小林紀晴のエッセイ「TOKYO NETURE PHOTOGRAPHY」
第6回 Eifukucho


抑制とか湾曲、そんな言葉が浮かぶ。
通り沿いに見つけたタリーズでコーヒーを買って、
信号待ちしながら、考える。
小春日。
自然を抑える力。それは暴力的でありながら、牧歌的でもある。
植物自身はどんな気持ちなのだろう。
あるいは雑草と、鑑賞される植物のあいだに横たわる、
格差なんてことについて考えたくなる。
せめて、写真で野に放とう。
小さく呟いてみる。
--------
小林紀晴
《Eifukucho 01》
《Eifukucho 02》
共に2017年撮
ゼラチンシルバープリント
11x14inch
Ed.20
(こばやし きせい)
■小林紀晴 Kisei KOBAYASHI(1968-)
1968年長野県生まれ。
東京工芸大学短期大学部写真科卒業。
新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。1997年に「ASIAN JAPANES」でデビュー。1997年「DAYS ASIA》で日本写真協会新人賞受賞。2000年12月 2002年1月、ニューヨーク滞在。現在、雑誌、広告、TVCF、小説執筆などボーダレスに活動中。写真集に、「homeland」、「Days New york」、「SUWA」、「はなはねに」などがある。他に、「ASIA ROAD」、「写真学生」、「父の感触」、「十七歳」など著書多数。
◆小林さんが平凡社より新著「見知らぬ記憶」を刊行されました。
小林 紀晴著
出版年月: 2018/01
出版社: 平凡社
判型・ページ数: 4-6 224ページ
記憶の襞に隠れた過去が、ふとした瞬間に蘇り、時空を超えて往還し、別の様相をおびて未来を予言する。そこにはいつも写真が……。
『ASIAN JAPANESE』から二十余年、著者の新境地。
本体: 1,800円+税
◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されています。現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログは、ときの忘れもので扱っています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
現代版画センターは会員制による共同版元として1974年~1985年までの11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約280点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。
○<埼玉県立近代美術館で行われてる版画の景色展に行ってきました。
紙とインクで作られたモノクロの作品ばかりかと勝手な先入観をもったまま向かいましたが、実際はシルクスクリーンで作られたグラフィカルでポップなものや英字新聞を使ったコラージュなどなど現代的でカジュアルな作品ばかりでした。
Andy Warholや草間彌生さんの作品もあり見応えのある大満足の美術展でした。
さらにこちらの美術館は黒川紀章さんが建築されたことでも有名。様々な彫刻も展示されており合わせて楽しめました。
(20180117/sw_10mkさんのinstagramより)>
○<技法の種類の多さに驚いた。
推しは、 #凸版 。
(20180223/tsuchiya._.29.さんのinstagramより)>
○<(チラシ)4枚いただきました🎵
時代の熱気を感じたなぁ~
(20180226/totsukachiyanさんのinstagramより)>
○<埼玉県立近代美術館にて「版画の景色 現代版画センターの軌跡」。
版画による表現の幅広さに目から鱗😲
靉嘔の《I love you》はシンプルながらに版画ならではの良さがあって素敵。
(20180316/kz_m_さんのinstagramより)>
○<初日。行ってきました。
版画って想像以上にたくさんの技法があって、インスピレーションが次々と湧く素晴らしい展示でした。
#埼玉県立近代美術館 #現代版画センター あと2~3回行きたいなぁ
(20180116/yukataaaaaaさんのinstagramより)>
○西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色」は1月24日、2月14日、3月14日の全3回掲載しました。
草創期の現代版画センターに参加された西岡さんが3月18日14時半~トークイベント「ウォーホルの版画ができるまでー現代版画センターの軌跡」に講師として登壇されます。
○光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について」(1月28日ブログ)
○荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て」(1月31日ブログ)
○スタッフたちが見た「版画の景色」(2月4日ブログ)
○倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター(2月8日ブログ)
○嶋﨑吉信さんのエッセイ~「紙にインクがのっている」その先のこと(2月12日ブログ)
○大谷省吾さんのエッセイ~「版画の景色-現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか(2月16日ブログ)
