本日、7月18日は亭主の長年の相棒だったデザイナー北澤敏彦さんの一周忌です。
1988年ころから2017年まで約30年間、亭主の手がけた画集、書籍、カタログ、案内状、パンフレット、ポスターなどのほぼ99%は北澤さんのデザインでした。
青山から駒込への移転通知(DM)が最後の仕事でした。
北澤さんを失った痛手は深く、しばらくは呆然自失の日々でした。
今日は静かに北澤さんのご冥福を祈りましょう。

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先日、私たちよりはるか先輩で、お仕事も卒業され悠々自適の日々を送られている方から、久しぶりにお手紙をいただきました。メールやパソコンにはあまり縁のない方だと思い込んでいたのですが、
驚いたことにこのブログをいつも楽しみにお読みいただいているとのことでした。

毎日更新を続けていますが、ときにネタ切れで頭を抱えたり、逆にご投稿の原稿を直ぐにもアップしたいのに既に連載原稿が入っていて掲載日のバランスに悩むこともあります。
毎日多くの方にお読みいただいていますが、アクセス解析によるとその日に掲載された最新記事ばかりではなく、ずいぶん前の記事が読まれています。
中には、繰り返し繰り返し読まれる記事があります。
たとえば、

●1983年7月23日「宇都宮大谷・巨大地下空間でのウォーホル展オープニング1983年7月23日

●2007年02月20日「ウォーホルを偲んで~サンデー・B・モーニング版」

●2008年11月11日「坂田一男!?」

●2009年02月14日「佐伯修[雲と残像――現代美術を媒介にして]~coto Vol.17より」 

●2009年08月06日「アウグスト・ザンダーと五味彬」展~原茂さんからの報告 

●2010年06月27日「本物、ニセモノ」

●2012年05月19日「大人のデートにどうぞ。」

●2012年12月22日「磯崎新の[低層]都庁案と版画」

●2016年4月10日「新連載・杉山幸一郎のエッセイ[幸せにみちたくうかんを求めて]第1回」

●2016年4月18日「森下泰輔のエッセイ[戦後・現代美術事件簿]第9回」

一見して、読者(コレクター)の知りたいことが如実に反映されていますね。
とくに贋作、偽物関連記事です(亭主自身はあまりそういう方面は熱心ではありませんが)。

ブログのよいところは長文でもかまわないこと、「検索」ができること、バックナンバーの保存ができることなどでしょう。
twitterやfacebookも良いでしょうが、私たち画商にとっては、優れた作品を丁寧に紹介することが重要です。
これからも、執筆陣のご協力を得て、一層のブログの充実をはかりたいと思います。
どうぞご愛読ください。

◆最後にご紹介する草間彌生先生のオブジェ「いちご」はもちろん贋作ではありません。

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草間彌生《いちご》
ブロンズにラッカー
1974年(このエディションは1993年鋳造)
22.7×21.4×7.5cm  サイン・年記あり(作家のサイン入りカード付き)
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ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

◆ときの忘れものは内間安瑆・内間俊子展を開催しています。
会期:2018年7月17日[火]―8月10日[金] ※日・月・祝日休廊
内間安瑆の油彩、版画作品と内間俊子のコラージュ、箱オブジェ作品など合わせて約20点をご覧いただきます。図録も刊行します(800円)。
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●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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