「マン・レイと宮脇愛子展」もいよいよ16日で終了です。
13日に宮脇愛子先生が来廊されましたが、
宮脇「ここは狭いけど天井が高くていい画廊ね」
亭主「は、それだけが採り得でして・・・・」
宮脇「誰も来ないのね、いつもこんなに静かなの」
というようなやりとりがあったのですが、その後をご報告しましょう。
建築、アート、デザインの分野でライターとして活躍している青野尚子さんが来廊。亭主の冷や汗を救ってくれました。

左)一点一点描いたドローイングを挿入した『マン・レイへのオマージュ』の造本の出来具合をチェック
右)新進画家の秋葉シスイさんに自著にサインして贈る宮脇先生

左)スウェーデン俳句協会会長で同国外務省特別顧問でもあるカイ・ファルクマンさんが磯崎新先生と来廊。
右)自らデザインした「UTSUROHI」ポスターを指差す磯崎先生。

左)自ら撮影したマン・レイのアトリエ写真について説明する磯崎先生
右)瀧口修造の作品の前で

左)『マン・レイへのオマージュ』をご覧になる
右)造本を手がける社長がご説明

左)宮脇先生に贈られたマン・レイのオブジェを前に
右)「天文台の時刻にー恋人たち」を見上げる

左)偶然、写真家の細江英公先生と、編集者の朝山耿吉さんが来廊(朝山さんとは1963年に出会って以来の長いお付き合いです)。思わぬ再会を喜ぶ。
右)旧交を温める細江英公先生と宮脇先生

左)左から亭主、ファルクマンさん、細江先生、朝山さん、宮脇先生、磯崎先生
右)宮脇先生とファルクマンさん


それぞれ、自著にサインする磯崎先生とファルクマンさん

カイ・ファルクマン著『ロボットと人間ー発展のピラミッド理論ー』(西山佑司・小屋逸樹訳、1985年 新潮社)

左)亭主からときの忘れものが刊行した『日和崎尊夫句集』を贈る
右)自著について語るファルクマンさん

この椅子、実は数年前に取り壊されてしまった磯崎新初期の名作・福岡相互銀行大分支店で使われていたもの。さりげなく画廊においたのですが、磯崎先生、見るや否や「どうしてあの椅子がここにあるんだ!」
サプライズ大成功!!

左)モンローチェアの一種で、竣工当時、磯崎先生がデザインして天童木工に作らせたもの。坐り心地はなかなかのものですが、強度に問題があって量産はされず、天童木工のカタログにも載っていない幻の椅子です。
右)久しぶりに自作の椅子に座りゴキゲンな磯崎先生。


早速、磯崎先生にはサインをお願いしました。

左)1967 ARATA ISOZAKI 2010 のサイン
右)同じタイプの椅子を図書館の貴賓室用にもつくり、その椅子に天皇陛下が坐ったという昔話をファルクマンさんに説明する磯崎先生。階段のカメラマンに注目。

左)細江先生の写真集を開き、「ミシマを撮った日本を代表する写真家」についてファルクマンさんに説明する磯崎先生
右)自分の写真集を見るファルクマンさんを撮影する細江英公先生