○植田実さんのエッセイ「美術展のおこぼれ 第47回」(3月4日ブログ)
○土渕信彦さんのエッセイ<埼玉県立近代美術館「版画の景色ー現代版画センターの軌跡」展を見て>(3月8日ブログ)
○現代版画センターに参加した刷り師たち(3月11日ブログ)
○現代版画センターの生みの親 井上房一郎と久保貞次郎(3月13日ブログ)
○塩野哲也さんの編集思考室シオング発行のWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2018 2月号が展覧会を取材し、87~95ページにかけて特集しています。
○毎日新聞2月7日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は永田晶子さん、見出しは<「志」追った運動体>。
○3月4日のNHK日曜美術館のアートシーンで紹介されました。
○朝日新聞3月13日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は小川雪さん、見出は<版画に込めた情熱と実験精神>。
○月刊誌『建築ジャーナル』2018年3月号43ページに特集が組まれ、見出しは<運動体としての版画表現 時代を疾走した「現代版画センター」を検証する>。
○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号で1983年のウォーホル全国展が紹介されています。
○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。
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○現代版画センターエディションNo.495 柏原えつとむ「Neutral Space」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
柏原えつとむ「Neutral Space」
1982年
シルクスクリーン(刷り:前田武史(美学校研修科))
Image size: 34.0×53.0cm
Sheet size: 54.3×70.3cm
Ed.50
*美学校シルクスクリーンプリントシンポジウム作品、監修:岡部徳三
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

出品作家45名:靉嘔/安藤忠雄 /飯田善国/磯崎新/一原有徳/アンディ・ウォーホル/内間安瑆/瑛九/大沢昌助/岡本信治郎/小田襄/小野具定/オノサト・トシノブ/柏原えつとむ/加藤清之/加山又造/北川民次/木村光佑/木村茂/木村利三郎/草間彌生/駒井哲郎/島州一/菅井汲/澄川喜一/関根伸夫/高橋雅之/高柳裕/戸張孤雁/難波田龍起/野田哲也/林芳史/藤江民/舟越保武/堀浩哉 /堀内正和/本田眞吾/松本旻/宮脇愛子/ジョナス・メカス/元永定正/柳澤紀子/山口勝弘/吉田克朗/吉原英雄
◆ときの忘れものは「植田正治写真展ー光と陰の世界ーPart Ⅱ」を開催しています。
会期:2018年3月13日[火]―3月31日[土] 11:00-19:00
※日・月・祝日休廊(但し3月25日[日]は開廊)
昨年5月に開催した「Part I」に続き、1970年代~80年代に制作された大判のカラー作品や新発掘のポラロイド写真など約20点をご覧いただきます。

●書籍・カタログのご案内
『植田正治写真展―光と陰の世界―Part II』図録
2018年3月8日刊行
ときの忘れもの 発行
24ページ
B5判変形
図版18点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:800円(税込)※送料別途250円

『植田正治写真展―光と陰の世界―Part I』図録
2017年
ときの忘れもの 発行
36ページ
B5判
図版33点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:北澤敏彦(DIX-HOUSE)
価格:800円(税込)※送料別途250円
◆ときの忘れもののブログは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
・大竹昭子のエッセイ「迷走写真館 一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・frgmメンバーによるエッセイ「ルリユール 書物への偏愛」は毎月3日の更新です。
・小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・小林紀晴のエッセイ「TOKYO NETURE PHOTOGRAPHY」は毎月19日の更新です。
・小林美香のエッセイ「写真集と絵本のブックレビュー」は毎月25日の更新です。
・スタッフSの「海外ネットサーフィン」は毎月26日の更新です。
・新連載・西岡文彦のエッセイ「現代版画センターの景色」は全三回、1月24日、2月14日、3月14日に掲載しました。
・笹沼俊樹のエッセイ「現代美術コレクターの独り言」はしばらく休載します。
・大野幸のエッセイ<ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサート>は随時更新します。
・植田実のエッセイ「美術展のおこぼれ」は、更新は随時行います。
