スタッフSの海外ネットサーフィン No.108
「Jonas Mekas 100 anniversary programme at Kino Regina/KAVI」
The National Audiovisual Institute (KAVI), Helsinki
読者の皆様こんにちわ。年末らしい冷え込みが厳しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 月の頭に夏真っただ中のマイアミから真冬の日本に戻ったと思ったら、「あっ」と言う間もなく年末という師走の慌ただしさに頭が全く順応できていないスタッフSこと新澤です。
今年はジョナス・メカス生誕100年記念ということで、世界各地で大小様々なイベントが開催されています。ときの忘れものでも先日24日(土)に上映会を開催し、コロナ拡大防止のために少数しか用意できなかった参加枠に多数の応募をいただきました。

今回ご紹介するイベント、「Jonas Mekas 100 anniversary programme at Kino Regina/KAVI」は、国際図書館連盟(IFLA)より2019年度の「Public Library of the Year(公共図書館オブ・ザ・イヤー)」に選ばれたフィンランドのヘルシンキ中央図書館「Oodi」内の映画館「Kino Regina」で今月初頭から2023年1月15日まで開催されています。
上映内容は"Reminiscences of a Journey to Lithuania (1972)"、"Walden (1969)"、"Lost Lost Lost (1976)"と"As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty (2000)"の他に短編作品と、言い方は悪いですがあまり他の上映会と代わり映えしません。ですが、他とは毛色の違う部分として、「Everyday Life of Jonas」と題した写真展が、上映会と合わせて開催されています。アンソロジー・フィルム・ アーカイヴズで22年に渡りメカスと共に活動していた写真家・Arūnas Kulikauskasが、作家を自宅やバー、そしてストリートで撮影した300枚にも及ぶスナップの中からキュレーションした27点の作品を「Kino Regina」のロビーに展示しています。

フィンランドというと日本人にはあまり馴染みがない印象ですが、今年の7月からは入国制限も緩和され、往来に不自由はないようです。イベント会場を内包する「Oodi」は、書籍は勿論ゲーム機や3Dプリンターの貸し出しも行っており、その先進的なデザインと相まって一般的な図書館の枠組みを超えた文化複合施設となっています。年末年始の海外旅行でフィンランドに行かれる方がおられれば、是非お運びください。
2022年のときの忘れものの営業日も残すところあと1日。今年も自分の益体もない文章にお付き合いいただきありがとうございました。皆様どうかよいお年をお過ごしください。
2023年もどうぞよろしくお願い致します。
(しんざわ ゆう)
Jonas Mekas 100! 公式ページ(英語)
Kino Regina 公式ページ(英語)
「Jonas Mekas 100 anniversary programme」イベントページ(フィンランド語)
「Photo exhibition: Everyday Life of Jonas (2022)」展覧会ページ(フィンランド語)
●本日のお勧め作品はジョナス・メカスのシルクスクリーン作品です。
《セルフ・ポートレイト ラコステ(サド侯爵の城)の日蔭にて》
1983年
シルクスクリーン
37.0×51.0cm
Ed.75
サインあり
《ウーナ・メカス5才 猫とホリス(母)の前でヴァイオリンの稽古 1979》
1983年
シルクスクリーン
53.0×37.5cm
Ed.75
サインあり
《枝と葉の影を映し、雨滴に濡れた壁》
1983年
シルクスクリーン
37.5×51.0cm
Ed.75
サインあり
《夜の街を走る車 マンハッタン》
1983年
シルクスクリーン
53.0×37.5cm
Ed.75
サインあり
《京子の7才の誕生日(オノ・ヨーコの愛娘)1970》
1983年
シルクスクリーン
36.5×24.0cm
Ed.75
サインあり
《モントークのピーター・ビアード 1974》
1983年
シルクスクリーン
37.5×51.0cm
Ed.75
サインあり
《ひなぎくを持ったケイト・マンハイム 1972》
1983年
シルクスクリーン
63.0×43.0cm
Ed.75
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●年末年始・冬季休廊のお知らせ
ときの忘れものの本年の営業は12月27日(火)で終了します。
12月28日(水)~2023年1月4日(水)まで冬季休廊いたします。
ブログは相変わらず年中無休、お正月も休まず発信いたします。
「Jonas Mekas 100 anniversary programme at Kino Regina/KAVI」
The National Audiovisual Institute (KAVI), Helsinki
読者の皆様こんにちわ。年末らしい冷え込みが厳しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 月の頭に夏真っただ中のマイアミから真冬の日本に戻ったと思ったら、「あっ」と言う間もなく年末という師走の慌ただしさに頭が全く順応できていないスタッフSこと新澤です。
今年はジョナス・メカス生誕100年記念ということで、世界各地で大小様々なイベントが開催されています。ときの忘れものでも先日24日(土)に上映会を開催し、コロナ拡大防止のために少数しか用意できなかった参加枠に多数の応募をいただきました。

