こんにちわ
ようやく暑さも落ち着いてきました。お変わりございませんか。
2023年9月2日(土)に軽井沢建築ツアーに行ってまいりましたので、ご報告いたします。
◆軽井沢建築ツアー
参加者:植田実先生、綿貫令子、尾立麗子、松下賢太、綿貫不二夫
1)軽井沢高原文庫主催の辻邦生別荘見学会に参加(年に数回、公開の機会があるのですが、定員があり、皆さんをお誘いできませんでした)。
2)ル・ヴァン美術館を観覧&ランチ
3)Richter Raum/リヒター・ラウムを観覧(ワコウ・ワークス・オブ・アートさん)
<辻邦生別荘/磯崎新 設計>
軽井沢駅から送迎バスを出していただき、約15分で辻邦生山荘に到着。
軽井沢高原文庫の大藤敏行先生に山荘を案内していただきました。
辻邦生先生が亡くなられた後、奥様の佐保子先生(2011年没)がお使いになっていたのですが、2013年にご遺族より軽井沢高原文庫に寄贈されたそうです。内部は撮影禁止。
正面。1976年(辻さんが50歳)に建てられ、辻先生が1999年に亡くなるまで24年ほど過ごしたそうです。最初の頃は冬も過ごしていたそう。
右側からぐるっと建物周囲を見せていただきました。
入口
集合写真。左から植田実先生、綿貫不二夫、綿貫令子、尾立麗子(撮影:松下賢太)
外観はわりとシンプルに見えますが、中に入ってみると高低差があってエレベーションはかなり複雑。簡単に図面を描こうと思っても、高低差がありすぎて難しくて描けません。(ときの忘れもの・尾立)
山荘の裏面
居間の窓には120度ほど弧に動く大戸がありました。
床はコンクリート。
外から見える二階の窓。辻邦生先生の書斎には沢山の本の中にボルテールとモリエールの石膏像があり、辻佐保子先生の書斎にはレジェのポスターやお洒落な時計(SEIKO)があったのが印象的でした。
近くには辻邦生別荘を設計された磯崎新先生のアトリエ兼別荘もあります。

ここからタクシーで軽井沢ルヴァン美術館へ向かいました。
<軽井沢ルヴァン美術館>
副館長・木田三保さんにご案内いただきました。
所在地 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉957-10
木田さんのお父様は建築家の坂倉準三先生、お母様は百合さん(文化学院創立者・西村伊作の長女)です。
美術館の正面。
庭を歩く植田先生。
気持ちの良い庭に面したカフェでランチをいただきました。
軽井沢ルヴァン美術館では、<2023年はルヴァン初代館長西村八知の没後10年となり、企画展「西村八知の美の散歩」を開催中。>(公式ウェブサイトより)

ここからまたタクシーで移動し、リヒター・ラウムへ。
<Richter Raum/リヒター・ラウム>
ワコウ・ワークス・オブ・アートの和光清さんがリヒター作品だけのためにつくった「リヒター・ラウム」。
<30年に渡りゲルハルト・リヒターを日本に紹介してきたワコウ・ワークス・オブ・アートが、その作品を常設展示する空間を軽井沢につくりました。 ※小さなスペースのため、オンライン事前予約制となっております。詳細は、予約ページをご覧ください。 >(公式ウェブサイトより) 内部は撮影禁止。
住所:〒389-0102 長野県軽井沢町軽井沢1323-1475
外の看板。
中庭から見える窓。
リヒターの大作《Strip Sculpture Karuizawa》の前で記念撮影。右から、和光清さん、綿貫不二夫、綿貫令子、植田実先生、木田三保さん、松下賢太。(撮影:尾立麗子)
リヒターの大作《Strip Sculpture Karuizawa》
木田三保さん
和光さんには事務室の中まで見せていただきました。本当にありがとうございました。
日帰りの軽井沢への出張。倉俣史朗展を開催中の軽井沢現代美術館さんにも立ち寄りたかったのですが、3カ所まわるだけでへとへとでした。それでも良いものを見ると元気になりますね。
皆様もぜひ行かれてみてください。
(スタッフM)
●本日のお勧め作品は磯崎新です。

磯崎新 Arata ISOZAKI "FOLLY-SOAN 1" 1984年 木版
イメージサイズ:54.0×74.0cm
シートサイズ:57.0×76.0cm
Ed.50 Signed(*現代版画センターエディション)

磯崎新 Arata ISOZAKI "FOLLY-SOAN 2" 1984年 木版
イメージサイズ:30.0×37.2cm
シートサイズ:57.0×76.0cm
Ed.50 Signed(*現代版画センターエディション)

磯崎新 Arata ISOZAKI "FOLLY-SOAN 3" 1984年 木版
イメージサイズ:46.5×19.5cm
シートサイズ:57.0×76.0cm
Ed.50 Signed(*現代版画センターエディション)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

ようやく暑さも落ち着いてきました。お変わりございませんか。
2023年9月2日(土)に軽井沢建築ツアーに行ってまいりましたので、ご報告いたします。
◆軽井沢建築ツアー
参加者:植田実先生、綿貫令子、尾立麗子、松下賢太、綿貫不二夫
1)軽井沢高原文庫主催の辻邦生別荘見学会に参加(年に数回、公開の機会があるのですが、定員があり、皆さんをお誘いできませんでした)。
2)ル・ヴァン美術館を観覧&ランチ
3)Richter Raum/リヒター・ラウムを観覧(ワコウ・ワークス・オブ・アートさん)
<辻邦生別荘/磯崎新 設計>
軽井沢駅から送迎バスを出していただき、約15分で辻邦生山荘に到着。
軽井沢高原文庫の大藤敏行先生に山荘を案内していただきました。
辻邦生先生が亡くなられた後、奥様の佐保子先生(2011年没)がお使いになっていたのですが、2013年にご遺族より軽井沢高原文庫に寄贈されたそうです。内部は撮影禁止。
正面。1976年(辻さんが50歳)に建てられ、辻先生が1999年に亡くなるまで24年ほど過ごしたそうです。最初の頃は冬も過ごしていたそう。
右側からぐるっと建物周囲を見せていただきました。
入口
集合写真。左から植田実先生、綿貫不二夫、綿貫令子、尾立麗子(撮影:松下賢太)
外観はわりとシンプルに見えますが、中に入ってみると高低差があってエレベーションはかなり複雑。簡単に図面を描こうと思っても、高低差がありすぎて難しくて描けません。(ときの忘れもの・尾立)
山荘の裏面
居間の窓には120度ほど弧に動く大戸がありました。
床はコンクリート。
外から見える二階の窓。辻邦生先生の書斎には沢山の本の中にボルテールとモリエールの石膏像があり、辻佐保子先生の書斎にはレジェのポスターやお洒落な時計(SEIKO)があったのが印象的でした。近くには辻邦生別荘を設計された磯崎新先生のアトリエ兼別荘もあります。

ここからタクシーで軽井沢ルヴァン美術館へ向かいました。
<軽井沢ルヴァン美術館>
副館長・木田三保さんにご案内いただきました。
所在地 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉957-10
木田さんのお父様は建築家の坂倉準三先生、お母様は百合さん(文化学院創立者・西村伊作の長女)です。
美術館の正面。
庭を歩く植田先生。
気持ちの良い庭に面したカフェでランチをいただきました。
軽井沢ルヴァン美術館では、<2023年はルヴァン初代館長西村八知の没後10年となり、企画展「西村八知の美の散歩」を開催中。>(公式ウェブサイトより)
ここからまたタクシーで移動し、リヒター・ラウムへ。<Richter Raum/リヒター・ラウム>
ワコウ・ワークス・オブ・アートの和光清さんがリヒター作品だけのためにつくった「リヒター・ラウム」。
<30年に渡りゲルハルト・リヒターを日本に紹介してきたワコウ・ワークス・オブ・アートが、その作品を常設展示する空間を軽井沢につくりました。 ※小さなスペースのため、オンライン事前予約制となっております。詳細は、予約ページをご覧ください。 >(公式ウェブサイトより) 内部は撮影禁止。
住所:〒389-0102 長野県軽井沢町軽井沢1323-1475
外の看板。
中庭から見える窓。
リヒターの大作《Strip Sculpture Karuizawa》の前で記念撮影。右から、和光清さん、綿貫不二夫、綿貫令子、植田実先生、木田三保さん、松下賢太。(撮影:尾立麗子)
リヒターの大作《Strip Sculpture Karuizawa》
木田三保さん
和光さんには事務室の中まで見せていただきました。本当にありがとうございました。日帰りの軽井沢への出張。倉俣史朗展を開催中の軽井沢現代美術館さんにも立ち寄りたかったのですが、3カ所まわるだけでへとへとでした。それでも良いものを見ると元気になりますね。
皆様もぜひ行かれてみてください。
(スタッフM)
●本日のお勧め作品は磯崎新です。

磯崎新 Arata ISOZAKI "FOLLY-SOAN 1" 1984年 木版
イメージサイズ:54.0×74.0cm
シートサイズ:57.0×76.0cm
Ed.50 Signed(*現代版画センターエディション)

磯崎新 Arata ISOZAKI "FOLLY-SOAN 2" 1984年 木版
イメージサイズ:30.0×37.2cm
シートサイズ:57.0×76.0cm
Ed.50 Signed(*現代版画センターエディション)

磯崎新 Arata ISOZAKI "FOLLY-SOAN 3" 1984年 木版
イメージサイズ:46.5×19.5cm
シートサイズ:57.0×76.0cm
Ed.50 Signed(*現代版画センターエディション)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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