同じく植田実のエッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」と合わせお読みください。
「本との関係」などのエッセイのバックナンバーはコチラです。
・中村茉貴のエッセイ「美術館に瑛九を観に行く」は随時更新します。
・飯沢耕太郎のエッセイ「日本の写真家たち」は英文版とともに随時更新します。
・深野一朗のエッセイは随時更新します。
・「久保エディション」(現代版画のパトロン久保貞次郎)は随時更新します。
・清家克久のエッセイ「瀧口修造を求めて」は終了しました。
・関根伸夫のエッセイ「〈発想〉について[再録]」は終了しました。
・倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」は終了しました。
・森本悟郎のエッセイ「その後」は終了しました。
・藤本貴子のエッセイ「建築圏外通信」は終了しました。
・森下隆のエッセイ「鎌鼬美術館——秋田県羽後町田代に開館」は終了しました。
・芳賀言太郎のエッセイ「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」は終了しました。
・夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」は終了しました。
・普後均のエッセイ「写真という海」は終了しました。
・八束はじめ・彦坂裕のエッセイ「建築家のドローイング」(再録)は終了しました。
・石原輝雄のエッセイ「マン・レイへの写真日記」は終了しました(時々番外編あり)。
・荒井由泰のエッセイ「いとしの国ブータン紀行」は終了しました。
・森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」は終了しました。
・「殿敷侃の遺したもの」はゆかりの方々のエッセイや資料を随時紹介します。
・「オノサト・トシノブの世界」は円を描き続けた作家の生涯と作品を関係資料や評論によって紹介します。
・「瀧口修造の世界」は造形作家としての瀧口の軌跡と作品をテキストや資料によって紹介します。
土渕信彦のエッセイ「瀧口修造とマルセル・デュシャン」、「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
・「関根伸夫ともの派」はロスアンゼルスで制作を続ける関根伸夫と「もの派」について作品や資料によって紹介します。
・「現代版画センターの記録」は随時更新します。
今までのバックナンバーの一部はホームページに転載しています。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
第6回 Eifukucho


抑制とか湾曲、そんな言葉が浮かぶ。
通り沿いに見つけたタリーズでコーヒーを買って、
信号待ちしながら、考える。
小春日。
自然を抑える力。それは暴力的でありながら、牧歌的でもある。
植物自身はどんな気持ちなのだろう。
あるいは雑草と、鑑賞される植物のあいだに横たわる、
格差なんてことについて考えたくなる。
せめて、写真で野に放とう。
小さく呟いてみる。
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小林紀晴
《Eifukucho 01》
《Eifukucho 02》
共に2017年撮
ゼラチンシルバープリント
11x14inch
Ed.20
(こばやし きせい)
■小林紀晴 Kisei KOBAYASHI(1968-)
1968年長野県生まれ。
東京工芸大学短期大学部写真科卒業。
新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。1997年に「ASIAN JAPANES」でデビュー。1997年「DAYS ASIA》で日本写真協会新人賞受賞。2000年12月 2002年1月、ニューヨーク滞在。現在、雑誌、広告、TVCF、小説執筆などボーダレスに活動中。写真集に、「homeland」、「Days New york」、「SUWA」、「はなはねに」などがある。他に、「ASIA ROAD」、「写真学生」、「父の感触」、「十七歳」など著書多数。
◆小林さんが平凡社より新著「見知らぬ記憶」を刊行されました。
小林 紀晴著出版年月: 2018/01
出版社: 平凡社
判型・ページ数: 4-6 224ページ
記憶の襞に隠れた過去が、ふとした瞬間に蘇り、時空を超えて往還し、別の様相をおびて未来を予言する。そこにはいつも写真が……。
『ASIAN JAPANESE』から二十余年、著者の新境地。
本体: 1,800円+税
◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されています。現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログは、ときの忘れもので扱っています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
現代版画センターは会員制による共同版元として1974年~1985年までの11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約280点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。○<埼玉県立近代美術館で行われてる版画の景色展に行ってきました。
