異常気象というほかはありません。
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昨日18日午後、駒込は突然の雹の嵐に見舞われました。大きいものは直径3cmほどもあり、道を挟んだ向かいのマンションの網戸などズタズタにされてしまっており、傘などさして歩こうものなら蜂の巣にされてしまうのではないかというもの凄い勢いでした。救いはごくごく僅かな時間しか降らなかったことですが、その短時間にLAS CASASの庭は植木の花も葉も軒並み打ち落されて地面もタイルも見えない有様となってしまいました。片付けを思うと気が重いです。

20170719_hyo_09玄関の角に出来た氷溜まり。
雹の一つが2~3cm程の大きさがあります。

20170719_hyo_08玄関から見た風景。
既に溶けてなくなってしまいましたが、5~10分で排水溝が雹と葉っぱで詰まってしまい、通りがあっという間に川のようになってしまっていました。

20170719_hyo_03横殴りの風と雹に吹き散らかされ、目隠しになっていた植木は隙間だらけに。

20170719_hyo_06庭の角に積み上げった雹の山。
スタッフ曰く「製氷トレイをひっくりかえしたみたい」。
スタッフの一人が手配した花の鉢も今回で全滅。退避させようとした時には、既に雹の勢いは外に出るのが危険なくらいでした。

20170719_hyo_113階のテラスにも氷だまりが。
気温のせいで見る間に溶けて行きましたが、多少気温が下がったとはいえ、湿度の上がりを考えると素直に喜べません。

(しんざわ ゆう)

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*本日19日は、小林紀晴さんのエッセイ「山の記憶」の更新日なのですが、筆者の都合により休載いたします
来月は通常通り8月19日に掲載します。

きのうは、久しぶりに伺うことができて、楽しい時間を過ごすことができました。
個人住宅ということもあり、駒込の駅から歩いて行き、中で美術作品を見ると、知人のうちで美術品を見せてもらっている感覚になりますね。住宅もセンスあり、また機能的になっていて、画廊とオフィスが、空間で調和がとれていると思います。

(Kさんのメールより)>

先日は新しいギャラリーを拝見させていただき、ありがとうございました。
阿部勤さんの設計された住宅は素晴らしいですね。アパートの部分は友人の若い建築家が住んでいたので、何度か訪れたことがあるのですが、こちらの住宅部分は初めてで。。
とても贅沢な空間ですね。
個人住宅を展示スペースにするのはいろいろメリットがあると思いました。
ゆっくりできますし。サロンコンサートも開けそうですね。
自宅も仕事場も近いので、これから時々お邪魔したいと思います。

(Mさんのメールより)>

七夕のお披露目展に、文京区向丘の和菓子店・一炉庵の夜雨最中10個入りをぶら下げて出掛けたのは、この私です。
私は現在、足立区在住ですが、その前は文京区根津、旧町名でいうと、根津宮本町に8年、根津宮永町に10年住んでおりました。ときの忘れもの様が今回、本駒込にお引っ越しをされるとのお知らせに、根津と本駒込は隣の街みたいな気分で、とても嬉しく思い、私の大好物の夜雨最中を持参したという訳です。
東京の観光地の1つ、谷中根津千駄木周辺には上野からの流れで、ギャラリーなどが大小様々あります。新店舗そばを通る本郷通りを本郷まで下れば、ギャラリーなどがありますが、本駒込はアート関係が不毛なエリアだと思います。
(中略)
本駒込はかつてお屋敷町として、お金持ちが多く暮らす地域でした。今は大きな敷地も税金対策で切り売りされている状況かもしれませんが、ときの忘れもの様としては、本駒込エリアのアート文化を盛り上げていって頂きたいという気持ちでいっぱいです。

(Sさんのメールより)>

駒込の新しい根拠地、コンクリート打ち放しの空間に日本伝統の木彫作品をどこに置くか。
意外にすんなりと決まりました。
題材がぴったりだったからでしょうか。

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現代神将_H105cm
葉栗剛  「現代神将」
2013年   木彫 楠木、彩色  H107cm  サインあり
*撮影:二塚一徹

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葉栗剛 Takeshi HAGURI(1957-)
1957年名古屋市に生まれる。1982年に愛知県立芸術大学彫刻科を卒業し、1984年に愛知県立芸術大学大学院を修了。卒業後は木彫を主に制作しているが、野外作品はアルミニウム素材を使用する。主な個展は1996年・1998年 村松画廊(東京)、2006年 中京大学 C・スクエア(名古屋)、2009年千葉県アンデルセン公園こども美術館など多数。主なグループ展は1996年 神戸具象彫刻大賞展、2000年 フォクトランド国際彫刻シンポジウム(ドイツ)、2001年 富獄ビエンナーレ展(静岡県立美術館)、2013年 第16回岡本太郎現代 芸術賞」展 ほか。
愛知県立日進西高等学校、ふれあい公園(静岡県春野町)、伊自良村総合運動公園(岐阜県)、愛知県立西春高等学校 愛西市立佐屋小学校(愛知県)、長久手町立北小学校(愛知県) に作品が設置されている。

移転記念コレクション展
会期:2017年7月8日(土)~7月29日(土) 11:00~18:00 ※日・月・祝日休廊
※靴を脱いでお上がりいただきますので、予めご了承ください。
※駐車場はありませんので、近くのコインパーキングをご利用ください。
201707_komagome_2出品作家:関根伸夫、北郷悟、舟越直木、小林泰彦、常松大純、柳原義達、葉栗剛、湯村光、瑛九、松本竣介、瀧口修造、オノサト・トシノブ、植田正治、秋葉シスイ、光嶋裕介、野口琢郎、アンディ・ウォーホル、草間彌生、宮脇愛子、難波田龍起、尾形一郎・優、他

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ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。

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JR及び南北線の駒込駅南口から約8分、名勝六義園の正門からほど近く、東洋文庫から直ぐの場所です。