久しぶりの新作を展示した「宮脇愛子新作展2013」は大盛況のうちに昨日終了いたしました。
最終日も朝一番はロンドンからのお客様にはじまり、建築家の石山修武さん、京都からは浅田彰さん、大分からは岩田学園(磯崎新設計の名作)理事長の成瀬輝一さん、宇都宮から栃木県立美術館の小勝先生、岡山からは奈義町現代美術館の岸本先生、淡路島からは伝説のカメラマンにして今はカワラマン(瓦職人)の山田脩二さんなど次々といらっしゃり夜7時まで来場者が絶えませんでした。
ご来場いただいた皆さん、作品をお買い上げいただいたお客様には心より御礼申し上げます。

亭主の経験ではオープニングやレセプションで作品に赤丸がつくなんてことはめったにありません。お買いになる方も大勢の来場者でごったがえしているときにはなかなか作品をじっくり見るひまもない、買うのはあらためて後日という例が多いのですが、今回はあの大混雑の中で次々と赤丸がついていきました。
亭主と社長はご注文を受けるのに汗だくで、あわやダブルブッキングするところでした。

レセプションの様子をご紹介します。
CIMG5262左)元美術出版社の編集者・上甲ミドリさん
中央)93歳、現役最長老の野見山暁治先生

高橋悠治作曲家・ピアニストの高橋悠治さんと宮脇先生

DSC00405建築家の槙文彦さんご夫妻と

CIMG5256建築史家の鈴木博之さん(左)と談笑する宮脇先生、中央は宮脇アトリエの松田昭一さん

DSC00452ときの忘れもののブログでもおなじみの植田実さん

DSC00397ワンピース倶楽部代表の石鍋博子さん
宮脇愛子さん、凄いオーラの方。一目でファンになりました。
宮脇さんは、生口島にある彫刻「うつろい」の作者。
空にお絵描きをするというコンセプトの作品は「島ごと美術館」の中でも私のお気に入りのひとつ。「うつろい」を感じさせてくれる宮脇さんのドローイングを購入させていただきました。
2013 Aikoのサイン入り。愛子さんも頑張っている。私も頑張ろう-。

石鍋さんのフェイスブックより

DSC00399彫刻家の土屋公雄さん

DSC00404建築家、磯崎新アトリエOBの玄・ベルトー・進来さん

八束さん、吉松さん右から建築家の吉松秀樹さんと八束はじめさん。
後ろは若江漢字さん、白髪のコート姿は川崎市岡本太郎美術館の村田慶之輔さん

DSC00407左から軽井沢ルヴァン美術館の木田三保さん、槙文彦さんご夫妻と山本理顕さん

DSC00443霧の彫刻を世界各地で展開している中谷芙二子さん

DSC00442槙先生はじめ建築家とのコラボレーションを通して独特の家具デザインを手がける藤江和子さん

DSC00418笙奏者の宮田まゆみさん

DSC00401

いつもは丁寧に写真を撮るのですが、今回はあまりにも多くの方が狭い画廊に押し寄せたので、撮影班も機能麻痺。
上掲の方々のほかにも(亭主の記憶によれば)河口龍夫さん、島根紹さん、空閑俊憲さん、鈴木杜幾子さん、千葉成夫さん、小林美香さん、土渕信彦さん、原游さん、井桁裕子さん、永井桃子さん、黒田亮子さん、元池田満寿夫美術館館長の宮澤壮佳さん、カスヤの森現代美術館の若江はる子さん、大阪市立近代美術館建設準備室の三井知行さん、長谷川逸子さん、青木宏さん、大野幸さん、川村純一さんなど多くの皆さんにご出席いただきました。
ほんとうにありがとうございました。
DSC00461亭主:今日はお疲れ様でした!
宮脇:そんなことないわよ、それよりあなたは元気なの。

いつになっても愛子先生からは子ども扱いの亭主であります。

●『宮脇愛子新作展2013』カタログを制作しました
表紙『宮脇愛子新作展2013』
2013年 ときの忘れもの 発行
16ページ
25.7x18.3cm
図版:16点

※現代版画センター刊『PRINT COMMUNICATION No.84』(1982年9月)に収録された宮脇愛子と植田実の対談を再録
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