野口琢郎展は今日が最終日です。

フェイスブックから野口さんのメッセージを再録します。

青山、ときの忘れものでの個展8日目が終了、今日もたくさんのお客様にご来場頂け、また夕方6時からはギャラリートークでした。
緊張するかと思いましたが、浜田宏司さんの落ち着いた司会のお陰でリラックスして話す事ができ、関西人の本能で笑いをとれたら調子にノリ(笑)逆にしゃべりすぎて時間がオーバーする程でしたが、お客様にも喜んで頂けたようで安心しました。
その後浜田さんと二人でステーキ!色々なお話ができてとても勉強になりました。
明日13日(土)はついに最終日、この充実した幸せな日々が終わってしまうのはとても寂しいですが、今回の個展では本当にたくさんの方とゆっくりお話でき、多くの事を学ぶ事ができ、大きな手応えも感じる事ができたので、最後の一日はお客様やお世話になったギャラリーの方々への感謝の気持ちをもって頑張りたいと思います。
それにまだ安心して京都へ帰り、のんびり過ごしてる場合では無くなりました。
...今月末の27日から青山スパイラルガーデンで開催されるアートフェア、ULTRA 005に出展する作品を帰ってすぐ2週間で1〜2点制作する事になったので、どうやら少しのんびりできるのは11月になりそうです。
頭の片隅ではすでに制作する作品の構想を開始、落ちかけていたブレーカーをまた上げて、脳を回転させ始めています。
なので月末また2泊程は東京へ来ます。
では最終日、ときの忘れものにて皆様のご来場をお待ちしております!!
よろしくお願い致します☆(野口琢郎)


昨日まで8日間、無休で野口さんは画廊に出勤しました。亭主はじめスタッフはかわりばんこに休ませて貰っていますが、野口さんはからだ一つ、連日ほんとうにご苦労さまです。
貧乏画廊にしては盆と正月がいっぺんに来たような盛況を呈しています。
野口さんの文中にもある通り、月末に尾立麗子のディレクションで参加する「ULTRA 005」用の作品がなくなってしまい、新作を急いで制作してもらわねばなりません。
同じ30代の光嶋裕介さんの個展と並ぶ今年のヒット展覧会になりました。

当初は予定になかった昨夜のギャラリートークですが、浜田さんの名司会でなごやかに進み、野口さんの人柄や作品制作の秘話をいろいろ伺うことができました。
野口GT1野口GT2

野口GT3

嬉しいのは、しばらくお見えにならなかったお客さまが「久しぶりに見たいと思った展覧会なので」といっていらしてくれたことです。
ときの忘れものに新鮮な風を吹き込んでくれた野口さん、ありがとう。

最終日もたくさんのお客様のご来廊をお待ちしています。

◆ときの忘れものは、2012年10月5日[金]―10月13日[土]野口琢郎展を開催しています。
226_NOGUCHI
家業である京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組む野口琢郎
様々な風景の断片をコラージュするように制作する「Landscape」シリーズや、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に、希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。
本展では、新作を含む13点をご覧いただきます。
野口さんは本日も終日画廊に出ていますので、ぜひ皆さん、お出かけください。

ワンピース倶楽部代表の石鍋博子さんに「野口琢郎展に寄せて 文句なく世界一」を寄稿していただきました。
出品リストはホームページに掲載しています。