左)写真集にサインしてファルクマンさんに献呈
右)ファルクマンさん、宮脇先生とファルクマンさんの句集を読む細江英公先生


和やかな時間が続きました。

記念写真
◆カイ・ファルクマン(Kai Falkman)
1934年コペンハーゲン生れのスウェーデン人。1954-55年ジュネーヴ大学でフランス文学を学び、のちストックホルム大学で法律を専攻。1959年スウェーデン外務省に入り、日本、ベトナム、イギリス、ポルトガル、アンゴラ等の大使館に勤務。1980-84年駐日スウェーデン公使。現在ストックホルムの国際事情研究所に所属。ヨーロッパでは既にユニークな文筆家として知られ、旺盛な執筆活動を続けている。著作には「外交官用の特別郵便袋」「ピカソと脳」などのアフォリスティックな文明評論があり、小説に「言葉と山脈」がある。「ロボットと人間―発展のピラミッド理論」は1985年新潮社から刊行(西山佑司訳)。最近、ファルクマンさんが選句に携わった「四月の雪―スウェーデンの俳句百句 日本の俳句百句」が大日本印刷から刊行された。
◆最後に磯崎先生関連の展覧会情報を。
2010年10月14日より11月7日まで、都市と建築をテーマにした「Struggling Cities: from Japanese Urban Projects in the 1960s ストラグリング・シティーズ — 60年代日本の都市プロジェクトから」展が上海世界金融センターにて開催される。
建築家の日埜直彦が企画した本展は、1960年代に日本で隆盛を見せた都市への実験的な提案を入口に、現代に至るまでの都市を取り巻くさまざまな状況や、現在の東京に見られる特異性を、模型のみならず、アニメーション、写真スライド、映像といった多様なメディアを交えながら検証する。都市計画とその実現の過程における課題や、実現後との対比など、当時のプロジェクトを事例にとりながら、現代および未来に向けて都市計画のあるべき姿を考察する契機となる展覧会である。
なお、本展は国際交流基金主催による海外巡回展として、上海での展示を皮切りに長期にわたり世界各地を巡回する予定。上海での展示期間中の10月16日には、特別シンポジウム「超都市 上海」として、磯崎新による講演と伍江との対談が同済大学にて予定されている。
◆ときの忘れものは、9月28日(火)~10月16日(土)「マン・レイと宮脇愛子展」を開催しています(会期中無休)。

10月16日(土)17時からの巌谷國士さんのギャラリー・トークは既に定員に達しました。
トーク終了後の18時からクロージングパーティを開催します。こちらは予約無しで参加できますので、18時過ぎにご来場ください。

マン・レイの折本仕立ての「回転扉(Pain Peint)」にインスパイアーされ、宮脇愛子がマン・レイへのオマージュとして制作した新作エディション、シルクスクリーン入り小冊子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』(DVD付き、限定25部)の予約申し込みを受け付けています。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
13日に宮脇愛子先生が来廊されましたが、
宮脇「ここは狭いけど天井が高くていい画廊ね」
亭主「は、それだけが採り得でして・・・・」
宮脇「誰も来ないのね、いつもこんなに静かなの」
というようなやりとりがあったのですが、その後をご報告しましょう。
建築、アート、デザインの分野でライターとして活躍している青野尚子さんが来廊。亭主の冷や汗を救ってくれました。
左)一点一点描いたドローイングを挿入した『マン・レイへのオマージュ』の造本の出来具合をチェック右)新進画家の秋葉シスイさんに自著にサインして贈る宮脇先生

左)スウェーデン俳句協会会長で同国外務省特別顧問でもあるカイ・ファルクマンさんが磯崎新先生と来廊。右)自らデザインした「UTSUROHI」ポスターを指差す磯崎先生。

左)自ら撮影したマン・レイのアトリエ写真について説明する磯崎先生右)瀧口修造の作品の前で

左)『マン・レイへのオマージュ』をご覧になる右)造本を手がける社長がご説明

左)宮脇先生に贈られたマン・レイのオブジェを前に右)「天文台の時刻にー恋人たち」を見上げる

左)偶然、写真家の細江英公先生と、編集者の朝山耿吉さんが来廊(朝山さんとは1963年に出会って以来の長いお付き合いです)。思わぬ再会を喜ぶ。右)旧交を温める細江英公先生と宮脇先生

左)左から亭主、ファルクマンさん、細江先生、朝山さん、宮脇先生、磯崎先生右)宮脇先生とファルクマンさん


それぞれ、自著にサインする磯崎先生とファルクマンさん

カイ・ファルクマン著『ロボットと人間ー発展のピラミッド理論ー』(西山佑司・小屋逸樹訳、1985年 新潮社)

左)亭主からときの忘れものが刊行した『日和崎尊夫句集』を贈る右)自著について語るファルクマンさん

この椅子、実は数年前に取り壊されてしまった磯崎新初期の名作・福岡相互銀行大分支店で使われていたもの。さりげなく画廊においたのですが、磯崎先生、見るや否や「どうしてあの椅子がここにあるんだ!」サプライズ大成功!!

