ジョナス・メカス Jonas MEKAS「ウーナ・メカス5才 猫とホリス(母)の前でヴァイオリンの稽古 1979」
1983年 シルクスクリーン(刷り:岡部徳三)
53.0×37.5cm
Ed.75 signed
今年はジョナス・メカスさんの生誕100年です。
20世紀の映像文化の画期をなしたメカスの影響は大きく、今年から来年にかけて世界各地で記念の催しが開催されています。日本でもいくつもの記念イベントが予定されており、このブログでも順次ご紹介してまいります。
●井上春生監督によるジョナス・メカス×吉増剛造のドキュメンタリー映画『眩暈 VERTIGO』の試写会へご招待いたします。

日本現代詩を代表する詩人・吉増剛造(1939.2.22生)が、メカスの一周忌に、その面影をマンハッタンとブルックリンに追いかける。この映画『眩暈 VERTIGO』は、前衛映画の巨人への追悼詩を、盟友でもあった日本の詩人が綴るドキュメンタリーである。
ニューヨークロケは、コロナウイルスが襲いかかる直前の2020年1月に行われた。吉増は、第2次世界大戦後に祖国リトアニアを離れ、ニューヨークに移民したメカスが見た新天地アメリカの姿を辿っていく。マンハッタンの地下鉄、新ワールドトレードセンター、避暑地のコニーアイランド、ブルックリン。時には8ミリカメラを回し、メカスを偲ぶ詩のモチーフを丹念に拾っていく。吉増は詩の創作歴が70年近くに及ぶ。言葉の可能性を突き詰めたアヴァンギャルドな詩と、過激な朗読パフォーマンスは海外でもよく知られている。そんな吉増の創作の原点は日常にある。和紙、ノート、レシートや付箋紙の裏に米粒大の文字で詩を毎日連ねていく。
ドキュメンタリー映画『眩暈 VERTIGO』ジョナス・メカス×吉増剛造(117分)
監督:井上春生
主題曲:佐野元春「新世界の夜」 Instrumentall DaisyMusic
国際映画祭32冠のジョナス・メカスの映画「眩暈 VERTIGO」が12月13日より東京都写真美術館で公開されます。
映画の公開に先立ち、この度マスコミ試写会(6日間)を開催します。
先着20名さまをご招待いたします。
映画美学校試写室(東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F)
2022年
10月13日(木)10時~
10月27日(木)15時半~
10月28日(金)13時~
11月1日(火)15時半~
お問合せ090-3686-5302(井上)
※試写状の代わりに受付にお名刺をお渡し下さい・マスクの着用をお願いします
半蔵門ミュージアムシアター(東京都千代田区一番町25『半蔵門駅』下車 4番出口(地上1階)左すぐ ミュージアム3階 )
2022年
10月11日(火)13時半~
10月18日(火)13時半~
お問合せ090-3686-5302(井上)
※試写状の代わりに受付にお名刺をお渡し下さい・マスクの着用をお願いします
観覧をご希望の方は inoue@hug-machine.com(担当:白崎)までご連絡ください。
メールタイトルに:映画「眩暈 VERTIGO」試写会希望「ときの忘れもの」より
本文に:お名前、所属、連絡先、希望日時
を必ずご明記ください。
※現在10/11、10/13が空いています。

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◆第31回 瑛九展 開催中
会期=2022年10月7日(金)~10月22日(土)※日・月・祝日休廊
出品作品の詳細と展示風景は10月4日ブログをご覧ください。

*画廊亭主敬白
瑛九展二日目の昨日、朝一でいらしたSさん、価格を見て「えっ、こんなに安いの」と絶句。亭主の嘆き節は読んでなかったらしい。出品全作品をじっくりとご覧になり、1952年の素晴らしい初期銅版画(もちろん作家自刷り)をお買い上げになりました。その後も先客万来、海外からも<Would you be kind enough to send me the price list and additional information on this work>というわけで、おかげさまでたくさん赤丸をつけることができました。感謝!
◆「クボテーって誰? 希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」
会期:10月15日[土]~10月29日[土] *日曜休廊
会場:ストライプハウスギャラリー STRIPED HOUSE GALLERY
〒106-0032 東京都港区六本木 5-10-33
Tel:03-3405-8108 / Fax:03-3403-6354
主催:久保貞次郎の会


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