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<<ギャラリーときの忘れものだより・・・アンディ・ウォーホル展始まる!>>

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アンディ・ウォーホル展が始まりました。画廊を入ると両脇の壁は、故栗山豊さんが収集したウォーホルの記事(コピー)で埋め尽くされています。また、テーブルには資料の実物が展示されています。他にも資料をコピーしたもののファイルが置いてありますので、どっぷりとウォーホルの世界に浸ることが出来ます。また、忘れてならないのが、展示された作品です。ときの忘れもの亭主が1983年にエディションした「KIKU」シリーズ3点や手彩色の施された「FLOWERS」の2点、「絶滅に瀕した種」のシリーズから3点などを展示・販売しています。また、1988年から翌年にかけて日本各地を巡回したときに作られたウォーホル展のポスターなどもご覧いただけます。GW期間中も通常通り日・月・祝休で、5月2日、6日は営業しております。ぜひ、お出かけください。

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<<今週の話題・・・最近行った展覧会より>>

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先日、ニューオータニ美術館で開催中の「青騎士の画家たち」という展覧会に行きました。1911年に活動を始めたドイツの前衛画家グループ「青騎士」の四人の作家、カンディンスキー、クレー、ミュンター、マルクの作品を展示すると言う、ちょっと珍しい企画です。カンディンスキーの作品は、最近画廊やヤフオクでも取り扱っていますが、フランツ・マルクやガブリエーレ・ミュンターのような、なかなか見る機会のない作家の作品を見ることが出来て良かったのですが、もう少し点数をそろえて欲しかったですね。

そのあと国立近代美術館の藤田嗣治展へ。二度目です。その当日の朝、NHK教育の新日曜美術館で藤田の特集が放映されたし、日曜だから込んでいるだろうと思いましたが、4時近かったせいか、10分も並ばずに入れました。

会場の中は、それなりに込んでいましたが、思ったほどでもなく、人の隙間から充分見ることが出来ました。三分の二くらい見たところで、閉館まであと20分というアナウンスが流れたので、最初のほうの絵をもう一度見ようと戻ると、もう誰もおらず、部屋ごと貸切状態。ゆっくりと見直すことが出来ました。 何度見ても、その乳白色の肌は美しく、惹かれます。


そして、その線の際立つ美しさも忘れられません。お薦めの展覧会です。僕ももう一度くらい行っておきたいと思っています。

 

                  (ときの忘れものスタッフ 三浦次郎)