紙とインクで作られたモノクロの作品ばかりかと勝手な先入観をもったまま向かいましたが、実際はシルクスクリーンで作られたグラフィカルでポップなものや英字新聞を使ったコラージュなどなど現代的でカジュアルな作品ばかりでした。
Andy Warholや草間彌生さんの作品もあり見応えのある大満足の美術展でした。
さらにこちらの美術館は黒川紀章さんが建築されたことでも有名。様々な彫刻も展示されており合わせて楽しめました。
(20180117/sw_10mkさんのinstagramより)>
○<技法の種類の多さに驚いた。
推しは、 #凸版 。
(20180223/tsuchiya._.29.さんのinstagramより)>
○<(チラシ)4枚いただきました🎵
時代の熱気を感じたなぁ~
(20180226/totsukachiyanさんのinstagramより)>
○<埼玉県立近代美術館にて「版画の景色 現代版画センターの軌跡」。
版画による表現の幅広さに目から鱗😲
靉嘔の《I love you》はシンプルながらに版画ならではの良さがあって素敵。
(20180316/kz_m_さんのinstagramより)>
○<初日。行ってきました。
版画って想像以上にたくさんの技法があって、インスピレーションが次々と湧く素晴らしい展示でした。
#埼玉県立近代美術館 #現代版画センター あと2~3回行きたいなぁ
(20180116/yukataaaaaaさんのinstagramより)>
○西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色」は1月24日、2月14日、3月14日の全3回掲載しました。
草創期の現代版画センターに参加された西岡さんが3月18日14時半~トークイベント「ウォーホルの版画ができるまでー現代版画センターの軌跡」に講師として登壇されます。
○光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について」(1月28日ブログ)
○荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て」(1月31日ブログ)
○スタッフたちが見た「版画の景色」(2月4日ブログ)
○倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター(2月8日ブログ)
○嶋﨑吉信さんのエッセイ~「紙にインクがのっている」その先のこと(2月12日ブログ)
○大谷省吾さんのエッセイ~「版画の景色-現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか(2月16日ブログ)
○植田実さんのエッセイ「美術展のおこぼれ 第47回」(3月4日ブログ)
○土渕信彦さんのエッセイ<埼玉県立近代美術館「版画の景色ー現代版画センターの軌跡」展を見て>(3月8日ブログ)
○現代版画センターに参加した刷り師たち(3月11日ブログ)
○現代版画センターの生みの親 井上房一郎と久保貞次郎(3月13日ブログ)
○塩野哲也さんの編集思考室シオング発行のWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2018 2月号が展覧会を取材し、87~95ページにかけて特集しています。
○毎日新聞2月7日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は永田晶子さん、見出しは<「志」追った運動体>。
○3月4日のNHK日曜美術館のアートシーンで紹介されました。
○朝日新聞3月13日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は小川雪さん、見出は<版画に込めた情熱と実験精神>。
○月刊誌『建築ジャーナル』2018年3月号43ページに特集が組まれ、見出しは<運動体としての版画表現 時代を疾走した「現代版画センター」を検証する>。
○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号で1983年のウォーホル全国展が紹介されています。
○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。
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○現代版画センターエディションNo.495 柏原えつとむ「Neutral Space」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
柏原えつとむ「Neutral Space」1982年
シルクスクリーン(刷り:前田武史(美学校研修科))
Image size: 34.0×53.0cm
Sheet size: 54.3×70.3cm
Ed.50
*美学校シルクスクリーンプリントシンポジウム作品、監修:岡部徳三
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

出品作家45名:靉嘔/安藤忠雄 /飯田善国/磯崎新/一原有徳/アンディ・ウォーホル/内間安瑆/瑛九/大沢昌助/岡本信治郎/小田襄/小野具定/オノサト・トシノブ/柏原えつとむ/加藤清之/加山又造/北川民次/木村光佑/木村茂/木村利三郎/草間彌生/駒井哲郎/島州一/菅井汲/澄川喜一/関根伸夫/高橋雅之/高柳裕/戸張孤雁/難波田龍起/野田哲也/林芳史/藤江民/舟越保武/堀浩哉 /堀内正和/本田眞吾/松本旻/宮脇愛子/ジョナス・メカス/元永定正/柳澤紀子/山口勝弘/吉田克朗/吉原英雄