地元の建築事務所ALA Architectsが設計を担当した「Oodi」。
2013年に国際設計コンペが実施され、市民の直接投票で同事務所のデザインが採用された。
2013年に国際設計コンペが実施され、市民の直接投票で同事務所のデザインが採用された。
今回ご紹介するイベント、「Jonas Mekas 100 anniversary programme at Kino Regina/KAVI」は、国際図書館連盟(IFLA)より2019年度の「Public Library of the Year(公共図書館オブ・ザ・イヤー)」に選ばれたフィンランドのヘルシンキ中央図書館「Oodi」内の映画館「Kino Regina」で今月初頭から2023年1月15日まで開催されています。
上映内容は"Reminiscences of a Journey to Lithuania (1972)"、"Walden (1969)"、"Lost Lost Lost (1976)"と"As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty (2000)"の他に短編作品と、言い方は悪いですがあまり他の上映会と代わり映えしません。ですが、他とは毛色の違う部分として、「Everyday Life of Jonas」と題した写真展が、上映会と合わせて開催されています。アンソロジー・フィルム・ アーカイヴズで22年に渡りメカスと共に活動していた写真家・Arūnas Kulikauskasが、作家を自宅やバー、そしてストリートで撮影した300枚にも及ぶスナップの中からキュレーションした27点の作品を「Kino Regina」のロビーに展示しています。

Jonas Mekas, 2000. © Arūnas Kulikauskas
フィンランドというと日本人にはあまり馴染みがない印象ですが、今年の7月からは入国制限も緩和され、往来に不自由はないようです。イベント会場を内包する「Oodi」は、書籍は勿論ゲーム機や3Dプリンターの貸し出しも行っており、その先進的なデザインと相まって一般的な図書館の枠組みを超えた文化複合施設となっています。年末年始の海外旅行でフィンランドに行かれる方がおられれば、是非お運びください。
2022年のときの忘れものの営業日も残すところあと1日。今年も自分の益体もない文章にお付き合いいただきありがとうございました。皆様どうかよいお年をお過ごしください。
2023年もどうぞよろしくお願い致します。
(しんざわ ゆう)
Jonas Mekas 100! 公式ページ(英語)
Kino Regina 公式ページ(英語)
「Jonas Mekas 100 anniversary programme」イベントページ(フィンランド語)
「Photo exhibition: Everyday Life of Jonas (2022)」展覧会ページ(フィンランド語)
●本日のお勧め作品はジョナス・メカスのシルクスクリーン作品です。
《セルフ・ポートレイト ラコステ(サド侯爵の城)の日蔭にて》1983年
シルクスクリーン
37.0×51.0cm
Ed.75
サインあり
《ウーナ・メカス5才 猫とホリス(母)の前でヴァイオリンの稽古 1979》1983年
シルクスクリーン
53.0×37.5cm
Ed.75
サインあり
《枝と葉の影を映し、雨滴に濡れた壁》1983年
シルクスクリーン
37.5×51.0cm
Ed.75
サインあり
《夜の街を走る車 マンハッタン》1983年
シルクスクリーン
53.0×37.5cm
Ed.75
サインあり
《京子の7才の誕生日(オノ・ヨーコの愛娘)1970》1983年
シルクスクリーン
36.5×24.0cm
Ed.75
サインあり
《モントークのピーター・ビアード 1974》1983年
シルクスクリーン
37.5×51.0cm
Ed.75
サインあり
《ひなぎくを持ったケイト・マンハイム 1972》1983年
シルクスクリーン
63.0×43.0cm
Ed.75
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●年末年始・冬季休廊のお知らせ
ときの忘れものの本年の営業は12月27日(火)で終了します。
12月28日(水)~2023年1月4日(水)まで冬季休廊いたします。
ブログは相変わらず年中無休、お正月も休まず発信いたします。
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