ときの忘れものは、27日が仕事納め、そして野口琢郎展の最終日でした。
スタッフたちのふんばりで、年末を無事迎えることができました。
ご贔屓にしてくださったお客様、すばらしい作品をつくってくれた作家の皆さん、「年中無休のブログ」の執筆者の皆さん、お取引先の皆様方に心より御礼を申し上げます。
今年の亭主はじつに用心深かった(既に過去形)。
ちょっと寒気がしたと思ったら、不義理もものかわ、さっさと早退し、からだの養生につとめた。
一緒につきあわされる社長は仕事が中途半端になってしまい、不平たらたらだったが、おかげで一日二日寝込むことがあっても、一年を通し、まあまあの健康状態で仕事ができた・・・・
はずだったのですが、最後の最後で倒れてしまいました。
もともと気管支が弱いのですが、やはり疲れがたまっていたようで、扁桃腺が腫れ、年末の10日ほどは仕事になりませんでした。
年内に仕上げなければならなかったあれやこれやの大半は、越年の仕儀とあいなりました。
ご迷惑をおかけしてしまう、お取引先はじめ、関係者の皆様には深く、お詫びいたします。
2014年のときの忘れものを振り返ってみます。
■「瀧口修造展 I」
2014年1月8日(水)―1月25日(土)
今年のメイン企画として瀧口修造に取り組み、3回の展覧会と、二冊のカタログを刊行しました。
1月18日(土)池田龍雄さんによるギャラリートーク開催
池田龍雄さん(左)、本展企画監修の土渕信彦さん(右)
池田龍雄さんを囲んで
1月25日(土)瀧口修造の講演「美というもの(録音)」を聴く会を開催
『瀧口修造展 I』図録
2013年
ときの忘れもの 発行
図版:44点
英文併記
21.5x15.2cm
ハードカバー
76ページ
執筆:土渕信彦「瀧口修造―人と作品」
再録:瀧口修造「私も描く」「手が先き、先きが手」
価格:2,000円(税別)
※送料別途250円(お申し込みはコチラへ)。
瀧口修造に関係する記事やテキストを「瀧口修造の世界」として紹介しています。土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
■「西村多美子写真展 憧景」
2014年2月5日(水)―2月22日(土)
*禅フォトと共同開催
第一会場:ZEN FOTO GALLERY(《しきしま》モダンプリントを展示)
第二会場:ときの忘れもの(《憧景》ヴィンテージを展示)

2月8日[土]大雪の中、
ZEN FOTO GALLERYのレセプションにて
西村多美子さん(左)、ZEN FOTO GALLERY オーナーのマーク・ピアソンさん(右)
森山大道さん(左)と亭主
■「春のコレクション展」
2014年2月25日(火)―3月8日(土)
出品作家:吉原治良、堀尾貞治、森内敬子、鷲見康夫、ジョナス・メカス、ボブ・ウィロビー、松本竣介、マン・レイ、上前智祐

●「アートフェア東京」
2014年3月6日(木)―3月9日(日)4日間
会場:東京国際フォーラム
出品作家:瑛九、瀧口修造、細江英公、井桁裕子、秋葉シスイ

瑛九の大作(左)と張り合う秋葉シスイの新作(右)は今回も好評でお客様にお納めできました。
■「瀧口修造展 II」
2014年3月12日(水)―3月29日(土)
3月15日(土)大谷省吾さん(東京国立近代美術館主任研究員)によるギャラリートークを開催


『瀧口修造展Ⅱ』
2014年 ときの忘れもの 発行
64ページ 21.5x15.2cm
デカルコマニー47点収録
執筆:大谷省吾「瀧口修造のデカルコマニーをめぐって」
再録:瀧口修造「百の眼の物語」(『美術手帖』216号、1963年2月、美術出版社)
ハードカバー
英文併記
価格:2,000円(税別)※送料別途250円
■「百瀬恒彦写真展」
2014年4月2日(水)―4月12日(土)
ポートフォリオ『無色有情』(10点組、限定部数12部)を刊行しました。
4月4日(金)百瀬恒彦さんと森友嵐士さんによるギャラリートークを開催

ときの忘れものには珍しく、若い女性たちで満席でした。
百瀬さんの写真世界については鳥取絹子のエッセイ「百瀬恒彦の百夜一夜」をお読みください。
■「わが友ウォーホル」
2014年4月19日(土)―5月6日(火)
出品作家:アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジョン・ケージ、ナム・ジュン・パイク、萩原朔美、荒川修作、草間彌生

1983年「巨大地下空間のウォーホル展」会場となった大谷石の屏風岩石材店のオーナー渡辺さんの奥様に再会。
4月19日(土)森美術館で開催された●「アンディ・ウォーホル展」のスペシャルトークに参加。

