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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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「根岸文子展」は、明日28日まで開催中です。行方不明の作品は、結局見つからず、根岸さんから諦めましたというメールが届きました。筆者は何度もロストバゲージを経験しましたが、必ず見つかりましたので、楽観的に考えていましたが、ついに見つからず残念ですし、腹立たしい思いです。根岸さんにはたいへんなショックだったろうと推察いたします。
現在、ホームページのブログに根岸さんへのインタビューをシリーズで掲載しております。根岸さんの人柄がよく出ていて、とても楽しいインタビューでした。どうぞご覧ください。また、根岸さんの大作が上野の森美術館で開催中の「VOCA展2009」に出品中です。こちらは30日（月）までです。併せてご覧ください。
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＜＜今週の話題～ARTIST FILE 2009＞＞
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いま六本木の国立新美術館で、「ARTIST FILE 2009」が開催されています。筆者はコンセプチュアルな作品が苦手なので、とりあえず見ておこうくらいの気持ちで入場したのですが、今回は、コンセプトはともかく作品自体が気に入った作家が3名いました。一人は、石川直樹さんという写真家の作品で、グリーンランドを撮ったシリーズは、フラットな雪景が何とも不思議な景色で引き込まれました。富士山のシリーズは、こんな火口や斜面にへばりつくようによく建物を作ったものだ、どこの風景なんだろうと思いながら見ていたら、実は富士山でした。見方を変えると思いもよらない光景になるものです。また、金田実生さんの「なつかしい匂い」という作品は、緑色が綺麗で、絵の前から立ち去りがたいものがありました。齋藤芽生さんの作品は、色彩や構図がひじょうに美しく、また毒を含んだモチーフが魅力的でした。5月6日までです。
3月28日から29日にかけて、「六本木アートナイト」というイベントがあり、国立新美術館は28日のみ22時まで開館しています。ディナーのあとにでもいかがですか。
（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週のオークションから＞＞
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