GWを皆さん、いかがお過ごしでしたか。
ときの忘れものでは、明日5月8日より30日まで「小野隆生コレクション展」を開催します。
ときの忘れものでは初期から最新作までの各時代の小野作品をコレクションしていますが、2m近い大作も少なくなく、なかなか展示の機会がありませんでした。
今回は画廊コレクションから、板を切り抜いた断片シリーズを中心に、初期作品や近作ドローイングをご紹介します。どうぞお出かけください。
小野隆生展>

下段左「忘れていた日に」、右「冬の旅になってしまった」、
上段左「男は階段の下で待つ」、中央「断片98-V」、右「終焉の地の空には雲がない」
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小野隆生(Takao ONO 1950- )
岩手県生まれ。1971年渡伊。国立ローマ中央修復研究所絵画科を卒業。1977~1985年にイタリア各地の教会壁画や美術館収蔵作品の修復に携わり、ジョットやティツィアーノらの作品に直接触れ、古典技術を習得。1976年、銀座・現代画廊で初個展開催。資生堂ギャラリー[椿会展]に出品。「ライバルは500年前のルネサンスの画家たち」との揺るぎない精神でテンペラ画手法による肖像画を一貫して制作している。2008年伊東の池田20世紀美術館で小野隆生回顧展が開催され、1993~2007年の15年間の仕事を振り返り、板を切り抜いたテンペラ作品からドローイングまで、およそ60点が展示された。現在、イタリアで精力的に制作活動を行なっている。