◆特別セール/靉嘔・瑛九・オノサトとデモクラートの作家たち
東京都現代美術館で靉嘔先生の初期から最新作までの大回顧展「靉嘔 再び虹のかなたに」が開催されています( 5月6日(日) まで)。
瑛九たちが結成したデモクラート時代、渡米後のフルクサス時代(当時の資料写真さえ作品に見えてくる)、虹をテーマに世界を席捲、そして昨年一年で描いたという最新作群、見ごたえのある展示です。
同館では、同時に具体の田中敦子展が開催され、常設コーナーでは実験工房の福島秀子の特集展示までされていて、さながら日本の1950~60年代の最先端アーティストたちのパワフルな活動を俯瞰できる贅沢な展示がされています。
都現美もやるもんだ。
ときの忘れものが長年扱ってきた瑛九が昨年生誕100年を迎え、今年はオノサト・トシノブが生誕100を迎えます。彼らの作品が国際的にも注目を浴びていることは再三このブログでも紹介してきましたが、今週末3月17日(土)・18日(日)の2日間「特別セール/靉嘔・瑛九・オノサトとデモクラートの作家たち」を開催します。
亭主にとっては40年来の顧客であるH氏とK氏のコレクションからの売りたてです。

上段左から:オノサトトシノブ、泉茂、吉原英雄
中段左から:細江英公、池田満寿夫、瑛九
下段左から:靉嘔、磯辺行久、内間俊子
「デモクラート美術家協会」は、1951年に瑛九を中心として大阪で結成されたグループで、自由と独立の精神を尊重し、既成の画壇や公募団体を批判して一切の公募展に出品しないことを指針としました。東京・大阪を中心に展覧会を開催し、また機関誌を刊行するなど、1957年に解散するまでの短期間に活発な活動を展開しました。
デモクラートの強力な支援者であり、稀代のコレクター、大蔵書家でもあった故・久保貞次郎氏(町田市立国際版画美術館初代館長)は1966年のヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表として靉嘔、池田満寿夫、オノサト・トシノブを世界の舞台に押し上げました。
今回は久保氏旧蔵の書籍・画集・希少資料も二日間のみの特別価格にて頒布します。
出品は靉嘔、池田満寿夫、泉茂、磯辺行久、内間俊子、瑛九、河原温、利根山光人、細江英公、吉原英雄、オノサトトシノブの11作家。

1)靉嘔 Ay-O「作品」
1958年 油彩 32.0x41.0cm
Signed
*渡米直後にニューヨークで制作された油彩です。

2)靉嘔「アンフォルメルNo.91」
1957年 リトグラフ
43.6x30.0cm Ed.20
Signed
*虹以前の貴重な作品です。

19)瑛九「作品」
1958年 ペン・紙
23.1x15.0cm
Signed

24)瑛九「僕のヂヤズ」
1950年 フォトデッサン
45.0x52.4cm
Signed

26)オノサト・トシノブ「三つの丸」
1958年 水彩
18.9x27.8cm
Signed
*フリーハンド時代の絶頂期の名作です。

35)池田満寿夫「まのん」10点組
1960年 銅版+手彩色
各4.8x6.0cm
Ed.50
Signed
*真珠社から限定50部刊行された有名な豆本(10点組)を一枚の台紙に貼って額装しています。全作品10点に池田さんのサインがされており、さらに額の裏に墨痕鮮やかに池田さんが1983年の日付で署名しています。

44)泉茂「インディアン」
1956年 リトグラフ
60.3x45.5cm Ed.100
Signed
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東京都現代美術館で靉嘔先生の初期から最新作までの大回顧展「靉嘔 再び虹のかなたに」が開催されています( 5月6日(日) まで)。
瑛九たちが結成したデモクラート時代、渡米後のフルクサス時代(当時の資料写真さえ作品に見えてくる)、虹をテーマに世界を席捲、そして昨年一年で描いたという最新作群、見ごたえのある展示です。
同館では、同時に具体の田中敦子展が開催され、常設コーナーでは実験工房の福島秀子の特集展示までされていて、さながら日本の1950~60年代の最先端アーティストたちのパワフルな活動を俯瞰できる贅沢な展示がされています。
都現美もやるもんだ。
ときの忘れものが長年扱ってきた瑛九が昨年生誕100年を迎え、今年はオノサト・トシノブが生誕100を迎えます。彼らの作品が国際的にも注目を浴びていることは再三このブログでも紹介してきましたが、今週末3月17日(土)・18日(日)の2日間「特別セール/靉嘔・瑛九・オノサトとデモクラートの作家たち」を開催します。
亭主にとっては40年来の顧客であるH氏とK氏のコレクションからの売りたてです。

上段左から:オノサトトシノブ、泉茂、吉原英雄
中段左から:細江英公、池田満寿夫、瑛九
下段左から:靉嘔、磯辺行久、内間俊子
「デモクラート美術家協会」は、1951年に瑛九を中心として大阪で結成されたグループで、自由と独立の精神を尊重し、既成の画壇や公募団体を批判して一切の公募展に出品しないことを指針としました。東京・大阪を中心に展覧会を開催し、また機関誌を刊行するなど、1957年に解散するまでの短期間に活発な活動を展開しました。
デモクラートの強力な支援者であり、稀代のコレクター、大蔵書家でもあった故・久保貞次郎氏(町田市立国際版画美術館初代館長)は1966年のヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表として靉嘔、池田満寿夫、オノサト・トシノブを世界の舞台に押し上げました。
今回は久保氏旧蔵の書籍・画集・希少資料も二日間のみの特別価格にて頒布します。
出品は靉嘔、池田満寿夫、泉茂、磯辺行久、内間俊子、瑛九、河原温、利根山光人、細江英公、吉原英雄、オノサトトシノブの11作家。

1)靉嘔 Ay-O「作品」
1958年 油彩 32.0x41.0cm
Signed
*渡米直後にニューヨークで制作された油彩です。

2)靉嘔「アンフォルメルNo.91」
1957年 リトグラフ
43.6x30.0cm Ed.20
Signed
*虹以前の貴重な作品です。

19)瑛九「作品」
1958年 ペン・紙
23.1x15.0cm
Signed

24)瑛九「僕のヂヤズ」
1950年 フォトデッサン
45.0x52.4cm
Signed

26)オノサト・トシノブ「三つの丸」
1958年 水彩
18.9x27.8cm
Signed
*フリーハンド時代の絶頂期の名作です。

35)池田満寿夫「まのん」10点組
1960年 銅版+手彩色
各4.8x6.0cm
Ed.50
Signed
*真珠社から限定50部刊行された有名な豆本(10点組)を一枚の台紙に貼って額装しています。全作品10点に池田さんのサインがされており、さらに額の裏に墨痕鮮やかに池田さんが1983年の日付で署名しています。

44)泉茂「インディアン」
1956年 リトグラフ
60.3x45.5cm Ed.100
Signed
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