世界的に活躍する写真家細江英公先生の展覧会が青春時代を過ごした葛飾で開催されます。


「細江英公人間写真展」
2014年2月8日(土)~2月16日(日)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ本館[ギャラリー] Tel. 03-5670-2233
時間:10:00~18:00
入場無料
展示作品:
絵巻「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」「胡蝶の夢」「ガウディの宇宙」
掛け軸「きもの」
屏風「鎌鼬」「浮世絵うつし」
写真パネル「おかあさんのばか」
また会期中には、作品のスライド映写と共に、細江先生自ら葛飾との縁を交えた講演会も開催されます。
細江英公人間写真展 特別講演会
2014年2月9日(日)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ本館[アイリスホール]
14:00開演(13:30開場)
全席自由・入場無料・事前予約制
「球体写真二元論」細江英公
ここに『客観』を北極とし、『主観』を南極とするような球体を想像してみよう。その球体上では、『写真』という旅人がその一方の極を目指して苦難の旅をして極点に到着してからもそのまま旅を続ければ再び元の場所に帰ってくることができる。旅人は球体上のどこでも好きな場所に永く留まることもできるし、自由自在に移動を続けて未知の領域の探索をすることもできる。
例えば、私の場合<薔薇刑><鎌鼬>のいずれも『客観的なドキュメンタリー』と呼んでいる作品だが、これは『自己表現的』な『主観』の領域と『ドキュメンタリー』という『客観』の領域を一体化させた作品である。それらの作品の位置するところは『北極』と『南極』のあいだに位置する亜熱帯あたりにあり、これらの作品は矛盾なく球体上に厳然として実存している。(同展リーフレットより転載)
*画廊亭主敬白
細江先生の年譜では「1933年山形県生まれ」となっています。もちろんその通りなのですが、若い時期を多く過ごしたのは東京葛飾、ふるさとは寅さんと同じようです。
ときどき演奏会に行く<かつしかシンフォニーヒルズ>にギャラリーがあるなんて知りませんでした。短い会期のようですが、どうぞ皆さん、お出かけください。
ところで先日某美術館の学芸員さんから「●●先生が亡くなったという噂を聞いたのだけれどワタヌキさん、聞いてる?」というような電話がありました。細江先生のことではありません、念のため。
さあ、それからがタイヘン。しょっちゅう連絡をとっている相手なら「先生、元気ですか」と直接聞くこともできるけれど、そうでない場合は・・・・・・
知合い幾人かに連絡すると、「年賀状はもらったけど」とか「昨年はお元気でしたが、お歳もあるので・・・・」など、要領を得ない。結局、人づてに親しい方に連絡をとってもらい、ようやくご健在を確認いたしました。
ちょっと人騒がせな噂ではありました。
皆さん、風邪に気をつけましょう!