◆ときの忘れものは「植田正治写真展ー光と陰の世界ーPart Ⅱ」を開催しています。
会期:2018年3月13日[火]―3月31日[土] 11:00-19:00
※日・月・祝日休廊(但し3月25日[日]は開廊)
昨年5月に開催した「Part I」に続き、1970年代~80年代に制作された大判のカラー作品や新発掘のポラロイド写真など約20点をご覧いただきます。

●書籍・カタログのご案内
『植田正治写真展―光と陰の世界―Part II』図録2018年3月8日刊行
ときの忘れもの 発行
24ページ
B5判変形
図版18点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:800円(税込)※送料別途250円

『植田正治写真展―光と陰の世界―Part I』図録
2017年
ときの忘れもの 発行
36ページ
B5判
図版33点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:北澤敏彦(DIX-HOUSE)
価格:800円(税込)※送料別途250円
◆ときの忘れもののブログは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
・大竹昭子のエッセイ「迷走写真館 一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・frgmメンバーによるエッセイ「ルリユール 書物への偏愛」は毎月3日の更新です。
・小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・小林紀晴のエッセイ「TOKYO NETURE PHOTOGRAPHY」は毎月19日の更新です。
・小林美香のエッセイ「写真集と絵本のブックレビュー」は毎月25日の更新です。
・スタッフSの「海外ネットサーフィン」は毎月26日の更新です。
・新連載・西岡文彦のエッセイ「現代版画センターの景色」は全三回、1月24日、2月14日、3月14日に掲載しました。
・笹沼俊樹のエッセイ「現代美術コレクターの独り言」はしばらく休載します。
・大野幸のエッセイ<ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサート>は随時更新します。
・植田実のエッセイ「美術展のおこぼれ」は、更新は随時行います。
同じく植田実のエッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」と合わせお読みください。
「本との関係」などのエッセイのバックナンバーはコチラです。
・中村茉貴のエッセイ「美術館に瑛九を観に行く」は随時更新します。
・飯沢耕太郎のエッセイ「日本の写真家たち」は英文版とともに随時更新します。
・深野一朗のエッセイは随時更新します。
・「久保エディション」(現代版画のパトロン久保貞次郎)は随時更新します。
・清家克久のエッセイ「瀧口修造を求めて」は終了しました。
・関根伸夫のエッセイ「〈発想〉について[再録]」は終了しました。
・倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」は終了しました。
・森本悟郎のエッセイ「その後」は終了しました。
・藤本貴子のエッセイ「建築圏外通信」は終了しました。
・森下隆のエッセイ「鎌鼬美術館——秋田県羽後町田代に開館」は終了しました。
・芳賀言太郎のエッセイ「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」は終了しました。
・夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」は終了しました。
・普後均のエッセイ「写真という海」は終了しました。
・八束はじめ・彦坂裕のエッセイ「建築家のドローイング」(再録)は終了しました。
・石原輝雄のエッセイ「マン・レイへの写真日記」は終了しました(時々番外編あり)。
・荒井由泰のエッセイ「いとしの国ブータン紀行」は終了しました。
・森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」は終了しました。
・「殿敷侃の遺したもの」はゆかりの方々のエッセイや資料を随時紹介します。
・「オノサト・トシノブの世界」は円を描き続けた作家の生涯と作品を関係資料や評論によって紹介します。
・「瀧口修造の世界」は造形作家としての瀧口の軌跡と作品をテキストや資料によって紹介します。
土渕信彦のエッセイ「瀧口修造とマルセル・デュシャン」、「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
・「関根伸夫ともの派」はロスアンゼルスで制作を続ける関根伸夫と「もの派」について作品や資料によって紹介します。
・「現代版画センターの記録」は随時更新します。
今までのバックナンバーの一部はホームページに転載しています。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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