春の陽射しが木々の芽吹きを誘う頃となりました
コラージ読者の皆様におかれましては、
お忙しくお過ごしのことと存じます
いつもWebマガジン コラージをご覧いただきありがとうございます
本日より~3月12日(土)まで(11:00-19:00 会期中無休)
文京区本駒込のギャラリーにて
「コラージのフォトコラージュ展」を開催中です
展示作品・会場風景は「ときの忘れもの」ホームページからご覧いただけます
会期中は仮設のコラージ編集室を設けておりますので、
お気軽にお立ち寄りくださいましたら幸いです
2022年 3月4日(金)~3月12日(土)11:00-19:00 ※会期中無休
ときの忘れもの 東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS
TEL.03-6902-9530 http://www.tokinowasuremono.com/ ※ 時節がら会期変更の可能性もございます。
事前にホームページをご確認のうえお越しくださいませ
(20220304/Webマガジン コラージのメルマガ より)


















*画廊亭主敬白
この記事が掲載される頃、ウクライナはどうなっているのでしょうか。
私達の商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。突然ミサイルが撃ち込まれてくるような状況で美術品の売買などあり得ない、憤りと悲しさで苦しくなります。
ありがたいことに(明日は我が身と思いつつ)、
画廊ではColla:J 創刊15周年記念展「コラージのフォトコラージュ」が開催中で、玄関はお祝いの花で埋め尽くされ、当初は二階図書室を臨時の編集室にしますという話だったのですが、いつの間にかお茶室に変貌、塩野さんが皆さんにお茶をたてておもてなししています。
実は先日、亭主の親族の葬儀があり故郷群馬に帰省したのですが、その後体調を崩し(発熱)、よもやと思い病院でPCR検査を受けました。幸い「陰性です、ご安心ください」とかかりつけの女医さんに言われて、胸をなでおろしました。「ご安心ください」の一言がどれだけ暖かく聞こえたことか、言葉は大事ですね。
明日から有楽町で「アートフェア東京2022」が始まりますが、3月10日は私たちが敬愛する瑛九の命日です(1911年4月28日生まれ - 1960年3月10日没、享年48)。
ときの忘れものは1995年の開廊以来、毎年のように瑛九展を開催し、アートフェア東京にもしばしば瑛九作品を出品してきました。昨年は9月に「生誕110年 第30回瑛九展 フォト・デッサンと型紙」を開催、本年も秋に第31回瑛九展の開催を計画しています。
亭主は瑛九ご本人には会えませんでしたが、夫人の都さん、兄の杉田正臣さん、同郷の同志・富松昇さん、エスペラント語の教え子だった鈴木素直先生、瑛九の会を組織し瑛九顕彰に尽力した久保貞次郎先生、瀧口修造先生、靉嘔先生、創美の木水育男先生、原田勇先生、尾崎正教先生、友人の画家・難波田龍起先生、生涯の盟友だったオノサト・トシノブ先生、膨大な資料を集め瑛九の評伝を書かれた山田光春先生など瑛九の周辺の人たちの多くに実際にお会いすることができました。作家とその周囲の人たちを知ることは作品の理解に役立ちますし、なにより会ってもいない作家のリアリティを実感できます。
しかし、靉嘔先生以外、ほとんどの方は鬼籍に入られており、ときの忘れものスタッフたちはお顔すら存じない。亭主が上掲の方々から受けた恩顧を次の世代に引き渡していかなければなりません。
コロナ禍ではありましたが昨年、宮崎県立美術館で大規模な回顧展が開催されました。
「生誕110年記念 瑛九展-Q Ei 表現のつばさ-」
会期:2021年10月23日~12月5日(終了しています)
遠路ではありましたが、スタッフ4人が出張し、担当学芸員小林美紀先生のレクチャーを受け、瑛九作品を学ぶ機会をいただきました。
尾立麗子の内覧会レポート/2021年11月6日ブログ
スタッフMのレポート/2021年12月19日ブログ
スタッフIのレポート/2021年12月21日ブログ
スタッフSのレポート/2021年12月26日ブログ。
これからも、瑛九作品との出会いを求めて、若いスタッフたちに各地を行脚してもらいたいと思っています。
●本日のお勧めは瑛九です。
「赤にむらがる黄
」
《赤にむらがる黄》
1958年 油彩・ボード 37.9×45.7cm サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤が設計した個人住宅だった空間で企画展の開催、版画のエディション、美術書の編集等を行なっています(WEBマガジン コラージ2017年12月号18~24頁の特集参照)。
JR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊
コラージ読者の皆様におかれましては、
お忙しくお過ごしのことと存じます
いつもWebマガジン コラージをご覧いただきありがとうございます
