昨年12月4日の中村哲先生の銃撃による急逝に私たちは呆然といたしました。
多くの報道により、初めて中村哲先生とペシャワール会の活動を知った方も多かったようです。
私たちが中村哲先生の活動を知り、東松照明先生の呼びかけに応えて「アフガニスタン支援/東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」に協力したのは2002年のことでした。
以来、細々としてではありますがペシャワール会と中村哲医師を支援する頒布会を開催してきました。
ペシャワール会は中村哲医師が続けるパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。
先月は中村哲先生の訃報を受けて急遽、特別頒布会に切り替え、購入43点、寄付金と合わせ454,000円をペシャワール会に送金いたしました。送金累計は、3,064,056円となりました。
皆様のご支援、ご協力に心より感謝いたします。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
中村先生の死によりペシャワール会は大きな打撃を受け、今後の活動は困難を増すでしょうが、私たちは引き続き支援活動を続けてまいります。
「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月21日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
●2020年お正月のペシャワール会支援作品は「オブジェ特集」として以下の6点を出品します。
031) 靉嘔
靉嘔
《クラッシュドレインボー》
1983年
シルクスクリーン
26.0×20.0×2.0cm
Ed.500
サインあり、額付
032)高瀬昭男

(ブリキの羽をもつ人形)
金属、布、樹脂
幅13×奥行11×高さ10㎝
サインあり
■高瀬昭男
1942年新潟県 糸魚川市 生まれ。1965年金沢美術工芸大学 彫刻科卒、1967年東京芸術大学大学院 彫刻科卒。1973年関根伸夫の環境美術研究所設立に参加、全国各地に石、金属等による多数のモニュメントを制作する。1981年空間造形研究所を設立。秋山画廊、みゆき画廊、ルナミ画廊、ギャラリーせいほう、ときわ画廊、ギャラリー手などで個展を開催。現在はブリキによるオブジェを制作している。
033)田名網敬一、高松次郎、他

『CARTES PEINTES トランプ』
現代美術の第一線で活躍中のアーチスト27名の作品によるオリジナル・トランプ
7.3×2.7×9.1cm(カードは8.9×6.3cm)
制作年:記載がないのですが、1980年頃です。
発行:エディションナンシー
AD:谷川晃一、作家紹介文の執筆:石崎浩一郎
作家:赤瀬川原平、池田満寿夫、宇佐美圭司、岡本信治郎、加納光於、菊畑茂久馬、小島信明、清水晃、須賀啓、鈴木慶則、高松次郎、田名網敬一、田中信太郎、谷川晃一、坪内一忠、中西夏之、中根昭子、中村宏、野中ユリ、平賀敬、深沢幸雄、宮迫千鶴、村上善男、元永定正、横尾忠則、吉田カツ、吉野辰海ら日本人アーティスト27名によるアートトランプ。
034)利根山光人
利根山光人「ペンダント」
ペンダントトップ:縦6.2㎝×横6.2㎝
チェーン:74.5㎝
桐箱入り
刻印サイン、桐箱に自筆サイン
035)大沢昌助
大沢昌助「七宝焼き・ブローチ」
3.0×3.0㎝
桐箱に自筆サイン
036)井桁裕子
井桁裕子「予感」
2008年
陶・高さ12.5㎝
桐箱にサイン
次回の支援頒布会は2月11日です。
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●ときの忘れもののブログでは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
・ 大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・ 小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
・ 小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・ 佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・ 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・ 橋本啓子のエッセイ「倉俣史朗の宇宙」は隔月・奇数月12日の更新です。
・ 花田佳明のエッセイ「建築家・松村正恒研究と日土小学校の保存再生をめぐる個人的小史」は毎月14日の更新です。
・ 野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・ 王聖美のエッセイ「気の向くままに展覧会逍遥」は隔月・偶数月18日の更新です。
・ 柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は隔月・偶数月20日の更新です。
・ 中村惠一のエッセイ「美術・北の国から」は毎月22日の更新です。
・ 土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の本」は毎月23日の更新です。
・ 尾崎森平のエッセイ「長いこんにちは」は毎月25日の更新です。
・ スタッフSの海外ネットサーフィンは毎月26日の更新です。
・ 植田実のエッセイ「本との関係」は毎月29日の更新です。
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2018年04月11日|「版画の景色 現代版画センターの軌跡」ご観覧ありがとうございました
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●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
多くの報道により、初めて中村哲先生とペシャワール会の活動を知った方も多かったようです。
私たちが中村哲先生の活動を知り、東松照明先生の呼びかけに応えて「アフガニスタン支援/東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」に協力したのは2002年のことでした。以来、細々としてではありますがペシャワール会と中村哲医師を支援する頒布会を開催してきました。
ペシャワール会は中村哲医師が続けるパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。先月は中村哲先生の訃報を受けて急遽、特別頒布会に切り替え、購入43点、寄付金と合わせ454,000円をペシャワール会に送金いたしました。送金累計は、3,064,056円となりました。
皆様のご支援、ご協力に心より感謝いたします。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
中村先生の死によりペシャワール会は大きな打撃を受け、今後の活動は困難を増すでしょうが、私たちは引き続き支援活動を続けてまいります。
「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
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締め切り後は特別頒布価格は削除します。
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・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
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●2020年お正月のペシャワール会支援作品は「オブジェ特集」として以下の6点を出品します。
031) 靉嘔
靉嘔《クラッシュドレインボー》
1983年
シルクスクリーン
26.0×20.0×2.0cm
Ed.500
サインあり、額付
032)高瀬昭男

(ブリキの羽をもつ人形)金属、布、樹脂
幅13×奥行11×高さ10㎝
サインあり
■高瀬昭男
1942年新潟県 糸魚川市 生まれ。1965年金沢美術工芸大学 彫刻科卒、1967年東京芸術大学大学院 彫刻科卒。1973年関根伸夫の環境美術研究所設立に参加、全国各地に石、金属等による多数のモニュメントを制作する。1981年空間造形研究所を設立。秋山画廊、みゆき画廊、ルナミ画廊、ギャラリーせいほう、ときわ画廊、ギャラリー手などで個展を開催。現在はブリキによるオブジェを制作している。
033)田名網敬一、高松次郎、他

『CARTES PEINTES トランプ』現代美術の第一線で活躍中のアーチスト27名の作品によるオリジナル・トランプ
7.3×2.7×9.1cm(カードは8.9×6.3cm)
制作年:記載がないのですが、1980年頃です。
発行:エディションナンシー
AD:谷川晃一、作家紹介文の執筆:石崎浩一郎
作家:赤瀬川原平、池田満寿夫、宇佐美圭司、岡本信治郎、加納光於、菊畑茂久馬、小島信明、清水晃、須賀啓、鈴木慶則、高松次郎、田名網敬一、田中信太郎、谷川晃一、坪内一忠、中西夏之、中根昭子、中村宏、野中ユリ、平賀敬、深沢幸雄、宮迫千鶴、村上善男、元永定正、横尾忠則、吉田カツ、吉野辰海ら日本人アーティスト27名によるアートトランプ。
034)利根山光人
利根山光人「ペンダント」ペンダントトップ:縦6.2㎝×横6.2㎝
チェーン:74.5㎝
桐箱入り
刻印サイン、桐箱に自筆サイン
035)大沢昌助
大沢昌助「七宝焼き・ブローチ」3.0×3.0㎝
桐箱に自筆サイン
036)井桁裕子
井桁裕子「予感」2008年
陶・高さ12.5㎝
桐箱にサイン
次回の支援頒布会は2月11日です。
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E-mail:info@tokinowasuremono.com
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