっかりと厚着します。上はTシャツにフリースのリバーシブルジャケット、下は防寒ジーンズで万全です。………前から自覚していたことではありますが、やはり自分の寒暖の基準はどこかおかしい。この服装で全く問題なく夜のソウル市内をうろつけたことが、おそらく端から見て一番おかしいでしょうが。
ともあれ、早起きのおかげで余裕を持って空港に到着するも、肝心の飛行機が遅れているという事態もありましたが、初日は現地入りするだけなので特に問題にもならず、KIAFの時と同様の手順でソウル市内へと移動。この辺は流石に慣れてきました。そのせいで近いうちにドジを踏みそうな気もしますが、まぁその時はその時で。
今回泊まるホテルはKIAF参加時に使うホテルとは違う所です。値段が比較的安く、ホテルの予約サイトなどで周囲に飲食店が多いと書かれていたので決めたのですが……確かに飲食店は多いです。そこに嘘はありません。ですが、繁盛している所は団体さんで混雑の上にメニューが全部ハングルで、逆に空いている店はどこもかしこもガラッガラ。どちらも違う意味で入店し辛い…! 結局初日の晩御飯はメニューが日本語表記もされている、ケンタッキーフライドチキンでプルコギチキンバーガーを食べました。
明けて翌日。展示作業時間が朝の8時から15時となっていたのですが、作品の搬入が9時半と聞いていたので、9時頃を目安に会場へ出発。ホテルの目の前が大通りなのでタクシーも沢山通るのですが、丁度出勤時間なせいか一台も止まってくれない。10分ほど粘ってホテルのカウンターで呼んでもらうか、と考えた瞬間、計ったように目の前で止まって客を降ろすタクシー。果たしてこれはタイミングが良いと言えるのでしょうか。
会場到着。流石に国際イベントを開催するだけあって敷地内の案内板は英語も表記されており、迷う事なく会場である第3イベントホールへ到着。さてどんなモンでしょうかと中に入ると…暗い! 寒い! ブース内清掃中! 床に壁面塗装用のマスキング貼りっぱなし! …どう見ても会場自体が準備中です。作品の方もまだ届かないしで、取りあえず作品を展示する高さを計るための糸張りだけして携帯いじりに勤しむ事暫し、現地画廊に預けていた作品が無事到着。あちらのスタッフさんにも手伝っていただき、梱包をひっぺがして床に並べたのが下の写真です。

さて、ここからが今回の一番の不安の種、大番頭の尾立さんにご用意いただいた展示プランを、自分がどこまで再現できるのか…その結果は!









まぁやること自体はそう複雑ではないので、単純に時間内に全作業が終わるかという問題だったのですが、無事やりきりました! 細かい修正点はあれど、概ねプラン通りに展示完了です。これで後はお客を待つばかり、さてどうなるやら…
(しんざわ ゆう)
*画廊亭主敬白
可愛い子には旅をさせろ。ソウルで始まったアートフェアに新澤をひとりで派遣しました。
画廊にいらしたお客様には彼がシャイで、とても非社交的に見えるでしょうが、海外に出た途端に元気になる。海外の人とならやたら饒舌になる。
幼少のみぎりから英語圏で、それも親元を離れ寄宿舎住まい、必然的に日本語より英語のほうが楽になってしまったらしい。
本日と、10日の二回にわたり、ソウルからのレポートをお送りします。ご愛読ください。
会期=12月5日[木]―8日[日]

ついにこの時が来てしまいました。スタッフS、人生二度目の単身出張です。
出発当日の朝には目覚ましが鳴る前から目が覚め、「遠足前当日の小学生か」というセルフツッコミをまずは一つ。
天気は快晴。韓国は寒いと色々な人に言われていたので、しっかりと厚着します。上はTシャツにフリースのリバーシブルジャケット、下は防寒ジーンズで万全です。………前から自覚していたことではありますが、やはり自分の寒暖の基準はどこかおかしい。この服装で全く問題なく夜のソウル市内をうろつけたことが、おそらく端から見て一番おかしいでしょうが。
ともあれ、早起きのおかげで余裕を持って空港に到着するも、肝心の飛行機が遅れているという事態もありましたが、初日は現地入りするだけなので特に問題にもならず、KIAFの時と同様の手順でソウル市内へと移動。この辺は流石に慣れてきました。そのせいで近いうちにドジを踏みそうな気もしますが、まぁその時はその時で。
今回泊まるホテルはKIAF参加時に使うホテルとは違う所です。値段が比較的安く、ホテルの予約サイトなどで周囲に飲食店が多いと書かれていたので決めたのですが……確かに飲食店は多いです。そこに嘘はありません。ですが、繁盛している所は団体さんで混雑の上にメニューが全部ハングルで、逆に空いている店はどこもかしこもガラッガラ。どちらも違う意味で入店し辛い…! 結局初日の晩御飯はメニューが日本語表記もされている、ケンタッキーフライドチキンでプルコギチキンバーガーを食べました。
明けて翌日。展示作業時間が朝の8時から15時となっていたのですが、作品の搬入が9時半と聞いていたので、9時頃を目安に会場へ出発。ホテルの目の前が大通りなのでタクシーも沢山通るのですが、丁度出勤時間なせいか一台も止まってくれない。10分ほど粘ってホテルのカウンターで呼んでもらうか、と考えた瞬間、計ったように目の前で止まって客を降ろすタクシー。果たしてこれはタイミングが良いと言えるのでしょうか。
会場到着。流石に国際イベントを開催するだけあって敷地内の案内板は英語も表記されており、迷う事なく会場である第3イベントホールへ到着。さてどんなモンでしょうかと中に入ると…暗い! 寒い! ブース内清掃中! 床に壁面塗装用のマスキング貼りっぱなし! …どう見ても会場自体が準備中です。作品の方もまだ届かないしで、取りあえず作品を展示する高さを計るための糸張りだけして携帯いじりに勤しむ事暫し、現地画廊に預けていた作品が無事到着。あちらのスタッフさんにも手伝っていただき、梱包をひっぺがして床に並べたのが下の写真です。

さて、ここからが今回の一番の不安の種、大番頭の尾立さんにご用意いただいた展示プランを、自分がどこまで再現できるのか…その結果は!









まぁやること自体はそう複雑ではないので、単純に時間内に全作業が終わるかという問題だったのですが、無事やりきりました! 細かい修正点はあれど、概ねプラン通りに展示完了です。これで後はお客を待つばかり、さてどうなるやら…
(しんざわ ゆう)
*画廊亭主敬白
可愛い子には旅をさせろ。ソウルで始まったアートフェアに新澤をひとりで派遣しました。
画廊にいらしたお客様には彼がシャイで、とても非社交的に見えるでしょうが、海外に出た途端に元気になる。海外の人とならやたら饒舌になる。
幼少のみぎりから英語圏で、それも親元を離れ寄宿舎住まい、必然的に日本語より英語のほうが楽になってしまったらしい。
本日と、10日の二回にわたり、ソウルからのレポートをお送りします。ご愛読ください。
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