~~~~
●ときの忘れものコレクションから細江英公作品のご紹介です。
細江英公
「おとこと女 No.24」
1960年(Printed in 1985)
ゼラチンシルバープリント
12.0x21.3cm
Ed.100
サインあり
細江英公
「薔薇刑 作品32」
1961年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
20.0x30.0cm
サインあり
細江英公
「鎌鼬 作品17」
1965年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
20.4x30.4cm
サインあり
細江英公
「Casa Mila 8」
1977年
ヴィンテージゼラチンシルバープリント
36.0x54.7cm
サインあり
細江英公
「春本・浮世絵うつし #1-1」
2002年
フォトグラフ
40.6x50.8cm
Ed.30
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
●カタログのご案内
『瀧口修造展 I』図録
2013年
ときの忘れもの 発行
図版:44点
英文併記
21.5x15.2cm
ハードカバー
76ページ
執筆:土渕信彦「瀧口修造―人と作品」
再録:瀧口修造「私も描く」「手が先き、先きが手」
価格:2,100円(税込)
※送料別途250円(お申し込みはコチラへ)。
ときの忘れものでは3月と12月にも瀧口修造展を開催します。このブログでは関係する記事やテキストを「瀧口修造の世界」として紹介します。土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。


「細江英公人間写真展」
2014年2月8日(土)~2月16日(日)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ本館[ギャラリー] Tel. 03-5670-2233
時間:10:00~18:00
入場無料
展示作品:
絵巻「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」「胡蝶の夢」「ガウディの宇宙」
掛け軸「きもの」
屏風「鎌鼬」「浮世絵うつし」
写真パネル「おかあさんのばか」
また会期中には、作品のスライド映写と共に、細江先生自ら葛飾との縁を交えた講演会も開催されます。
細江英公人間写真展 特別講演会
2014年2月9日(日)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ本館[アイリスホール]
14:00開演(13:30開場)
全席自由・入場無料・事前予約制
「球体写真二元論」細江英公
ここに『客観』を北極とし、『主観』を南極とするような球体を想像してみよう。その球体上では、『写真』という旅人がその一方の極を目指して苦難の旅をして極点に到着してからもそのまま旅を続ければ再び元の場所に帰ってくることができる。旅人は球体上のどこでも好きな場所に永く留まることもできるし、自由自在に移動を続けて未知の領域の探索をすることもできる。
例えば、私の場合<薔薇刑><鎌鼬>のいずれも『客観的なドキュメンタリー』と呼んでいる作品だが、これは『自己表現的』な『主観』の領域と『ドキュメンタリー』という『客観』の領域を一体化させた作品である。それらの作品の位置するところは『北極』と『南極』のあいだに位置する亜熱帯あたりにあり、これらの作品は矛盾なく球体上に厳然として実存している。(同展リーフレットより転載)
*画廊亭主敬白
細江先生の年譜では「1933年山形県生まれ」となっています。もちろんその通りなのですが、若い時期を多く過ごしたのは東京葛飾、ふるさとは寅さんと同じようです。
ときどき演奏会に行く<かつしかシンフォニーヒルズ>にギャラリーがあるなんて知りませんでした。短い会期のようですが、どうぞ皆さん、お出かけください。
ところで先日某美術館の学芸員さんから「●●先生が亡くなったという噂を聞いたのだけれどワタヌキさん、聞いてる?」というような電話がありました。細江先生のことではありません、念のため。
さあ、それからがタイヘン。しょっちゅう連絡をとっている相手なら「先生、元気ですか」と直接聞くこともできるけれど、そうでない場合は・・・・・・
知合い幾人かに連絡すると、「年賀状はもらったけど」とか「昨年はお元気でしたが、お歳もあるので・・・・」など、要領を得ない。結局、人づてに親しい方に連絡をとってもらい、ようやくご健在を確認いたしました。
ちょっと人騒がせな噂ではありました。
皆さん、風邪に気をつけましょう!
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●ときの忘れものコレクションから細江英公作品のご紹介です。
細江英公「おとこと女 No.24」
1960年(Printed in 1985)
ゼラチンシルバープリント
12.0x21.3cm
Ed.100
サインあり
細江英公「薔薇刑 作品32」
1961年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
20.0x30.0cm
サインあり
細江英公「鎌鼬 作品17」
1965年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
20.4x30.4cm
サインあり
細江英公「Casa Mila 8」
1977年
ヴィンテージゼラチンシルバープリント
36.0x54.7cm
サインあり
細江英公「春本・浮世絵うつし #1-1」
2002年
フォトグラフ
40.6x50.8cm
Ed.30
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
●カタログのご案内
『瀧口修造展 I』図録2013年
ときの忘れもの 発行
図版:44点
英文併記
21.5x15.2cm
ハードカバー
76ページ
執筆:土渕信彦「瀧口修造―人と作品」
再録:瀧口修造「私も描く」「手が先き、先きが手」
価格:2,100円(税込)
※送料別途250円(お申し込みはコチラへ)。
ときの忘れものでは3月と12月にも瀧口修造展を開催します。このブログでは関係する記事やテキストを「瀧口修造の世界」として紹介します。土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
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