求ム! 映画監督 !
<長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』製作委員会(株式会社パルコ・公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・株式会社 スプーン)は、「太陽の塔」のドキュメンタリー映画の製作を決定し、その監督の公募を実施致しましたが、この度監督が決定しまし たので、ここにお知らせ致します。
今回の監督公募ですが、我々の予想を超える98名の応募があり、その中から第一次選考で6名の方に絞らせていただき、第二次選考として、それぞれが思い描く作品のプレゼンテーションおよび面談を行った結果、
関根光才(せきね こうさい)氏に決定致しました。
皆さまには、多大なるご協力を頂きまして、誠にありがとうございます。
関根氏はCM、MVなどを中心に国内外で活動する傍ら、短編ドキュメンタリー映画などをインディペンデントで制作するなど、意欲的 に活動している映像作家です。長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』は、1970年の歴史的な巨大イベント・大阪万博で岡本 太郎の残した「太陽の塔」の持つ意味を、約半世紀の時を経て改めて世に問いかけたいと考え、製作して参ります。 なお、2016年10月中旬より撮影を開始し、公開は2018年を予定しております。
岡本太郎の太陽の塔
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO90405950R10C15A8000000/ より
(写真:日本万国博覧会記念公園事務所)
●製作委員会による選考理由
太陽の塔をめぐる解釈の説明や物語の構築にとどまらず、日本人と芸術の関係、さらには日本と日本人を考える契機にしたいとする関 根監督のヴィジョンは、太陽の塔の今日的意味を探ろうとする本作品に大きな強度を与えるものである。また、関根監督の美しくアー ティスティックな映像表現がこのドキュメンタリー映画に芸術性をもたらし、上質な質感の獲得が期待できると考えたため。
●監督プロフィール
関根光才(せきね こうさい)| 映像作家
1976年東京生まれ、上智大学文学部哲学科卒。広告映像制作会社勤務時代に、初監督作品である短編映画「RIGHT PLACE」を発表。 同作品が海外の映画賞を多数受賞したことでデビューを果たす。その後、Young Directors Award グランプリを受賞したことで日本人の広告映像ディレクターとしては国際的な知名度を獲得、文化横断的なストーリーテリングで活動の幅を海外に拡げる。2008 年に独立すると、広告映像以外にも実験的な映像表現を取り入れた演出でミュージックビデオや映画、インスタレーションアートな ど活動の幅を広げ、Cannes Lions でのグランプリやD&AD でのブラックペンシル、ONE SHOWやNew York Festival 金賞などの受 賞など、特に国際的なクリエイティブアワードで多数の受賞を果たし、国際的に認知される日本人監督となる。
現在、国内・国外で映像作家としての活動を行う傍ら、3.11 福島原発事故以降に発足した、表現で社会や政治に向き合うアートプ ロジェクト「NOddIN(ノディン)」などでもインディペンデントな創作活動を続けている。>
(長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔 (仮)』製作委員会のHPより)

さっそく太陽の塔の前で取材を受ける関根光才さん
(菅原直太さんのfacebookより)
*画廊亭主敬白
昨年秋のことでした。
<関根伸夫73歳「日本美術オーラル・ヒストリー」>と題した2015年9月19日のブログへのアクセスが急上昇しました。
facebookで記事をシェアしてくれた関根光才さんの友人やファンたちが大挙してアクセスしたのが原因でした。
光才さんご本人はほとんど触れることがないので、ここで書くのは少し躊躇しますが、光才さんは「もの派」を代表する関根伸夫先生のご子息です。
半分冗談でトンビが鷹を産んだと書いたのですが、21世紀の映像にまったく新しい世界を切り開きつつある天才だといっていいでしょう。
60年代の現代美術を代表するのが関根伸夫の「位相 大地」とすれば、岡本太郎の「太陽の塔」はまさに70年代を象徴するモニュメントです。
太陽の塔が大阪万博の会場に異様な迫力で姿を現したとき、光才さんはまだ生まれていません。その彼がどのようなドキュメンタリー映画をつくるのか、とても期待しています。
光才さんについては、クリエイティブジャーナル「QUOTATION」No.24にインタビューが掲載されたようですので、ぜひお読みください。
◆もうひとつ映画の話題を。
「青森 りんご リトアニア」展の関連企画として、10月29日(土)にジョナス・メカスさんの「リトアニアへの旅の追憶」の上映会(16mmフィルムによる映写機での上映)があります。詳しくはコチラを参照。
日時:10月29日(土)16:30〜18:30
会場:水野学園 青山校舎2F マテリアルズライブラリー
参加費:1500円
●今日のお勧め作品はジョナス・メカスと関根伸夫です。
ジョナス・メカス
"Pier Paolo Pasolini, Rome, 1967"
1967年 (2013年プリント)
アーカイバルインクジェットプリント
イメージサイズ:34.0×22.4cm
シートサイズ :39.8×29.1cm
Ed.7 サインあり
関根伸夫
「三角の窓のproject」
1982年
銅版
60.0x45.0cm
Ed.50 サインあり
*現代版画センターエディション
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
(下に掲載したのは、海外のアートフェア向けに製作した関根伸夫先生のパンフレットの表紙です。)