1983年のウォーホル展を回顧して根本寿幸さん(GALLERY360°ディレクター)、石田了一(摺師、石田了一工房代表)さんと参加しました。
■「葉栗剛展」
2014年5月14日(水)―5月31日(土)
ときの忘れもの初の木彫の展覧会
5月17日(土)葉栗剛さんと森本悟郎さんによるギャラリートークを開催

巨大な木彫が狭い画廊を見下ろしています。
『葉栗剛展』カタログ
ときの忘れもの 発行
2014年
25.7x18.3cm 16P
執筆:森本悟郎
本体価格864円(税込) 送料別途250円
■「第25回瑛九展 瑛九と久保貞次郎」
2014年6月11日(水)―28日(土)
出品作家:瑛九、オノサト・トシノブ、桂ゆき、北川民次、泉茂、磯辺行久、靉嘔、駒井哲郎、瀧口修造、池田満寿夫、細江英公
阿部寧さん(中央)と深野一朗さん(右)
瀧口修造で始まった2014年の前半は、森美術館での大回顧展に触発されて30年前のパルコからスタートしたウォーホル全国展を振り返ったり、倉庫にしまいこんだままだった現代版画センターの記録(まだ途中です)を開封する機会になりました。
●冬季休廊のお知らせ
ときの忘れものは2014年12月28日(日)~2015年1月5日(月)まで冬季休廊となります。
新年の営業は1月6日(火)からです。
◆新春の初企画は「植田実写真展―都市のインク 端島複合体、同潤会アパートメント」です。
会期:2015年1月9日[金]―1月23日[金](*会期中無休)。
2003年度の日本建築学会文化賞を受賞するなど、建築評論、編集者として長年活躍し続ける植田実が、長年撮りためてきた写真作品を初めて公開したのは2010年のときの忘れものでの「植田実写真展―空地の絵葉書」でした。70歳を超えての初個展でした。二度目の個展となる本展では〈端島複合体〉〈同潤会アパートメント〉の写真と、61年に8mmフィルムで撮影した《丸の内赤煉瓦街》の映像をご覧いただきます。
●イベントのご案内
1月9日(金)18時よりオープニングを開催します。
1月16日(金)19時より植田実さんと降旗千賀子さん(目黒区美術館学芸員)を迎えてギャラリートークを開催します。
※要予約/参加費1,000円
※必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申込ください。
E-mail. info@tokinowasuremono.com
スタッフたちのふんばりで、年末を無事迎えることができました。
ご贔屓にしてくださったお客様、すばらしい作品をつくってくれた作家の皆さん、「年中無休のブログ」の執筆者の皆さん、お取引先の皆様方に心より御礼を申し上げます。
今年の亭主はじつに用心深かった(既に過去形)。
ちょっと寒気がしたと思ったら、不義理もものかわ、さっさと早退し、からだの養生につとめた。
一緒につきあわされる社長は仕事が中途半端になってしまい、不平たらたらだったが、おかげで一日二日寝込むことがあっても、一年を通し、まあまあの健康状態で仕事ができた・・・・
はずだったのですが、最後の最後で倒れてしまいました。
もともと気管支が弱いのですが、やはり疲れがたまっていたようで、扁桃腺が腫れ、年末の10日ほどは仕事になりませんでした。
年内に仕上げなければならなかったあれやこれやの大半は、越年の仕儀とあいなりました。
ご迷惑をおかけしてしまう、お取引先はじめ、関係者の皆様には深く、お詫びいたします。
2014年のときの忘れものを振り返ってみます。
■「瀧口修造展 I」
2014年1月8日(水)―1月25日(土)
今年のメイン企画として瀧口修造に取り組み、3回の展覧会と、二冊のカタログを刊行しました。
1月18日(土)池田龍雄さんによるギャラリートーク開催池田龍雄さん(左)、本展企画監修の土渕信彦さん(右)
池田龍雄さんを囲んで
1月25日(土)瀧口修造の講演「美というもの(録音)」を聴く会を開催
『瀧口修造展 I』図録2013年
ときの忘れもの 発行
図版:44点
英文併記
21.5x15.2cm
ハードカバー
76ページ
執筆:土渕信彦「瀧口修造―人と作品」
再録:瀧口修造「私も描く」「手が先き、先きが手」
価格:2,000円(税別)
※送料別途250円(お申し込みはコチラへ)。
瀧口修造に関係する記事やテキストを「瀧口修造の世界」として紹介しています。土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
■「西村多美子写真展 憧景」
2014年2月5日(水)―2月22日(土)
*禅フォトと共同開催
第一会場:ZEN FOTO GALLERY(《しきしま》モダンプリントを展示)
第二会場:ときの忘れもの(《憧景》ヴィンテージを展示)

