浦和に在住し、瑛九が亡くなるまでアトリエに親しく出入りしていた島崎清海さん(元創美事務局長)がお亡くなりになりました。
ここしばらくは病気で画廊に来られることもありませんでしたが、数年前まではお元気にパリに写生旅行に行かれたり、画廊に顔を出して、瑛九の思い出を私たちに詳しく伝えてくださいました。
このブログにも幾度か登場されています。

瑛九を直接知る方々が年々少なくなってきました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

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一昨日終了した「仲春の画廊コレクション」展には、たくさんのお客様は来られず、実に静かな2週間でありました。
しかし売上げは久しぶりに好調で、亭主が意地をはりつつ看板にしているクラシックなオノサト・トシノブ阿部金剛岡本太郎関根伸夫などが次々と売れ、魔のニッパチを無事乗り切り、月末の支払いも滞りなく済ませることができました。

他方、旧古河庭園・大谷美術館で昨日まで開催していた「石山修武銅版画展 窓の内、窓の外」には、多数のお客様にご来場いただきました。建築家石山先生の新作をジョサイア・コンドル設計の洋館の中で見る、いらした方は大正期洋風建築の粋を堪能していただけたのではないでしょうか。
展示された25点の新作銅版画はすべてときの忘れもののエディションですので、画廊でもご覧になれます。

それぞれお買い上げいただいたお客様には心より御礼申し上げます。

亭主の体調は相変わらずで、せっかくいらしていただいても不在のことが多く、申し訳ありません。そんな中で、若いスタッフたちは3月中旬から始まる「アートフェア東京」の準備に余念がありません。

◆さて明日から始まるのは「如月」「仲春」ときて、今度は「花見月の画廊コレクション」展であります(●本日は休廊です)。
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「花見月の画廊コレクション」
会期:2015年3月3日(火)~3月14日(土)
*日曜、月曜休廊
出品:舟越桂、ベロック、中山岩太、瑛九、奈良原一高、細江英公マン・レイ、小野隆生、その他いろいろ

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左から、ベロック2点、中山岩太奈良原一高

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左から、瑛九小野隆生

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舟越桂

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