駒込に移転して一年が経ちました。
銀座では師匠・関根伸夫先生の個展があり、駒込では移転一周年謝恩企画「70-80年代を彩ったポスター繚乱」を開催しました。
亭主:「展覧会の企画ってのは何年やってもわからないね」
社長:「それがわかれば、苦労はしないわよ」

ときの忘れもの「70-80年代を彩ったポスター繚乱」
青山にあったときの忘れものが駒込に移転して早1年。それを記念してのポスター展は、画廊の企画展としても300回目という大変おめでたいものになりました。本日が最終日となりますが、かなりのお宝を破格のお値段で手に入れることができます🙂 Run!
(20180630/岡田昌浩さんのtwitterより)


70-80年代を彩ったポスター繚乱@ときの忘れもの アングラ系のポスター良かった。この頃はJUNが広告出してるのよね…他にも現代美術系のポスターも懐かしいものあり。
(20180630/かずちゃんのtwitterより)
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201806/関根伸夫2018年6月20日
41年前のポスターにサインを入れる関根伸夫先生
出品No.12)関根伸夫
「高橋悠治ピアノコンサート」(大島ホール/現代版画センター浜松支部)
1977年 シルクスクリーン(石田了一刷り)
72.5×51.3 mm 謝恩価格:8,000円(安い!


岡田さん、かずちゃんのtwitterなどでお褒めいただきましたが、肩の力を抜いて(銀座の関根展に注力するため)半ば在庫処分のつもりで開催したポスター展が来場者、売り上げ点数ともに記録的なヒットとなりました。
勤続13年のベテラン、大番頭の尾立もこんな盛況は記憶にないとか。
スタッフたちは連日朝から来廊されるお客様の対応に忙殺されました。
157点のポスターは集めたものではありません、主として現代版画センター時代に集まってしまったものが30~40年間眠り続けていたのを少しおこして皆さんにお披露目しただけです。
企画した亭主はもちろん誰一人ヒットするなんて思いもしませんでした。
おかげさまでお客様の年齢層が一挙に若返った感じです。
お買い上げいただいた皆様へのお届けがそんなわけで少々時間がかかります。どうぞご理解ください。

20180630_zocalo06-07埼玉県立近代美術館で2018年1月16日~3月25日の会期で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されました(出品リスト参照)。
出品展示された280点のうち、278点をときの忘れものから埼玉県立近代美術館に寄贈いたしました。
同館ニュース「ソカロ」2018年6月-7月号に、瑛九と現代版画センターエディションに関する情報が掲載されましたので、ご紹介します。

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*瑛九の名作「手」は福井県勝山のNさんの旧蔵作品で、1981年3月のギャラリー方寸開廊記念展「瑛九 その夢の方へ」に出品されたものです。昨年埼玉県立近代美術館の所蔵となりました。

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*文中にあるとおり、現代版画センターがエディションした作品など278点の寄贈手続きが完了しました。寄贈者は一応、有限会社ワタヌキ/ときの忘れもの・綿貫令子ですが、真の寄贈者は当時の版画センターを支えてくれた会員、支部の皆さんです。
1974~1985年をともに疾走してくださった作家、刷り師、会員、支部の皆様にあらためて御礼を申し上げます。ありがとうございました。


●今日のお勧め作品は、瑛九です。
20170513_qei_157瑛九《作品》
1936年頃 吹き付け
27.4×23.0cm
スタンプサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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