「ART STAGE JAKARTA 2016」

ときの忘れものはインドネシア、ジャカルタで開催されるArt Stage Jakartaに出展します。
Art Stage Singaporeで名を馳せた事務局が、舞台を隣国、インドネシアに移しての初開催です。
会期は2016年8月5日(金)~7日(日)の3日のみで、出展画廊も50のみのブティック・アートフェアです。
ご旅行中の方や、ジャカルタで仕事をなさっている方、ぜひご来場ください。

A7 - WATANUKI LTD

会場はジャカルタ中心部からはやや外れた位置に建つSheraton Grand Jakarta Gandaria City Hotel。大規模なショッピングモールも併設された高級ホテルのボール・ルームフロアを貸し切って開催されます。
今回のフェアは現地法人などとは繋がりがなく、個人コレクターの協力により成り立っているそうです。
会場であるSheraton Grand Jakarta Gandaria City Hotelも、インドネシア指折りのコレクターであるAlexander Tedja氏がオーナーであり、その伝手での提供。

ブース面積は1月のArt Stage Singaporeとほぼ同じ50㎡ですが、前回は真四角だったブースが今回は幅10mの奥行き5mの空間となります。この空間を飾るときの忘れもの作家とその作品は以下の通りです:

秋葉シスイ_次の嵐を用意している_23_1000秋葉シスイ Sisui AKIBA
《次の嵐を用意している》(23)
2016年
カンバスに油彩
97.0×145.5cm(P80号)
サインあり

Noguchi_kotodama野口琢郎 Takuro NOGUCHI
"kotodama"
2016年
箔画
33.3×24.2cm
サインあり

Haguri_2_1000葉栗剛 Takeshi HAGURI
《現代神将》
2013年
木彫 楠木、アクリル
H107.0cm
サインあり

nagasaki_ (12)長崎美希 Miki NAGASAKI
《ぺろ、ぺろ》
2016年
楠木
H5.5cm
サインあり

安藤忠雄「住吉の長屋」1安藤忠雄 Tadao ANDO
《住吉の長屋》
1998年
スクリーンプリント
イメージサイズ:43.0×69.5cm
シートサイズ:60.0×90.0cm
サインあり

isozaki_drawing2磯崎新 Arata ISOZAKI
《ザ・パラディアム(NY)》
1995年
ペン、紙
イメージサイズ:42.0×56.0cm
シートサイズ:46.0×72.1cm
サインあり

corbusier_16_yunite-4ル・コルビュジエ Le Corbusier
〈ユニテ〉より#4
1965年
銅版
額寸:66.0×54.5cm
Ed.130
サインあり

294_kabotya草間彌生 Yayoi KUSAMA
《南瓜》
2000年
スクリーンプリント、コラージュ
27×21cm
Ed. 135
サインあり
レゾネ番号294 (阿部出版 2005年新版)

paik_11_boardナム・ジュン・パイク Nam June PAIK
《作品》
木・油彩
シートサイズ:136.3×75.7cm
筆サインあり

今回のフェアで現地入りするのは作家兼スタッフの秋葉シスイさん、箔画家の野口琢郎さん、木彫作家の葉栗剛さん、外部スタッフとしてART FAIR ASIA / FUKUOKAでもお世話になっている徳永昭夫さんに、私スタッフSこと新澤を加えて5名。
誰もインドネシアに行ったことがないので、色々とネットで調べては今まで知りもしなかった現地の実態が明らかになり、戦々恐々としております。

ともあれ、今後も10月KIAF(ソウル)、11月についに受かったART TAIPEI(台北)、2017年1月にはArt Stage Singaporeと海外アートフェアが連続することもあり、是非ともここで大きく売り上げを出して2016年後半に弾みを付けたいところです。

(しんざわ ゆう)

●本日のお勧め作品は、セルジュ・ポリアコフです。
20160605_poliakoff_01_ao-compositionセルジュ・ポリアコフ
「青のコンポジション」
1958年
銅版
25.0×35.0cm
Ed.100 Signed

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

●皆様にご協力いただいた「ここから熊本へ~地震被災者支援展」での売上げ総額634,500円は、一番被害の大きかった益城町でお年よりや子供たちのケアに尽力されている木山キリスト教会に400,000円を、熊本市の城下町の風情を残す唐人町で被災した築100年の商家(カフェアンドギャラリーなどが入居、一時は解体も検討された)の西村家の復興資金に234,500円を、それぞれ送金いたしました。
詳しくはコチラをお読みください。

●ときの忘れものは「ART STAGE JAKARTA 2016」に出展します
logo
8月5日(金)15:00~21:00(プレビュー)
8月6日(土)13:00~21:00(一般公開)
8月7日(日)11:00~21:00(一般公開)
会場:Sheraton Grand Jakarta Gandaria City Hotel
ときの忘れものブース番号:A7
出品作家:安藤忠雄磯崎新ル・コルビュジエ葉栗剛長崎美希野口琢郎秋葉シスイ草間彌生ナム・ジュン・パイク

◆ときの忘れものは「菅井汲展」を開催します。
会期:2016年8月6日[土]~8月20日[土] *日曜、月曜、祝日休廊
sugai_11_group-sときの忘れものでは16年ぶりに菅井汲展を開催します。
1919年神戸に生まれた菅井は中村貞以に日本画を学び、1952年渡仏。渡仏間もないクラヴェン画廊での個展が大きな反響を呼び、たちまちパリ美術界のスターとなりました。1955年からは版画制作を開始し、生涯に約400点を制作。1959年リュブリアナ国際版画展、1965年サンパウロ・ビエンナーレ最優秀賞など数多くの国際展で受賞しました。本展では、菅井の1970年代の版画を中心にご覧いただきます。