本日より~3月12日(土)まで(11:00-19:00 会期中無休)
文京区本駒込のギャラリーにて
「コラージのフォトコラージュ展」を開催中です
展示作品・会場風景は「ときの忘れもの」ホームページからご覧いただけます
会期中は仮設のコラージ編集室を設けておりますので、
お気軽にお立ち寄りくださいましたら幸いです
2022年 3月4日(金)~3月12日(土)11:00-19:00 ※会期中無休
ときの忘れもの 東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS
TEL.03-6902-9530 http://www.tokinowasuremono.com/ ※ 時節がら会期変更の可能性もございます。
事前にホームページをご確認のうえお越しくださいませ
(20220304/Webマガジン コラージ


















*画廊亭主敬白
この記事が掲載される頃、ウクライナはどうなっているのでしょうか。
私達の商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。突然ミサイルが撃ち込まれてくるような状況で美術品の売買などあり得ない、憤りと悲しさで苦しくなります。
ありがたいことに(明日は我が身と思いつつ)、
画廊ではColla:J 創刊15周年記念展「コラージのフォトコラージュ」が開催中で、玄関はお祝いの花で埋め尽くされ、当初は二階図書室を臨時の編集室にしますという話だったのですが、いつの間にかお茶室に変貌、塩野さんが皆さんにお茶をたてておもてなししています。
実は先日、亭主の親族の葬儀があり故郷群馬に帰省したのですが、その後体調を崩し(発熱)、よもやと思い病院でPCR検査を受けました。幸い「陰性です、ご安心ください」とかかりつけの女医さんに言われて、胸をなでおろしました。「ご安心ください」の一言がどれだけ暖かく聞こえたことか、言葉は大事ですね。
明日から有楽町で「アートフェア東京2022」が始まりますが、3月10日は私たちが敬愛する瑛九の命日です(1911年4月28日生まれ - 1960年3月10日没、享年48)。
ときの忘れものは1995年の開廊以来、毎年のように瑛九展を開催し、アートフェア東京にもしばしば瑛九作品を出品してきました。昨年は9月に「生誕110年 第30回瑛九展 フォト・デッサンと型紙」を開催、本年も秋に第31回瑛九展の開催を計画しています。
亭主は瑛九ご本人には会えませんでしたが、夫人の都さん、兄の杉田正臣さん、同郷の同志・富松昇さん、エスペラント語の教え子だった鈴木素直先生、瑛九の会を組織し瑛九顕彰に尽力した久保貞次郎先生、瀧口修造先生、靉嘔先生、創美の木水育男先生、原田勇先生、尾崎正教先生、友人の画家・難波田龍起先生、生涯の盟友だったオノサト・トシノブ先生、膨大な資料を集め瑛九の評伝を書かれた山田光春先生など瑛九の周辺の人たちの多くに実際にお会いすることができました。作家とその周囲の人たちを知ることは作品の理解に役立ちますし、なにより会ってもいない作家のリアリティを実感できます。
しかし、靉嘔先生以外、ほとんどの方は鬼籍に入られており、ときの忘れものスタッフたちはお顔すら存じない。亭主が上掲の方々から受けた恩顧を次の世代に引き渡していかなければなりません。
コロナ禍ではありましたが昨年、宮崎県立美術館で大規模な回顧展が開催されました。
「生誕110年記念 瑛九展-Q Ei 表現のつばさ-」会期:2021年10月23日~12月5日(終了しています)
遠路ではありましたが、スタッフ4人が出張し、担当学芸員小林美紀先生のレクチャーを受け、瑛九作品を学ぶ機会をいただきました。
尾立麗子の内覧会レポート/2021年11月6日ブログ
スタッフMのレポート/2021年12月19日ブログ
スタッフIのレポート/2021年12月21日ブログ
スタッフSのレポート/2021年12月26日ブログ。
これからも、瑛九作品との出会いを求めて、若いスタッフたちに各地を行脚してもらいたいと思っています。
●本日のお勧めは瑛九です。
「赤にむらがる黄
」《赤にむらがる黄》
1958年 油彩・ボード 37.9×45.7cm サインあり
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤が設計した個人住宅だった空間で企画展の開催、版画のエディション、美術書の編集等を行なっています(WEBマガジン コラージ2017年12月号18~24頁の特集参照)。
JR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
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営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊
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