左)モンローチェアの一種で、竣工当時、磯崎先生がデザインして天童木工に作らせたもの。坐り心地はなかなかのものですが、強度に問題があって量産はされず、天童木工のカタログにも載っていない幻の椅子です。右)久しぶりに自作の椅子に座りゴキゲンな磯崎先生。


早速、磯崎先生にはサインをお願いしました。

左)1967 ARATA ISOZAKI 2010 のサイン右)同じタイプの椅子を図書館の貴賓室用にもつくり、その椅子に天皇陛下が坐ったという昔話をファルクマンさんに説明する磯崎先生。階段のカメラマンに注目。

左)細江先生の写真集を開き、「ミシマを撮った日本を代表する写真家」についてファルクマンさんに説明する磯崎先生右)自分の写真集を見るファルクマンさんを撮影する細江英公先生

左)写真集にサインしてファルクマンさんに献呈右)ファルクマンさん、宮脇先生とファルクマンさんの句集を読む細江英公先生


和やかな時間が続きました。

記念写真
◆カイ・ファルクマン(Kai Falkman)
1934年コペンハーゲン生れのスウェーデン人。1954-55年ジュネーヴ大学でフランス文学を学び、のちストックホルム大学で法律を専攻。1959年スウェーデン外務省に入り、日本、ベトナム、イギリス、ポルトガル、アンゴラ等の大使館に勤務。1980-84年駐日スウェーデン公使。現在ストックホルムの国際事情研究所に所属。ヨーロッパでは既にユニークな文筆家として知られ、旺盛な執筆活動を続けている。著作には「外交官用の特別郵便袋」「ピカソと脳」などのアフォリスティックな文明評論があり、小説に「言葉と山脈」がある。「ロボットと人間―発展のピラミッド理論」は1985年新潮社から刊行(西山佑司訳)。最近、ファルクマンさんが選句に携わった「四月の雪―スウェーデンの俳句百句 日本の俳句百句」が大日本印刷から刊行された。
◆最後に磯崎先生関連の展覧会情報を。
2010年10月14日より11月7日まで、都市と建築をテーマにした「Struggling Cities: from Japanese Urban Projects in the 1960s ストラグリング・シティーズ — 60年代日本の都市プロジェクトから」展が上海世界金融センターにて開催される。
建築家の日埜直彦が企画した本展は、1960年代に日本で隆盛を見せた都市への実験的な提案を入口に、現代に至るまでの都市を取り巻くさまざまな状況や、現在の東京に見られる特異性を、模型のみならず、アニメーション、写真スライド、映像といった多様なメディアを交えながら検証する。都市計画とその実現の過程における課題や、実現後との対比など、当時のプロジェクトを事例にとりながら、現代および未来に向けて都市計画のあるべき姿を考察する契機となる展覧会である。
なお、本展は国際交流基金主催による海外巡回展として、上海での展示を皮切りに長期にわたり世界各地を巡回する予定。上海での展示期間中の10月16日には、特別シンポジウム「超都市 上海」として、磯崎新による講演と伍江との対談が同済大学にて予定されている。
◆ときの忘れものは、9月28日(火)~10月16日(土)「マン・レイと宮脇愛子展」を開催しています(会期中無休)。

10月16日(土)17時からの巌谷國士さんのギャラリー・トークは既に定員に達しました。
トーク終了後の18時からクロージングパーティを開催します。こちらは予約無しで参加できますので、18時過ぎにご来場ください。

マン・レイの折本仕立ての「回転扉(Pain Peint)」にインスパイアーされ、宮脇愛子がマン・レイへのオマージュとして制作した新作エディション、シルクスクリーン入り小冊子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』(DVD付き、限定25部)の予約申し込みを受け付けています。
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