2月8日[土]大雪の中、
ZEN FOTO GALLERYのレセプションにて
西村多美子さん(左)、ZEN FOTO GALLERY オーナーのマーク・ピアソンさん(右)
森山大道さん(左)と亭主■「春のコレクション展」
2014年2月25日(火)―3月8日(土)
出品作家:吉原治良、堀尾貞治、森内敬子、鷲見康夫、ジョナス・メカス、ボブ・ウィロビー、松本竣介、マン・レイ、上前智祐

●「アートフェア東京」
2014年3月6日(木)―3月9日(日)4日間
会場:東京国際フォーラム
出品作家:瑛九、瀧口修造、細江英公、井桁裕子、秋葉シスイ

瑛九の大作(左)と張り合う秋葉シスイの新作(右)は今回も好評でお客様にお納めできました。
■「瀧口修造展 II」
2014年3月12日(水)―3月29日(土)
3月15日(土)大谷省吾さん(東京国立近代美術館主任研究員)によるギャラリートークを開催

『瀧口修造展Ⅱ』
2014年 ときの忘れもの 発行
64ページ 21.5x15.2cm
デカルコマニー47点収録
執筆:大谷省吾「瀧口修造のデカルコマニーをめぐって」
再録:瀧口修造「百の眼の物語」(『美術手帖』216号、1963年2月、美術出版社)
ハードカバー
英文併記
価格:2,000円(税別)※送料別途250円
■「百瀬恒彦写真展」
2014年4月2日(水)―4月12日(土)
ポートフォリオ『無色有情』(10点組、限定部数12部)を刊行しました。
4月4日(金)百瀬恒彦さんと森友嵐士さんによるギャラリートークを開催
ときの忘れものには珍しく、若い女性たちで満席でした。
百瀬さんの写真世界については鳥取絹子のエッセイ「百瀬恒彦の百夜一夜」をお読みください。
■「わが友ウォーホル」
2014年4月19日(土)―5月6日(火)
出品作家:アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジョン・ケージ、ナム・ジュン・パイク、萩原朔美、荒川修作、草間彌生

1983年「巨大地下空間のウォーホル展」会場となった大谷石の屏風岩石材店のオーナー渡辺さんの奥様に再会。
4月19日(土)森美術館で開催された●「アンディ・ウォーホル展」のスペシャルトークに参加。
1983年のウォーホル展を回顧して根本寿幸さん(GALLERY360°ディレクター)、石田了一(摺師、石田了一工房代表)さんと参加しました。
■「葉栗剛展」
2014年5月14日(水)―5月31日(土)
ときの忘れもの初の木彫の展覧会
5月17日(土)葉栗剛さんと森本悟郎さんによるギャラリートークを開催
巨大な木彫が狭い画廊を見下ろしています。
『葉栗剛展』カタログときの忘れもの 発行
2014年
25.7x18.3cm 16P
執筆:森本悟郎
本体価格864円(税込) 送料別途250円
■「第25回瑛九展 瑛九と久保貞次郎」
2014年6月11日(水)―28日(土)
出品作家:瑛九、オノサト・トシノブ、桂ゆき、北川民次、泉茂、磯辺行久、靉嘔、駒井哲郎、瀧口修造、池田満寿夫、細江英公
阿部寧さん(中央)と深野一朗さん(右)瀧口修造で始まった2014年の前半は、森美術館での大回顧展に触発されて30年前のパルコからスタートしたウォーホル全国展を振り返ったり、倉庫にしまいこんだままだった現代版画センターの記録(まだ途中です)を開封する機会になりました。
●冬季休廊のお知らせ
ときの忘れものは2014年12月28日(日)~2015年1月5日(月)まで冬季休廊となります。
新年の営業は1月6日(火)からです。
◆新春の初企画は「植田実写真展―都市のインク 端島複合体、同潤会アパートメント」です。
会期:2015年1月9日[金]―1月23日[金](*会期中無休)。
2003年度の日本建築学会文化賞を受賞するなど、建築評論、編集者として長年活躍し続ける植田実が、長年撮りためてきた写真作品を初めて公開したのは2010年のときの忘れものでの「植田実写真展―空地の絵葉書」でした。70歳を超えての初個展でした。二度目の個展となる本展では〈端島複合体〉〈同潤会アパートメント〉の写真と、61年に8mmフィルムで撮影した《丸の内赤煉瓦街》の映像をご覧いただきます。
●イベントのご案内
1月9日(金)18時よりオープニングを開催します。
1月16日(金)19時より植田実さんと降旗千賀子さん(目黒区美術館学芸員)を迎えてギャラリートークを開催します。
※要予約/参加費1,000円
※必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申込ください。
E-mail. info@tokinowasuremono.com
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