●本日17日(月)は休廊です。
<長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』製作委員会(株式会社パルコ・公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・株式会社 スプーン)は、「太陽の塔」のドキュメンタリー映画の製作を決定し、その監督の公募を実施致しましたが、この度監督が決定しまし たので、ここにお知らせ致します。
今回の監督公募ですが、我々の予想を超える98名の応募があり、その中から第一次選考で6名の方に絞らせていただき、第二次選考として、それぞれが思い描く作品のプレゼンテーションおよび面談を行った結果、
関根光才(せきね こうさい)氏に決定致しました。
皆さまには、多大なるご協力を頂きまして、誠にありがとうございます。
関根氏はCM、MVなどを中心に国内外で活動する傍ら、短編ドキュメンタリー映画などをインディペンデントで制作するなど、意欲的 に活動している映像作家です。長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』は、1970年の歴史的な巨大イベント・大阪万博で岡本 太郎の残した「太陽の塔」の持つ意味を、約半世紀の時を経て改めて世に問いかけたいと考え、製作して参ります。 なお、2016年10月中旬より撮影を開始し、公開は2018年を予定しております。
岡本太郎の太陽の塔http://www.nikkei.com/article/DGXMZO90405950R10C15A8000000/ より
(写真:日本万国博覧会記念公園事務所)
●製作委員会による選考理由
太陽の塔をめぐる解釈の説明や物語の構築にとどまらず、日本人と芸術の関係、さらには日本と日本人を考える契機にしたいとする関 根監督のヴィジョンは、太陽の塔の今日的意味を探ろうとする本作品に大きな強度を与えるものである。また、関根監督の美しくアー ティスティックな映像表現がこのドキュメンタリー映画に芸術性をもたらし、上質な質感の獲得が期待できると考えたため。
●監督プロフィール
関根光才(せきね こうさい)| 映像作家
1976年東京生まれ、上智大学文学部哲学科卒。広告映像制作会社勤務時代に、初監督作品である短編映画「RIGHT PLACE」を発表。 同作品が海外の映画賞を多数受賞したことでデビューを果たす。その後、Young Directors Award グランプリを受賞したことで日本人の広告映像ディレクターとしては国際的な知名度を獲得、文化横断的なストーリーテリングで活動の幅を海外に拡げる。2008 年に独立すると、広告映像以外にも実験的な映像表現を取り入れた演出でミュージックビデオや映画、インスタレーションアートな ど活動の幅を広げ、Cannes Lions でのグランプリやD&AD でのブラックペンシル、ONE SHOWやNew York Festival 金賞などの受 賞など、特に国際的なクリエイティブアワードで多数の受賞を果たし、国際的に認知される日本人監督となる。
現在、国内・国外で映像作家としての活動を行う傍ら、3.11 福島原発事故以降に発足した、表現で社会や政治に向き合うアートプ ロジェクト「NOddIN(ノディン)」などでもインディペンデントな創作活動を続けている。>
(長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔 (仮)』製作委員会のHPより)

さっそく太陽の塔の前で取材を受ける関根光才さん
(菅原直太さんのfacebookより)
*画廊亭主敬白
昨年秋のことでした。
<関根伸夫73歳「日本美術オーラル・ヒストリー」>と題した2015年9月19日のブログへのアクセスが急上昇しました。
facebookで記事をシェアしてくれた関根光才さんの友人やファンたちが大挙してアクセスしたのが原因でした。
光才さんご本人はほとんど触れることがないので、ここで書くのは少し躊躇しますが、光才さんは「もの派」を代表する関根伸夫先生のご子息です。
半分冗談でトンビが鷹を産んだと書いたのですが、21世紀の映像にまったく新しい世界を切り開きつつある天才だといっていいでしょう。
60年代の現代美術を代表するのが関根伸夫の「位相 大地」とすれば、岡本太郎の「太陽の塔」はまさに70年代を象徴するモニュメントです。
太陽の塔が大阪万博の会場に異様な迫力で姿を現したとき、光才さんはまだ生まれていません。その彼がどのようなドキュメンタリー映画をつくるのか、とても期待しています。
光才さんについては、クリエイティブジャーナル「QUOTATION」No.24にインタビューが掲載されたようですので、ぜひお読みください。
◆もうひとつ映画の話題を。
「青森 りんご リトアニア」展の関連企画として、10月29日(土)にジョナス・メカスさんの「リトアニアへの旅の追憶」の上映会(16mmフィルムによる映写機での上映)があります。詳しくはコチラを参照。
日時:10月29日(土)16:30〜18:30
会場:水野学園 青山校舎2F マテリアルズライブラリー
参加費:1500円
●今日のお勧め作品はジョナス・メカスと関根伸夫です。
ジョナス・メカス"Pier Paolo Pasolini, Rome, 1967"
1967年 (2013年プリント)
アーカイバルインクジェットプリント
イメージサイズ:34.0×22.4cm
シートサイズ :39.8×29.1cm
Ed.7 サインあり
関根伸夫「三角の窓のproject」
1982年
銅版
60.0x45.0cm
Ed.50 サインあり
*現代版画センターエディション
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
(下に掲載したのは、海外のアートフェア向けに製作した関根伸夫先生のパンフレットの表紙です。)

●本日17日(月)は休廊です。
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