シンガポールのArt Stage Singapore 2016に出展します

＜中藤さんの写真は、しっかりとは到底言えないけれども、そこそこ拝見してきたつもりなのだけど、告白すれば、森山さんのエピゴーネンだとずーっと思っていましたが、私は転向しました。さすがにあれだけ継続して、スナップで都市を取り続けることの迫力が半端ない。＞
(土屋誠一さんのtwitterより)

‏＜今日の散歩から。中藤毅彦氏「Berlin1999＋2014」へ。99年冬の東ベルリン。少し寂れた都市だったものが時が経って見比べると街に華やかさを感じる。時の違いを感じる写真は面白いし飽きない。銀塩粒子の美しいモノクロプリントも健在＞
(tsuyoshi.mさんのtwitterより)

「中藤毅彦写真展 Berlin 1999＋2014」は昨日、大盛況のうちに終了いたしました。
中藤さんの素晴らしい作品を見たいと大勢のお客様が連日来場されました。中藤さんのお人柄もあるのでしょう、（私たちでも知っている有名な）写真家の人たちもたくさんいらしてくださり、ありがたいことでした。
お買い上げいただいた皆様には心より御礼申し上げます。

さて息つく暇もなく、ときの忘れものはシンガポールで開催される「Art Stage Singapore 2016」に出展します。
社長以下スタッフのほとんどが出張するため、本日1月17日（日）～1月25日（月）は臨時休廊します。
お問合せやご注文への対応は帰国後の1月26日以降となりますので、どうぞご了承ください。
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Art Stage Singapore 2016

1月20日(水) 15時～ VIPプレビュー
18時～ヴェルニサージュ（招待客のみ）
1月21日(木) 12時～20時一般公開
1月22日(金) 12時～19時一般公開
1月23日(土) 11時～19時一般公開
1月24日(日) 11時～18時一般公開

会場：Marina Bay Sands Expo & Convention Centre
出品作家：
フランク・ロイド・ライト／Frank Lloyd Wright
ル・コルビュジエ／Le Corbusie
安藤忠雄／Tadao ANDO
光嶋裕介／Yusuke KOSHIMA
草間彌生／Yayoi KUSAMA
ナム・ジュン・パイク／Nam June Paik
秋葉シスイ／Sisui AKIBA
葉栗剛／Takeshi HAGURI
長崎美希／Miki NAGASAKI
常松大純／Daijun TSUNEMATSU

Art Stage Singapore は香港バーゼルと並びアジアを代表するアートフェアです。
実は昨年も挑戦した（はずな）のですが、某海外担当Ｓが間違って別のフェアに応募してしまい、行ってみたら参加画廊も少なく、入場者もまばらという惨憺たるフェアでした。留守番の亭主と社長は「今季はボーナスなしだな」と覚悟していました。
ところが意外（幸運）にも結果オーライで、全員笑顔で帰国した経緯がありました。
今回は間違いなく本家本元のArt Stage Singapore、久しぶりに社長と亭主も参加、スタッフ、作家など総勢８人で乗り込みます。
今までときの忘れものが出展したアートフェアの中では一番の規模かも知れません。
ネット時代のフェアにふさわしく紙のカタログはなく、デジタルカタログです。下記をご参照ください。
https://www.artsy.net/show/toki-no-wasuremono-toki-no-wasuremono-at-art-stage-singapore-2016?microsite=1&profile_id=art-stage-singapore-2016&fair_id=art-stage-singapore-2016&fair_name=Art
このデジタルカタログはすでにUPされており、ご覧になった人たちー地元シンガポールだけではなくカナダ、アメリカ、韓国など世界各地から問い合わせがここ数日相次いでいます。アートフェアのレベルというのは既に始まる前からわかるのですね、はじめての経験です。

今まででは一番広いブースなので、出品内容も幅広く準備しています。
まず建築家の巨匠フランク・ロイド・ライト／Frank Lloyd Wrightやル・コルビュジエ、世界的な評価を得ている建築家・安藤忠雄、多方面のメディアで今最も注目を集めている若手建築家・光嶋裕介など、「建築家のドローイング」をご覧いただきます。
韓国系アメリカ人のビデオアート作家ナム・ジュン・パイクによる油彩作品や、静謐とした風景を一貫して描き続けている秋葉シスイの新作油彩、世界中で展覧会が巡回されその評価はとどまるところを知らない草間彌生の版画作品を出品します。
立体作品は、日本伝統の木彫による葉栗剛の2mを超える大作2体と、対照的に長崎美希による極小の木彫、常松大純によるアルミ缶という意外な素材を生かしたユーモアあふれる造形をご紹介します。日本の現代作家のもつ繊細な表現が評価されたらいいなと思っています。
会場には秋葉シスイ、葉栗剛、長崎美希の３作家がお待ちしています。