おかげさまでホームページやこのブログを読まれた方からの「作品への問い合わせ」(在庫の有無、価格)が毎日必ずあります。それだけネットが普及したということだと思います。
初めての方からの場合、住所はともかく、お名前も書いてないことがあります。
今までの十数年の経験則からいえば、そういう「名無し」さんからの問い合わせで商談が成立したことはほとんどありません。お返事をいただくこともありませんでした。
今までは、どんな場合でも担当者から丁寧にお答えしてきたのですが、熟慮の結果、下記の文言を記することとしました。

※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

今後は「名無し」さんからのお問い合わせには原則、返信いたしません。

「個人情報」を知られたくない、それは画商の傲慢というものだ、という反発の声もありそうですが、画商にとって何を所蔵しているか(在庫)、それをいくらで売っているかという「作品情報」は、重要な資産です。
どうかご理解をいただきますよう、お願い申し上げます。

ときの忘れものではヤフオクを使って「中村哲医師とペシャワール会を支援するチャリティ・オークション」を開催してきました。
一時ヤフーオークションへの出品休止のため、しばらくお休みしていましたが、このたび出品再開にこぎつけました。
出品タイトルの頭に、★忘★ がついているのがときの忘れものの出品です。
原則として毎週、一点を<中村哲医師とペシャワール会を支援するチャリティ・オークション>とします。
20141027_600
ペシャワール会報

ペシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています
中村哲医師の長年の活動はテレビなどでもたびたび紹介されていますのでご存じの方も多いと思います。ときの忘れものは微力ではありますが、ぺシャワール会支援の力になりたいと、2002年には「アフガニスタン支援/東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」に協力しました。
2012年12月14日に東松先生は亡くなられましたが、生前の支援活動に共鳴した私たちは、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに出品して、落札金額の全額を「ペシャワール会」に寄付してきました。たくさんの方々の参加を受け、今までに453,676円をペシャワール会に送金しました。
再開にあたり、従来の方法をかえて、落札代金はいったんの私どもの口座に振り込んでいただき、まとめてときの忘れものからペシャワール会に送金することにいたしました。
再開第一回の送金額は14,410円です。
落札によってご協力いただいた皆様には心より御礼を申し上げます。
ペシャワール会領収書600
ペシャワール会からの領収書

20141017ペシャワール手紙600

引き続き皆様のご参加をお待ちしています。
下記はペシャワール会から送っていただいた雑誌「ゆうゆう」2013年11月号のコピーです。(クリックしてください)
ペシャワール20141017ペシャワール中村哲について600_2

●今日のお勧め作品はマン・レイです。
マン・レイ「板上の影」
マン・レイ Man RAY
板上の影
1972年 ポショワール
イメージサイズ:46.0×36.0cm
額装サイズ:67.5×87.0cm
Ed.140 (E.A.) Signed
*レゾネNo.98 (Studio Marconi)

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください