今夜は、オペラシティアートギャラリーでの「生誕100年記念 難波田龍起展」のオープニングに参加するため、前日友人とファッションショーをして選んだ格好で出勤しました。とりあえずプレスリリースを仕上げ、三浦さんとオペラシティへ向いました。コレクターの寺田小太郎さん、難波田龍起さんの三男武男さんの挨拶があり、展示を観覧して回りました。絵画だけでなく、陶芸作品や貴重な手紙も本当に数多くの作品が展示されていました。年代順に展示されており、同一人物が描いたとは思えない程の作風の変化でした。愛息の死後以降の作品は、深く、重く、吸い込まれて行ってしまいそうな作品でした。綿貫さん曰く、難波田龍起さんの描き方はキャンバスの端から描き始めてゆくそうです。亡くなる寸前まで描いていており、情緒が映し出されているように感じました。印象に残った作品は、子供の工作のような感じがする、お菓子の空き箱の区切られた内部に色とりどりの形象が描かれている作品です。私はあまり美術を知らないので、作品に出来るだけ近づいて一点一点観るので、最終的に何が良かったかとか忘れてしまいます。綿貫さんに、「部屋に入って、パッと目に付いた作品を見るだけでいいんだよ。人間の感覚は正確なのだから。」と教えて戴きました。なるほど、洋服選びと一緒じゃん!!思いました。立食があり、ここぞとばかりに食べたのですが、綿貫さんと三浦さんと令子さんと最上階の中華料理屋に行くことになりました。新宿を一望できる眺めで、これぞ東京って気分になりました。食べ過ぎて、明日食べなくても大丈夫なくらいお腹いっぱいで幸せでした。

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